こんにちわ!
ビシケクから帰ってきて早々の一村一品のオフィス、トラブル続出です。
トラブルが発生しているのは、現在進行中の極秘プロジェクトM。
連日発生するトラブルに、日記をつけているぐらいです 苦笑
先週はジェティ・オグス県バルスコーン村のソズ・エジェの羊毛をふんわりとさせる
その名も「ジュンチチカンマシーン」と呼ばれる機械とその周辺に次から次へと問題が発生しました。
バルスコーン村の修理屋さんが点検中
簡単にまとめると:
・機械を動かす電気回線が足りず、1回線から3回戦に増設(この間作業できず)
・助っ人を申し出てくれたアクスー県のジャーマットの機械が大きいタイプのもので、ソジュ・エジェ確認後ダメだし(この間も移動等のため作業できず)
・頼りのイシククリ県のケンチ・エジェの機械も故障、修理のためトクモク村に移送(当然作業できず)
結果的に、作業に5日の遅れが発生してしまいました。
さらに、なんとか準備した羊毛20kgを丸一日かけてトン県のジャーマット10件に配った翌朝、
ソジュ・エジェの第一声:
「あの羊毛では商品作れないから回収しましょう」
どうやらあせったソジュ・エジェ、処理能力の高い大きいマシーンで羊毛をプロセスしたものの
集配後、心配になって自分で試しにサンプルを作ってみたあげくのダメ出しだったようです。
ということで、昨日は急遽一村一品スタッフ2名とソジュ・エジェ含むジェティ・オグス県担当の
隊員の計4名で、バルスコーン村に乗り込みました。
※カラコルからバルスコーン村まで車で片道1時間強かかります。
結局この日の午後一杯かけて、
・同じ村内で交渉・修理をしてジュンチチカンマシーン2台を確保
・ソジュ・エジェの羊毛プロセス手順を別のジャーマットに説明
・イシククリ県のケンチ・エジェに羊毛を届け、修理済みの機械での処理を依頼
と、ソジュ・エジェの1台の機械に頼る体制から、4台に処理を分割することでリスク分散を図ったのでした。
大丈夫か、プロジェクトM?!
まだまだトラブル発生は続きそうな雲行きです。
ところで来週はいよいよ一村一品プロジェクトの継続如何を決める日本からの調査団のイシククリ州入りと、
イシククリブランド選定委員会、一村一品組合会議、そしてカラコル一村一品ショップの新装開店の
オープニング・セレモニーが控えており、そちらの準備も着々と進んでいます。
いやはや、どうなることやら。
それでは今日はこの辺で。
ジャクシ エサラグラ!