ジャパンカップ2011 ~いろいろ考えた編~ |  田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

 田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

   独立した娘2人を持つパートタイマー主婦です。
   ワインのこと、愛猫のこと、
   寒冷地のド田舎暮らしのこと・・
   思いつくままに。

昨年からクリテリウムが加わりイベントが巨大化。
自分では自転車に乗らない観戦だけのファンとしても、
金曜のチームプレゼン + 土曜のクリテ + 日曜の本戦
その他にもトークショーや表彰式やアフターパーティーなど、盛りだくさん過ぎて
全てを消化するにはかなりの覚悟が必要になってきました。
というか、家庭を持って仕事して普通に生活してる大人には、全てを体験するのは無理です!

アフターパーティーやサイン会などがあるのがわかっていながら
行けないというストレスは血圧上げますねぇ(普段血圧低いからかえっていいかw)

しかし今年思ったのは、そんなファンの他愛ないストレスよりも
選手やスタッフさんの方がよほど大変だろうということです。

宇都宮ブリッツェンの活動の様子などを拝見していると
地元だけにホスト的な役割を背負っている感が多分にあり
選手、スタッフ、ボランティアで関わっているサポーターの皆さん、
それぞれがめいっぱい動きまくっているようで
こんなに働いていて大丈夫なの?と心配になるほどでした。

ロードレースのチームなのだから、選手にはレースに集中させてあげたいし
闘った後にはゆっくり休ませてあげたい。
サポーターさんだって、ボランティアはあくまでもボランティアなのだから
無理のない範囲で働いて観戦を楽しんでもらいたい。

自分は何もお手伝いせず観戦したクチなので偉そうなこと言えませんが。
頑張ってらっしゃるサポーターさんには申し訳ないと思いつつ、
無理をして悪感情を抱くような事態は避けたいので
万全の体勢でサポートできるようになるまでは
軽い気持ちで活動に参加することは控えよう、
今自分が出来ること(微々たる金銭的支援と出来る範囲での応援)だけやろう、
と思っているので何とぞご容赦下さい。

ジャパンカップがチームプレゼンを加えクリテも加えてどんどん巨大化し、
チームも応援ツアーやアフターパーティーを含めレース以外でのサービスを充実することで、
ファンが受ける恩恵が増え自転車界が盛り上がっていっても、
その陰でものすごく大変な思いをする人がいるのは嫌だなぁ。

それに、これはおまけだけど
ロードレースのこと全然わからないままスタッフとして駆り出され
休日出勤だよかったるくってしゃーないよと言わんばかりに
観戦客に居丈高に対応する市職員とか見ると、ガッカリします。
「自転車の町」としてやっていこうという宇都宮なんだから
自転車を媒体にして皆が気持ちよく楽しくなれなくちゃダメじゃん、
などと思ったりするわけです。

開催20年を迎えたジャパンカップだけど、
まだまだ改善の余地あり、発展途上という感じがします。
知恵と力を出しあってもっともっといい大会になっていくことを願います。