
一瞬刺されるか殴りかかられるかと、血の気がひいた
後ろから来た自転車に道を譲ろうと、路肩に寄ると
10代らしき男の子と目が合った
その目がかなり怖かった
睨むとかじゃなく、言いようのない鋭さがあった
怖ぁ…と思った数秒後、彼はUターンして戻り、また私の数m後ろについた
もうこのあたりで私の心臓はドクンドクン
なながいて、朝の通勤時とはいえ、何かされたらおしまい
一度後ろを振り返り、歩くスピードをあげると、彼は私の横についた
「〆〃$@%*&℃っすか?」と声をかけられた
もう全身の毛が逆立ち、咄嗟に私は彼の手を見た
ナイフなんかあったら大変
ポケットに手を入れていたら要注意
一瞬のうちにいろんなことが頭を駆け巡った
さっきほどの目ではなくなっていたが
彼の「〆〃$@%*&℃っすか?」が理解できず
「ごめんね、私はわからないわ」と答えると、彼は走り去った
話しぶりから、少し知的障害がありそうというのは、彼が走り去る頃に理解できた
それにしても怖かった
障害のある人を差別する気など全くない
どちらかといえば、理解したいと思っている
でも道を歩いていていきなりあのような状況になるのは怖い
ほんとに世の中物騒なことが多すぎて、人を信用できなくなって
しまった自分に気づいた
子どもが小学生の時、並んで歩いてる真ん中に、30歳くらいの自転車に乗った女性が、無言で突っ込んで来て驚いたことがあった
名古屋で起きた事件の容疑者の似顔絵に似ていて、ぞっとした記憶がある
子どもに、怪しい人にはかかわるなと言われる
何で無視しないのー?と
人が良すぎるんだろうか
でも今日の場合は大声出さなくてよかった
実際危険な時に大声出す自信もないけど…