『セントエルモの火』(『妖怪蜃気楼』補足です)

ヨーロッパで昔から見られている、怪火。
嵐の中、船の帆柱の先などに見られた。
今は自然現象として立証されているが、昔の人にとっては恐怖の怪火以外何物でもないだろう。

蜃気楼も、セントエルモの火も、かつては怪現象とされていた。


(参考文献 水木しげる 『世界妖怪辞典』 )


見晴らしのきかない帆柱を、スクリーントーンの下に描き、上に、火の形に切り抜いた白い紙をはって表現しました。
白い紙を貼るところは、私もアドバイスしましたが、そーくんも頑張って、奥行きのある画面に良く仕上げたと思います。