最初はドイツ産の甘い白を飲んでたけど
ここ数年で赤に目覚めて
主にスペインやイタリア産の安旨赤が続いている。
いかに安価で美味しいワインを見つけるか!?
っていうのが楽しいのよ~。
しかし最近心境の変化が。
超がつくほどワインが好きの職場の上司Hさんに
譲っていただいたシャンパンを飲み
彼の書いた本を読んでからというもの。
初めてのシャンパンは美味かった!
シャンパングラスなんて持っていないと言ったら
Hさん、グラスをプレゼントしてくださった。
グラスもとても大事なんだって。
そしてHさんの書いた本を読むと目からウロコ。
その本には、ワインに関する軽いウンチクと
実際にご自分が飲んだいくつものワインと
そのときのエピソードが楽しく書かれていて、
Hさんがワインそのものではなくて
ワインを飲む体験まるごとをとても大事に
していらっしゃることがわかる。
(本を紹介したいけど、身バレしちゃうので秘密。
・・楽しくてわかりやすい良書なのに~悔しい!)
更にHさんは
大事なのは値段や銘柄なんかじゃなく
好みや状況や料理に合わせて楽しく飲むこと!
と断言してくださっているではないか。
年季の入ったワイン好きさんて、なんとなく
高いワインしか飲まなくて難しいこと言う
ってイメージあるじゃない?(私だけ?)
Hさんのような「ワイン通」と
私のような「単なるワイン飲み」との間には
高く厚い壁がある!と思ってたけど、
Hさんの本はそんな妄想の壁をブチ壊してくれた。
高尚ぶりたいヤツには勝手にさせとけ!
好きで美味しく楽しく飲むのに
通も素人も値段の高低も関係ないぞ!と。
今まで私は、値段の問題だけじゃなくて
フランス産のしっかりしたワインは
辛くて渋くて自分の好みには合わないだろうな
と先入観で手を出さずにきたことが
なんだかもったいな~とも思えてきた。
まだまだおっかなびっくりで
高額ワインにはそうそう手を出せそうにないけど
少しずつフランス産や格上のものにも
挑戦してみたいなと思い始めているところ。
飲み方も少し変えようかなと。
今までは、栓を開けたら
その日のうちに飲み干すスタイルだったけど、
半分残しておいて翌日にも飲むようにして
時間を経ての変化も楽しんでみたいなと。
(やはり激安ワインではそれはできないだろうね)
この世にあるワインの数は天文学的で
更にいろんな楽しみ方があり
ハマりだしたら深くて広く果てしのない世界。
ワインの世界を死ぬまで楽しめたらいいな。