先日の文化の日に講演会がありました。
講師は、折木良一氏
お隣の町出身で、防衛大臣補佐官、元自衛隊総合幕僚長というすごいお方で
演題は「国防と防災-我々は何を考え、備えるべきか-」
ということで、尖閣問題など最前線の裏話が聴けるかと期待していたのですが、
まぁ、なかなか機密事項は暴露する訳にはいかないようで、・・・。
その中で、防災についての余談で「確かに!」と思ったのは、・・・
サザエさんの中で、カツオ君とワカメちゃんは、寝る時に必ず枕元に服を畳んで置いてある。
防災にはこのような心がけが大事という話。
昔、私が子供の頃、埼玉の家では、寝る時は必ず枕元に服を置いて寝ていた。
我が家は、駅前の商店街の中で、とにかく周辺は放火やらで火事が多かった。
ホンの100mほどのアーケード街だったけど、その半分以上は火事に遭ったことがあるような・・・。
という訳で、非常時には咄嗟に服を着て、あらかじめ決められた物を持って逃げる。
ちなみに一番小さいかった私は、「位牌担当」
非常時には、母が素早く風呂敷に包み、私の腰に縛り付ける。それとランドセルを背負って逃げる。
起きてすぐにフルで行動できる能力と逃げ足の速さはこの頃養われたのかな(笑)
思い出してみれば、こちらで生活するようになって、一番うれしかったのは延焼の心配がなくなったことだったなぁ~。
とにかく、災害はいつ何時やってくるかわからない。
必要以上に心配する必要はないけど、常に非常時を想定しておくことが大事。
もしかしたら、そのちょっとした心がけが生死を分けるかもね。