ジム・ジャームッシュ監督の5つのオムニバスが一本の映画に。
所謂ロードムービーであり、同じ時間に起こるLA・NY・パリ・ローマ・ヘルシンキ5都市での、タクシー運転手と客の会話でそれぞれの人生が見えてくる喜劇
全編各々面白かったが、なんとなく、日本でよく見かけるコント集とか星新一のショート・ショート小説に影響を受けてるように思えた。ジャームッシュ監督は、つい最近、東京を舞台にパーフェクトディズを撮っていて、やけに日本の日常に詳しいように思えたが、こんな作品撮れるくらい日本に詳しいし、30年前のこの作品も日本のコント番組とかから影響を受けたのではないだろうか?などと思うのは俺だけかなw
特に一本目のロサンゼルスのウィナノ・ライダーが扮したタクシードライバーが面白かった。
4本目のローマでは、ロベルト・ベルーニのイタリア男が騒々し過ぎるが、この後、ライフイズビューティフルで再び騒々しい男を演じてアカデミー賞俳優になっているのだった。