温故知新 YEBISU NOTE

温故知新 YEBISU NOTE

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 東京都知事選挙、東京のことなどよく知らないのだが、小池百合子の当選は当然過ぎる結果である!というよりも、まさか、蓮舫が逆転するなどあり得ないこととは誰もが思っていたとしても、、それでも、次点は蓮舫だと思っていて、あとは得票数がどれだけ?

と思ってたら、なんと次点は蓮舫ではなく、広島から来た無名候補、、

というか、隣県に世間を騒がせている市長がいることは知っていた。ただ、自分が思っていたのは、当事者である石丸伸二安芸高田市長は改革者であるがため、既成の地方政治家からは、かなり疎まれているということであった。


 この作品、「つぶやき市長と議会の掟」とは、2020年、自民党の河井克之、案里夫婦による選挙違反(買収)は、日本中を騒然とさせたが、その事件に関わり市長は辞任。出直し選挙で、メガバンク行員だった石丸伸二氏が当選。

 当に颯爽と地方政治にデビュー!既存の議員で構成される議会とは、常に対立、、、、

 斬新なアイデアはことごとく議会に潰される、、、


 以前から注目していたこの人の

「人となり」を徹底的に映し出す。個人的には、非常に魅力ある人物のようには見えた。しか~し、一方的過ぎて、守旧派からはとてもじゃないが理解を得られない。それならばとツィッター(X)を発信して、一般人からは絶大なる人気を得る。なんか、アメリカの前大統領みたいだ!!!


 常に、議会と対立ばかりしてた様子が描かれる。議会側を観てると、今までの掟=政治的ルーティンを可もなく不可もなくやり続けていこうとするようにしか見えない。それで、市長の方を観てみると、いろいろ、変革を考えているのはよく判るのだが、それが、自治体のために非常に有意義なことをしようとしているのかどうかはよく解らない??ただ、非常にエネルギッシュな改革者であることは十分に感じさせてくれる。


結局、4年間のアグレッシブな試行錯誤の結果は、単に議会との軋轢のみが目立った感じ。しかし、全住民に大きな政治を考えるという意識を持たせたことは大きな功績なのかも。


 京大出身で、学生時代にやっていたジャグリングが特技、トライアスロンや市民マラソンにも積極的に参加するスポーツマンでもある。


しかし、そういうパフォーマンスが先行してるような感じもある。


たった一期で市長を辞して、東京都知事選に立候補するなどとは、思っても見なかったのだが、やはり、パフォーマンス先行にもかんじられる。おそらく、今後も国政なり地方政治なりには挑戦し続けるだろうが、政治家としては、ワンマンだし、どういう政治がしたいのかも見えてこない。といっても、もし、この人の選挙区に住んでたら、多分この人に一票を投じると思う、、、


しかし、政治家としては、?????な印象も大きい。

映画を観た限りの話しであるが、

既存の政治をぶっ壊しても、そのあとの方向性がホント、見えてこないのだ