この数日間、病気で完全にダウンしていて3日間ほどだがネットもほとんど利用しておらずすっかり情弱になってる気がする。
これは正にネット依存という現代病だ。w

さて、先週のニュースと言えばNew iPadとSiriの日本語対応だ。

New iPadは重さ厚さでは退化したけど、10インチクラスのタブレット買うなら値段的にもこれ一択だよなと思わせる品ですね。
Androidタブレットは今後も格安路線ぐらいでしかヒット機を出すのは不可能でしょう。
仮に、次のiPadが薄さと軽さも改善してきたらタブレットと言う単語=iPadとしても良いと思います。

さて、自分が取り上げる話題は待望と言われてたSiriの日本語対応についてなのだが
発音の不自然さは愛嬌と言うことにしておいても
今現在の音声コマンドというのは様々な理由で使える様で使えない。
特に日本人にとっては国民性の問題もあり使い勝手が悪い。

まず、Siriでも他の音声コマンドでも呼び出すという作業が微妙。
スタートレックの様に"コンピューター"と話しかけると応答を開始するなら便利だが
受け答えするのに、本体を弄る必要があるのはなんとも微妙だ。
天気を知るにも、Siriを立ち上げる操作をしてから尋ねるなら
天気予報アプリをタッチする方が手っ取り早い。

そして日本人はとことん静を愛する国民であり、電車の中で通話すことは非常識で映画館で上映中に食べ物をかじる音すらマナー違反となる国民性だ。
仮に一人で入った飲食店などでSiriを利用して声を発すれば、周りからキモいヲタがいる目線を食らうこと間違いなしです。

メールの文章作成とかも音声入力って本当に微妙なんですよね
初めから文章が決まってれば、すらすらと言えるけど決まってないと 言葉に詰まってあ~っえ~っとみたいに固まってしまう。w
でやっぱ、手打ちで文面考えながら書こうという結末に。

認識率は高くても漢字の誤選択はどうしても避けられず、修正するのに結局手打ちで修正になる。
そして、これを忘れてはいけないのが絵文字と顔文字だ。
一言 ”おはよう” と書くだけでもおはようの前後に一つの絵文字が付いてないと
違和感を感じるというか、なんか冷めた応答といった印象を与えるもしくは受けてしまう。
そんな現代日本人にとって、音声入力でメール文を書いても手直しが必須なのである。

音声コマンドの類いは出始めは面白がって利用するけど
今の技術レベルだと結局は手動の方が早くて確実という結論に達して使わなくなるのが現実では無いだろうか?

しかし、こういった技術は日々進化していくので10年先はスタートレックの様に
街ゆく人が機械と会話するのが普通となっているのかもしれない。