先日、そーくんは長い入院治療を終え、退院しました。
しばらく自宅療養となりますが、徐々に普通の生活にもどしていく予定です。

そーくんは気が付けば3年生になりました。

「もうすぐ退院」と言われながら、退院するまでがずいぶん長く感じられました…。
今では入院していたのが嘘のようににぎやかな日常がもどってきました。

看護師さんへのお礼は、妖怪の絵でした。
今度はカラー作品です。
(^∇^)







「ぼく、お世話になった看護師さんに、お手紙と絵をプレゼントしたいんだ。」
自分の気持ちを表現することが苦手なそーくんが、自分から手紙をかくというのは大きな成長です。
「それいいね!」
「それで、どの妖怪を描こう…。『馬のあし』と『化け火』と『セコ』とどれがいいと思う?」
やっぱり妖怪か…と思いながら、
「『馬のあし』はやめた方がいいと思うよ…。もうちょっと相手が喜びそうなのを考えたら?天狗とか、河童とか有名なのはどう?」
「ぼく珍しい妖怪を描きたいんだよ。」

結局、『化け火』を描きました。
『傘化け』も描きました。
ママから借りた水彩絵の具で、初めてのカラー作品に挑戦です。

看護師さん喜んでくれるかなあと思っていたら、受け取った看護師さんは
「かわいい!ありがとう!」と言ってくれました。

担当の看護師さん号泣していました。

ほんとうに1年間ありがとうございました。