昨年秋に入会のNちゃん・・・
指も指番号通り動くようになり、力がついてきました。
一時、お母さんが練習の際に怒ってしまい、テンションが下がってしまったことがあったようですが、今は、元気いっぱいです。
「ママが、ピアノでNちゃんを怒ったりしたり、先生に言いつけてね。先生がママを怒るから・・」と、約束。
最近は、おうちでの練習にお父様も応援してくださっているそうです。
とってもいいことですね。
みんなで応援、みんなで楽しむこと・・です。
保護者の方から、「親がどこまで見てやればいいのでしょうか」というご質問をよく受けます。
全く放任でも、またその反対でも困ります。
心掛けていただきたいのは、先生(私)とのコミュニケーション。
どうしたらいいか、保護者の方が、遠慮なく先生に聞いてもらえる関係づくりも大切です。
親御さんは、あまり口出さないこと、お子さまに注意するのではなく、応援すること、共に楽しんでいただくことです。
間違っていると、すぐ口に出してしまう(・…あるあるですが・・・)、何回か間違って弾いていたら、
「もう一回、楽譜見てみようか・・・」
等・・の声掛けを・・・
「その曲、懐かしい・・・」
「その曲いい曲ね・・・・」
など、お子さまがやる気が出る声掛けは山のようにあるはず・・・
お決まりのように、
「練習しなさい」
「間違えないで・・・」
等、言わないように・・・・
また、譜読みもゆっくりやっているのに、横から口を出さないこと・・・
自分で譜読みするのが、面倒になってしまい、ある年齢になると、曲は弾けるのに、最初の譜読みが出来なくて嫌になってしまう・・・そんな現象が起きてしまいます。
譜読みに時間がかかる子、さっと弾ける子、時間はかかっても音楽的に弾ける子、さっと弾いて、もうできたと思ってしまう子・・・様々です。
でも、共通した目標は、音楽を素敵に、音楽的に、美しく弾く事・・・そこまでに道のりに時間がかかってもかからなくても、ゆっくり見守ってあげないと、目的を達成できません。
おおらかかに・・・ 音楽用語では、「grandioso 」ですね。
HP ピアノ教室 ポコ ア ポコ → → → ★★★
お問合せ → → ★★★