バレーボールについて久々語るよ | 適当日記

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徒然とした日常や、一人旅、ポケモンGO、時事ニュースへの持論など、書いていきます。

公式youtubeのハイライトだけですが、男女ともバレーボールの国内リーグの試合、見ています。

オリンピックの直後のリーグとなり、各チームのメンバーが替わっていたり、変わらず主軸になっている選手がいたり。

外国人選手はどうか?

チーム状況はどうか?

そんな視点も持って見ていますが、今季は大きく変化しているチームや選手が多い印象を受けます。



特に気になるのは、来年からの日本代表がどうなっていくのか?という所。

リーグはその選考の場ともなるわけですが、男女とも監督も変わりますし、五輪後という事で、どういう選考になるのかは分かりません。


ですが、そこを考えながらリーグを見るのも醍醐味の一つです。

どの競技でもそうだと思いますけどね。




代表争いと言う点では、男子は高橋健太郎選手、女子は、関菜々巳選手を個人的には推したいです。

どちらも東レの選手だけど、東レ推しというわけではありませんよ(笑)

両選手とも、五輪の選考からは最終で漏れてしまったわけで、言わば、大舞台を目前に悔しさを味わった選手です。



高橋選手の場合は、本当に紙一重の差で落選したわけで、枠がもう一つあれば当然入っていた選手。

それだけ男子のミドル争いは熾烈で、誰も落としてほしくないくらいだったのですが、そこから唯一漏れてしまったのが彼になります。

実力の差が明確で落選に至るならまだ諦めもつくでしょうが、彼の場合、スパイク力はミドルの中では一番世界仕様で力があった。

何故落選したかとなると、ネットでも散見された通り、サーブだったのかな?と感じます。

一人だけジャンサで、攻撃力としてはいいけれども、いかんせん効果率が低過ぎた。

フローターに切り替えていたら……

それだけ、4人の候補の中ではサーブがネックとなっていたのは確かです。



だからでしょう。

今季、彼はジャンプフローターに切り替えてきました。

ジャンサよりも、効果は出ているでしょう。



そして、落選がいい発奮材料となっているのでしょう。

スパイクは絶好調、ブロックも、これまでと比較してポイントも取っているようです。

元々スパイクはパワーも高さもあるので国内屈指ですが、ブロックが物足りなかったのは否めませんでした。

ですが、ハイライトだけで見てても、決定本数が増えた事と、サイドへの寄りも早くなったように見受けられます。

このまま好調を維持すれば代表入りはするでしょうが、彼の不安材料として、ケガが多い点が挙げられますので、そこは気をつけて欲しい所。




女子の関選手も、東京五輪は最終で落選。

ただ、彼女の場合、落選はある程度既定路線でした。

監督激推しの籾井選手は、代表経験のないルーキーで、そこが決定となると、前回大会を経験している田代選手を選ぶのは、監督心理としては当然の事。

それに、籾井・田代選手の技術が特に優れているという印象はないのですが、2人と比べると、彼女のトスには何か足りないように見えたのは事実。

僕もセッター経験が少しあるから分かるんですけど、これって、もう精神的な所に入ってくるんですよね。

アタッカーとの相性もあるにはあるんですけどね。

まぁ、、外から見てる側としては、事前大会のVNLでもほとんど起用されなかったので、そこまで言える判断材料もないのですが。



そういう意味では、監督の心を動かす“何か”を持ち合わせていなかった、という事。

勿論本人もアピールはしていたでしょうけど、ここはチームの方針とか、チーム競技なので相性とかも関係してくる出前、不運な面もあると思います。



ですが、今季リーグを見ていると、『すごく安定したな』という印象を受けました。

まず、バタつかなくなった。

以前は、焦っていたり、際どいボールを捌く時の動きが良くなかったシーンが結構見られてました。

それがボールにも乗っかって、トス質にも影響が出てる場面があったのですが、それが無くなった。

バタバタしそうなボールも、きちんと間を作って、アタッカーが打ちやすいような優しいトス質になっているように感じます。

チームの主軸メンバー構成も結構変わっている割に、リーグでも現時点で上位に位置付けていますが、彼女の力が大きいように感じています。

高橋選手同様、五輪落選がいい方向に作用しているようです。




東京五輪は、チーム力の無さが露呈されました。

監督が変わり、真鍋さんが復帰します。

正直、女子は厳しい現状になっていくと思われますが、まず真鍋さんに外して欲しくないのは、『セッターの固定』です。

毎年毎年あれだけ変わるような選考はしてほしくない。

今回男子が躍進したのも、いいアタッカー陣を揃え、早い段階で主軸となるセッター2人をある程度固定した事が大きかった。

五輪の女子の終わり方と、それまでの4年を振り返っても、やはり、セッター選考は最重要事項。



そんな中で、年齢的にも中堅になっていくだろう彼女は、その争いの中心になっていくんだろうな、と、今リーグの姿を見ていて思います。






チーム単体で見れば、女子のPFUが台風の目と言うか、見てて面白い。

昨シーズンまでは中堅より下、といった印象があったチームでしたが、経験豊富な選手の移籍加入や、何と言っても、大砲・メリーサ選手が加わり、補強と強化に成功しました。

型にはまれば、上位チームも食っていきそうですし、乗ると、やっぱりメリーサ選手はすごいわ。

人間的にも成長の跡が感じられるし、これで本当に帰化して代表入りなんかしたら、救世主になるでしょうね。

レシーブとかつなぎもそんなに悪くないし、まだ19歳であれだけやれてれば、今後が怖い!!(笑)




と、久々にバレーボールで熱く語りました。


いや、ホント、面白いのよ。

もう同世代の選手なんて数える程しかいなくて、ほとんどが10前後も離れた選手達ばかりで、なんか、それが逆に心地良くなってきた( ´ ▽ ` )