南河内万歳一座 新・あらし | 温故知新 YEBISU NOTE

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1985年扇町ミュージアムスクエアが出来た。バブルの時代、大阪ガスの土地有効利用だったか、80年代、90年代の関西小劇場演劇の拠点となり、21世紀を迎えた頃、その役割を終えるように閉鎖した。大阪ガスから出向した方々も劇団新感線、そして南河内万歳一座など80年代関西小劇場をリードした面々との交流でむしろ演劇プロデュースの世界にどっぷりと浸かっていたという。


自分も約40年に渡って南河内万歳一座の芝居を見続けたことになる。主宰の内藤裕敬は当時からずっと、脚本・演出を担当し出演もしている。今や母校大阪芸大の教授でもある。当初は唐十郎の「蛇姫様」が第一回目の上演で、唐の影響を受けていて、その路線もよかったのだが、東京の唐十郎、大阪の内藤というイメージは感じられる。といっても、内藤を初め、初期の万歳一座の主力は、何故か、東京及び首都圏出身者でしめられていた!こう言ってはなんだが、東京くんだりからわざわざ大阪芸大に来るという段階で「何かを持っているのでは?!」という気がしてくるwww


 40年といっても全然観てない期間が何年かあったりしての話しではあるが、かなりコアなファンではあると思う。当然ながらファン層も高齢化しつつあるのだが、

関西地方の高校生などにも働きかけたり、内藤が大阪芸大で教鞭をとっているということもあり、若いファンも見かけるようになっているようだ。劇団員も、内藤に加え、鴨鈴女、荒谷清水といった大ベテラン意外は彼らの子供といっても通用するようなメンバーも増えてきつつある。特に今回は、正式団員ではないようだが、若くていきのよさそうなメンバーが沢山出演してて、頼もしい感じがした!ストーリーやメッセージも非常に分かりやすく、楽しむことができた。劇団自体は本年はこれ一回きりで、次の公演は来年になるらしいが、時代を掴みとり、今後も十分続いていく劇団だと思えた。→しぶめの演劇人でこの劇団を支持する人は多い。宇梶剛士、木野花、渡辺えり子、高橋克美、八嶋智人、松村雄基、小川菜摘(ダウンタウン浜田の奥さん)などがそうである。


そのあたり、やはり、この劇団=南河内万歳一座は一味違う、、、

違いが判る男女のための劇団だw