莫大な犠牲や費用の問題、人の問題。
多々あることは承知しつつですが、それでもやはり、今はやるべき時でない。
そう判断してくれて、本当に良かった。
ホッとしています。
この決定により、一番気がかりなのは、出場する“選手”自身です。
特に、ベテラン選手や、出場が内定している選手。
ベテラン選手の場合、まず体力的な面で、あと一年程度持ちこたえられるのか。
そして、モチベーションと、その体力的な所がバランスよく維持できるのか……
僕は今、34歳。
スポーツ界で言えば、確実に、その“ベテラン”枠です。
言い訳したくないけど、やはりもう体は若くないわけで、同世代の選手達が、鍛え、五輪を目指す姿というものはすごいと思うし、勇気にもなります。
自国開催を“選手”として迎えられる最初で最後のチャンス……
あと４ヶ月後に照準を合わせてきたはずですから、この延期がどう選手生命に影響するのか……
心配です、やはり。
そして、何より内定選手ですよね。
せっかく内定しているのに、あと一年の間に、選手選考がやり直される競技も出てくるでしょう。
その事で仮に落選なんて結果になってしまったら……
やはり、気の毒です。
できればそのまま、若しくは優遇という形になってくれるならいいんでしょうが、スポーツでは、それが叶わない事もままあるわけで……
ここについても、各競技、注目したいです。
特に、柔道はほぼほぼ代表選手が内定していますが、どうなるのか気になります。
柔道ほど、代表になることが難しい競技はないでしょう！と思うほど、争いは熾烈ですもんね。
女子なんて、連続出場はたったの一人ですから(-_-;)
とまぁ、つらつらと述べましたが、やはりまずは、日本も、世界も、この苦境を早く乗り越えられることを祈ります。
ここにきて、日本も地域によっては、大変な事態になりそうな雰囲気が強くなってきました。
そんな事態になっても、動揺せず、自分の身は自分で守れるように、肝に命じていきたいところです。