facebookとは婚活におけるエントリーシートである。
採用者(恋人候補)はあなたのことが気になったら、当然あなたのSNSをのぞき見るだろう。
「のぞかれる」と言うと、なんだか嫌な気持ちになるかもしれないが、
のぞいてもらえる段階になっただけで一つ上のステージに進んでいるわけだ。
あなたに興味を持ったから「のぞく」という行為があることを、ありがたいことだと考えてほしい。
「垣間見る(かいまみる)」という言葉も、平安時代の貴族たちが「美女」の噂を聞きつけたときに、垣根の間から女性の姿をのぞき見たことから来ている。
千年以上の時を超えて「のぞき見の文化」は受け継がれているのである。
ここで大事なのは「見られてしまった」という奥ゆかしさだ。
男がパンチラに興奮するのは、女性から「見せよう」という気持ちが出ていないときだ。
わかめちゃんのパンツに興奮しないのは、恥じらいが感じられないから。
見られてなんぼの精神が全面に出ているから。
だからfacebookからも恥じらいの匂いが感じられなければならない。
「待ってましたー!」とばかりに完璧に用意された投稿には色気がないのだ。
では、ちょうどいい艶っぽさとは何か?
それは趣味の投稿だ。
適度なプライベート感、これがのぞき見る側からしたらたまらない。
男性陣は辟易している。
パンケーキや女子会、ネイルアートに季節ごとのパーティー。
法律でもあるのかという写真構成と、テンプレートでもあるのかという文法表現。
「○○に感謝!」
「○○で幸せ~♡」
「今さらだけど○○してみた」
「念願の~」
小学生の読書感想文でももっと語彙豊かに書いてあるぞと。
これを見たときに採用者(恋人候補)は「あー他の就活生(女)と同じだな」
とあなたに2次試験への切符(デートの誘い)を送るのを止めることになる。
だって、私以外も私なんだもの。
採用者が望んでいるのは「one and only」とまではいかなくとも、
しっかりとした軸を持っている人間だ。
どうか今一度あなたのfacebook履歴を確認してもらいたい。
全てを非表示にする必要はないから、「これは痛いな」と自覚できるものだけでも
投稿範囲を狭めてみよう。
これで知らないうちにエントリー落ちしているという事態は防げるはずだ。
次回は費用対効果の高い趣味について解説するから、気になったあなたはまた明日!
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