こんにちわ!
今日は、待望のエスパルチェット(英名: Sainfoin, 和名: イガマメ)のはちみつができたということで
カラコル市内のテントリアムという企業の経営者アスカット・バイケを訪ねてきました。
このエスパルチェット、キルギスでは栄養価の高い牧草として広く栽培されており、
先月6月中旬にはイシククリ州をドライブするとエツパルチェットのピンクと菜の花の黄色の絨毯が
あちらこちらで見られ、目を奪われたものでした。
お目当てのはちみつは、エスパルチェット(まめ科特有?)の油がふくまれているらしく
白濁しています。
お味のほうはといえば、癖のない食べやすい味。パンにつけても、あるいはこちらの人がよくやるように
お茶に砂糖代わりに入れてもいい感じです。
アスカット・バイケはイシククリ州の養蜂家組合の会長をする一方、過去に蜂を使った診療所を
開いたり(現在は休業中)、タクシー会社を経営したり、なかなかのビジネスマンです。
店舗の裏手にあるワークショップもみせてもらいました。
はちみつ精製の作業場、見学時には作業が行われていませんでしたが
整理整頓、清潔に保たれていて、個人的にここのはちみつを購入している身として一安心。
二階は大きなガラスがはめられ陽がさんさんと照りつける、格好の乾燥室となっています。
乾燥室で説明をしてくれるアスカット・バイケ
ここでは、現在フルーツティーの材料となる予定の花の中心部分が乾燥されているところでした。
「体にいいんだよ」とつまんで口にほおりこむバイケ。
わたしたちも恐る恐る試しに一口もらったところ、かすかな甘みが。
乾燥中の花の中心部分
今後りんご等の収穫時期にこの乾燥室がフルーツの香りでいっぱいになるところを想像すると、
どんなフルーツティができあがるのかワクワクしてきます。
このほかにも、パスティラというシート状のドライフルーツも作る予定で、機器をそろえているところとか。
キルギスでよくみられる海外援助団体からのサポート等に頼るのではなく、
自力でビジネスの拡張に取り組んでいる様子でした。
わたしもパッケージやラベルの面でサポートさせてもらいます、と約束。
魅力的な商品に仕上がる様、がんばります!