先月、水戸へ行った際に
久しぶり(コロナ禍前ぶり)に会う事になった友人が、美味しい鰻をご馳走してくれる
ということで連れていってもらいました。
水戸って鰻が有名なんですって。
全然知りませんでした。
車から降りて門構えにビックリ
鰻屋さんというより、料亭?
ちょっとはしゃいで写真撮影
扉を開けて入ったら
広い玄関に女将さん達が三つ指ついて
お出迎えしてくださり
そこで、単なる鰻屋さんじゃない!
と確信しました。(良い意味で騙された感)
案内して頂いたお部屋には
床の間に絵画と生け花
そして掘り炬燵式の机で
これは何時間でも寛げる空間
(全室個室だそう)
お料理は言うまでもないのですが
最初から凄いなぁ〜と感じたのは
おもてなしの作法や身のこなし方、
会話もほれぼれするほど完璧なこと
女将さんだけでなく、
担当下さった全ての方が、です。
友人がこっそり年齢を教えてくれたのですが
女将さんだけでなく、皆綺麗な人ばかりで
美の秘訣を聞かなきゃいけないねって
話をしていたのでした。
若くて綺麗、健康なのは当たり前。
自分達よりずっと先輩なのに
あんなに素敵に年齢を重ねられること、
そして元気にイキイキとお仕事をされていることに
憧れの想いを抱きました。
ヨーロッパに行くと必ず感じることですが
一人前の女性として扱われるのは
ある程度の年齢を越えてから。
日本はいつになったら変わるのでしょう
こうやって、輝いている歳上の女性を身近で拝見すると沢山の希望を持つことができます。
友人は、やっぱり美味しい鰻を食べてるのも大きいんじゃない?と言っていましたが
絶対にそれだけでは無いと思っています。
お料理と”私達の雰囲気に合わせて”と
チョイスして下さったのはシャンパン🥂
会話が弾んで、お料理の写真は
かなり撮り忘れました。
お造りやら、白焼やら…
右端に写っているのは鰻の骨!
これがまた美味しくてお酒と共に
食べるのが好きなのだとか。
こちらも美味しくて病みつき〜
なんだか沢山出てきた後
次はお肉とのこと。
お肉に合わせるお酒は如何いたしましょうか?
と聞かれ、
牛肉なら、やっぱり赤ワインかなぁ?
なんてちょっと呟いたら…
めちゃくちゃ良い香りのワインが出てきた
グラスを回すと更に良い香り〜グルグル
口に含んでも勿論なんとも言えない味わい!
あまりワインに詳しくない私でも
とっても美味しいと感じるこのワイン🍷
rindo 2020 ケンゾーエステート
その場で気になって調べてみたら
なんとヴィンテージオブイヤーの高評価を取ったワインだった。
2本目という事で、フルボトルではなく
ハーフを用意して下さっていたのも
後から女将さんの計らいだったと知り、
何処までもその細かな配慮に感心したのでした。
手が届かない程高くは無いので
もし見つけた際には是非味わってみてください
最後の最後に、もう終わりだと思っていたら
なんと鰻重ががっつり出てきた
(勿論ご飯の量は減らして下さっていたのですが)
お腹がはち切れる寸前
一晩でこれだけ食べるのは勿体無い気がしたのは
普段ご馳走を食べ慣れていないからでしょう
怒涛のリサイタルツアー中、違う友人から、
なんかpocoさん元気ですよね〜と
言われたのは
最初にこの鰻コースを食べたせいなのかも?しれません。
それに加え
素敵な場所には
素敵な人と
素敵なものが集まる法則
そこから貰えるエネルギーも
またひとしお。
ってことなのだと思います。
さて。また頑張って働きます!
poco