「いつも心は晴れの日に」

こんにちは、sanaです。


私は、できるだけお薬に頼りたくないと思っているママが

つながれる場所をつくりたいと思っています。

なぜそのように思ったか。

これは私自身の子育て経験からきています。




私には2人の子がいます。(17歳女子、11歳男子)

17年前に1人目を出産し、退院後、夫の実家で少しお世話になり自宅に戻った時、

「この空間には私とこの小さな小さな子だけ。

果たして私はこの子を守っていけるのだろうか。」

と途方に暮れた、あのときの不安な気持ち、今でも鮮明に覚えています。


あれから新米ママとなった私はわからないことだらけなりに、

必死に子育てしました。

自然療法という世界を知りませんでしたので、

子どもの肌にブツブツができたり、コホンと咳をすれば

敏感に反応し、病院に連れていき、せっせと薬を塗ったり飲ませていました。

予防接種もスケジュールをきっちりたててほぼすべて受けました。


ある日、咳が少し出る我が子を病院に連れていくと、喘息気味、と診断され

毎日の吸入と薬が始まりました。

しばらくして、元気なこの小さな体に薬漬けの生活は本当に正しい選択なのか。

疑問がわき始めました。

元気な時は薬をやめてみようかな、と勝手にやめてしまい、また

少し咳が出ると病院へ。

お母さんの判断で続けないからこうなるんですよ、と先生に注意をされました。

私がいけなかったんだ、と反省し、薬を再開。

でも元気になるとまた疑問がわく。


これを繰り返していたように思います。

ネットで調べる、ということを少し知り始めていた私はこの頃から

疑問を自分で調べるようになっていました。

そこで出会ったのが自然療法という世界でした。

人には自分の力で元気になろうとする自然治癒力というものが

そなわっていることを知り、精油は香りを楽しむだけでなく、

医学的にも活躍することを知りました。


そして、アロマ、クレイ、ホメオパシーを学び、

思い切って薬と吸入をやめることを決意しました。



そこから順調にいったわけではありません。

2人の子どもが成長する中で、いろいろな経験をし

葛藤もありました。

絶対薬を使わない、とがちがちになり

肌の痒みがつらい我が子を前に、ゆれにゆれた

こともあります。



そして時間と共に

薬は絶対に使わない、病院には絶対に行かない

ではなく、

できるだけ薬に頼らない、という

考えが確立していきました。

心に余裕もできました。

そうなれたのは、具合が悪くなりそうな時、

なった時に薬に頼らないでしのげる方法を

知ることができたからだと思います。


子どもにとって、何よりのお薬はママの

「だいじょうぶだよ。」

という言葉です。

自信を持ってその言葉を言えるように、

ママ自身が自信をもっていなければなりません。

それには、できるだけ多くのつえ(薬に頼らずに

つらい時間をしのげる方法)を持つことが

とても大事だと思います。


私は身近に同じような考えのママ友がいませんでしたので

少しづつ、そのつえを増やして自信をつけていきました。


今振り返ると、あの頃同じ思いのママ友と語り合える機会が

あったら、もっともっと心強かっただろうな、と感じます。


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