プラスチックの海 | 温故知新 YEBISU NOTE

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 大量消費社会の現在、当然ながら廃棄物も大量にでる。そのゴミが行き着くところは、、、海


世界中の海でプランクトンより多く見つけられるのは、プラスチックごみ。今や世界中で年間800万トンのプラスチックごみが海に捨てられている。


海に捨てられるというたわけでなく、川などから海に流れ込むというのが、由々しき事実ともいえる。


 ペットボトル、コンビニ袋、ファーストフード店などのプラスチック容器、、、消費社会の末端は今やそのその華やかな消費社会の主役たちであり、一方で、地球の未来に環境破壊という暗い影を投げかけるヒールな面ももっている。

 魚や海鳥の死体を解剖すると、体内にいくつものプラスチックごみが蓄積している。最大234個のプラスチックごみを含んだ海鳥がいたほどである。


 さらに、マイクロプラスチック=コンビニ袋などのプラスチックゴミが紫外線やら波に砕かれたりして、5ミリ以下の極小プラスチックになったりする。これは、破片以上に簡単に魚などの体内に入るはずだ。ということになると、食物連鎖で上位にくるものにとっても危険だし、当然、人間にとっても危険なことだろう。


海が汚染され、海洋生物も汚染される。地球はもちろん、そこに棲息する全ての生物にさえ影響するだろう。


そういう、非循環な社会にしてしまったのは人間である。


便利さや表向きの楽しさを追求するあまり肝心の自分たちが住む星を破壊しつづけている。


まあ、それは、プラスチックごみによる環境破壊にかぎったことではないのだが、


個人としてできることは、出来るだけコンビニ袋とかペットボトルのゴミをださない。しっかりとリサイクルを!


そして、ファーストフード店やコンビニ、カフェなどで、プラスチック製品にかわるものを要求していくなどのこともできるだろう。


プラスチック製品は、腐って跡形もなくなってしまうことがない。


それだから、やっかいなのだ。個人としてのレベルだけでなく、企業や自治体にはたらきかけてゆきくことも大事なのかもしれない。



しかし、暑い日々が続きます。地球温暖化に、プラスチックゴミ、、地球環境は確実に破滅にむかっている気がします。