今日のポコは昨日より悪くはなっていないと言うレベルなので、今日のブログは、福島原発事故の国会事故調の報告について、菅前首相に一筆。


前略 菅直人 様


 あの事故対応で、あなたの唯一の功績は、東電の全面撤退を阻止したことと言われていました。ところが、先の国会事故調の報告では「菅首相が東電の『全面撤退』を阻止した事実は認められない」と断定しました。これに対してあなたは、自身の公式ブログで事故調の報告は事実と異なると言い、海江田経産相と枝野官房長官の2人の閣僚が感じたこと・・・東電が『全面撤退』を申し出ている・・・が、正しい理解であると今でも言い張っています。それも、わざわざ太文字にして。そこで、川柳を1句進呈します。


 「太文字で菅氏のブログ 字が自賛」


 太文字にしたのは品がないと思ったのか、今朝見たら普通の文字に修正されていましたが。そして、第1原発と東電本社などを結ぶテレビ会議の録画映像を公開するよう迫っています。「歴史の評価に委ねる」とおしゃったあなたですから、1年にして唯一の成果を否定されれば、言い訳、弁解、自分の正当性を主張したくなる気持ちも分かりますが、未曾有の危機に瀕したときのリーダーとして、あなたは致命的な失敗を犯して、それに今尚気付いていないところに、あなたは、危機におけるリーダーとして相応しくないことが分かりました。


 あなたは、震災の翌朝、事故対応の最中に現地視察に出掛けています。これも色々批判されています。ただ、現地に対策本部を置き、あなた自ら陣頭指揮するなら、それも良かったでしょう。そうしなかったあなたは、「現場の人の名前と顔が一致したのは、後々の事故対応の役に立った」と自己弁護しています。本当にそう思っているとしたら、あなたは自分では気付いていないアホです。あなたは、原発の吉田所長の顔と携帯番号を知りました。顔を知ったと言うことは、どういう人間であるかも含めて知ったと言うことでしょう。


 そして、「東電が『全面撤退』を考えている」と2人の閣僚に海江田経産相と枝野官房長官から聞いたとき、あなたが真っ先にとるべき行動は、東電本社に怒鳴り込みに行くことではなく、現地視察で顔と名前が一致した現場責任者の吉田所長に携帯で直接、ことの真偽を確かめることだったと思います。それをせず、いきなり東電に乗り込んで、あなた方夫婦喧嘩より小さな声で怒鳴り散らしたのは、震災翌朝の現地視察の意味と現場で命懸けで事故対応に当っていた吉田所長以下の信頼を全て台無しにしてしまいました。


 現地を結ぶテレビ会議で、吉田所長が『全面撤退』を申し出たのであれば、録画映像の公開を要求するのは理解できますが、事故調の見解からすると、そういうことでもなさそうなので、仮に録画映像が公開されれば、あなた自身の墓穴を掘ることになると言うことに、お気づきになりませんか?


                  早々