タイトル期間中の出走は4頭でした。
10/14(土) 東京2R 2歳未勝利 芝2,000m「ロードヴェスパー」号 1着
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デビュー3戦め。
ゲート内で落ち着きを欠いている印象でしたが、ほぼ五分のスタート。
直後に内隣の馬が外へ大きくヨレた影響で本馬も外へ流れましたがすぐに立て直し、ダッシュも良く先行していって内め2番手の位置で2角へ合流。
内へ寄せた逃げ馬の外へ移動しながらコーナーを周りきって、向正ではややゆったりとした流れで淡々と推移し、2番手のまま3角へ進入してからも淡々とした流れは続き、4角出口の少し前から徐々にペースが上がりつつ直線へ向くと、すぐに先頭へ並び掛けながら軽く仕掛けられて、残り400m地点付近から追い出されてすぐに単独の先頭となり、後続を引き離すというほどではありませんでしたが、詰め寄られることもなく初勝利のゴールとなりました。
デビュー戦は、序盤から前向きさに欠ける内容で最後の直線だけの競馬。
前走は、一変してスムーズな内容を見せていましたが、終始展開が不向きな印象で不完全燃焼の結果。
そういった流れの印象からは、道中の不利も特になく淡々と流れて先行馬に向いた展開でもあった今回は、順当な勝利だったと感じました。
走破時計はやや地味な印象でしたが、淡々とした流れで一応の上がり脚は使っていましたし、もともと切れ味に長けるタイプというよりは長く足を使いそうな印象でもありましたから、クラスが上がってからの方が良いパフォーマンスを見せてくれそうな気がする内容ではありました。
10/14(土) 東京12R 3歳上2勝クラス・混 ダ1,300m
「ロードミッドナイト」号 11着
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ゲート内でキョロキョロとしている状態でのゲートオープンで、外へヨレながらのスタート。
すぐに立て直されるとダッシュ良く先行していき、外め4番手付近に位置して落ち着くような雰囲気でしたが、そこで頭の高い走りへと変わって折り合い悪く3角へ進入し、コーナーの半ばで落ち着いた感じになると、左右から挟まれ気味の隊列でコーナーを周りきり、直線に入ってすぐに追い出されましたが伸び脚は良くない感じ。
残り200m地点付近ではすでに脚が上がったような印象で、順位を落としていっての入線でした。
年明け以降、9走全てで掲示板を確保していましたが、とうとう今回途切れてしまいました。
その9走は全て右回りの1,200mクラスのレースで、今回は前年の最終出走となったレース以来の東京ダ1,300mの舞台だったということで、単純にコース相性が良くないという可能性もありそうでした。
ややスムーズさを欠いたスタートから掛かり気味での好位追走というレース内容でしたが、前半が速いラップで外側を通っていた先行馬には厳しい展開でしたし、勝負どころ付近からは左右から挟まれ気味で精神的にストレスを感じる状況でもあり、本馬自身は距離延長。
ちょっとスタミナロスに繋がる要素が多かったかも知れません。
10/15(日) 盛岡8R B2 芝1,600m「ティックルハート」号 3着
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概ね五分のスタートから仕掛けられてダッシュ良く先行し、先頭に立って1角へ進入。
向正ではあまり隊列に変化なく、淡々とした印象も受ける感じで単独先頭のまま3角へ進入すると、2番手の馬が外から差を詰め始めて、この動きを確認しつつ4角出口の少し前から本馬も追い出されて、直線に入ると再び後続との差を広げ始めて大勢が決まったかに見えましたが、残り100mぐらいで後続から2頭が伸び脚を見せて一気に交わされ、結果3着での入線でした。
芝には替わりましたが、前走と同じく先頭に立って引っ張る展開で、前走と同じく勝負どころで後続が接近してくる状況。
前走では、そのまま直線でのマッチレースへとなりましたが、今回はそれを突き放した後で他の2頭に交わされるといった、いわゆる「漁夫の利」のような結果となりました。
渋った馬場でのこの距離でしたから、距離自体以上にスタミナをロスしていたでしょうし、勝負どころで早めのスパートをしたことが最後に響いたような印象でした。
なお、3走して勝利を得られなかったことで陣営判断は能力不足ということになったらしく、ここで登録抹消が決まりました。
10/15(日) 東京12R 鷹巣山特別(3歳上2勝クラス・混ハンデ)芝1,600m
「ロードディフィート」号 11着
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休み明け。
ゲート内で落ち着きなさそうな雰囲気からのスタートで、バランス悪い体勢での出遅れ。
ダッシュもやや鈍い雰囲気で、少し仕掛けられて馬群の最後方に取りつき、無理に急がせない感じで3角へ進入していって最後方のままコーナーを推移し、4角出口の直前から追い出されて大外へ出していくと、直線では最外でなかなかの伸び脚を見せましたが、残り300m地点付近で、内の方から進路を探して一気に外へ出してきた馬が馬体を寄せてきて、その右ムチに怯むような感じで脚色が鈍くなり、その後は流すような感じでの入線でした。
スタートがかなり悪い感じで最後方の位置となり、道中は無理に急かせず、行く気に任せる感じで最後方のまま勝負どころを迎えると、窮屈な内を避けて大外へ出しながら追い出し始められ、直線では伸び脚を見せる雰囲気がありました。
結果的に勝ち馬となった馬が、内で進路を見つけられずに、残り300m地点で一気に馬群の最外まで移動し、その外を走っていた本馬に接近する形でその勢いのままに外へ張り出すような状況が2、3度あり、また鞍上の右ムチが本馬の顔近くで威嚇するような動作に見えたことで、これに怯んで委縮したようにも感じましたが、単に休み明けでスタミナ切れになったのかも知れませんでしたが…。
個人的には、少し不快と感じる勝ち馬の挙動でした。