『双鱗姫』の秘密 其の壱〜櫂〜 | PocketSheepS稽古日記

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PocketSheepSは、2006年に演劇集団キャラメルボックス俳優教室出身により結成。”世界のどこかで起きているかもしれないファンタジー”を描く。

こんばんは。ひつじです。

先日幕を下ろした第13回公演『双鱗姫』

お話が少々複雑だという意見もありましたので
ご覧になったお客様の記憶が新しい内に、改めて登場人物を紹介し
「なるほど、そういう事だったか」と納得して頂くのと同時に
もう一回我々の事を思い出してもらっちゃおうという企画。


なお、激しいネタバレ、さらには劇中で全く触れなかった設定を含んでおりますので
「自分の中の人物像を崩したくない」
「見損ねたので再演を期待している」
「DVDになったら観るつもりだった」
という方々は読まないで下さい。


さて、それでは始めて参りましょう。

ここでご紹介する一人目は

主人公、漁部櫂



写真の真ん中。劇団員、小泉匠久が演じました。


今回のお話は童話『人魚姫』をモチーフにしてるわけですが
櫂は原作で人魚姫に助けられる王子様にあたります。


海に囲まれた小さな国「伊蘇」の領主、漁部泉水の息子にして次期領主。
老けた 大人びた顔立ちながら、偉大な父親に対するコンプレックスを払拭できず
父に代わって国を治める自信を持てずにいるゆとり世代。

不治の病に臥せった父親を救うため、不老不死の霊薬「人魚の肉」を探しており
その調査の航海の中で海賊に襲われ、嵐の海に落ちてしまう。
それが『双鱗姫』のお話の始まり。

生まれてこの方、女性と付き合ったことはなく
ヒロインの鱗と出会うまでは女の子と手をつないだ事もなかった。
夢の中で助けてくれた人魚に一目惚れしてしまうあたり
現代に生きていたら、入院先の看護婦さんを好きになってしまうタイプ。
ついでに言うと、彼の中で女性と人魚は同じ位出会う確率が低い。


趣味は海辺に体育座りをして夕日を見る事。
特技は誰にも気づかれず、いつの間にか姿を消す事。

ラストシーンで三国の兵士から追われる事となった彼は、己の特技を使って姿を消し
その後彼を見た者は誰もいない。


ちなみに、彼の名前「櫂」は船を漕ぐオールの事。