杉山清貴&オメガトライブのファーストアルバム、AQUA CITY。

聴いたきっかけは、中学生のとき片想いしていた女の子から「君のハートはマリンブルー」を教えてもらって、その曲が入っているアルバムをレンタルレコード屋さんに借りに行ったとき、見かけたジャケットの綺麗さに思わず一緒に借りてしまいました。


SIDE-A

1. SUMMER SUSPENSION 

2. PADDLING TO YOU

3. MIDNIGHT DOWN TOWN

4. LIGHT MORNING

5. UMIKAZE TSUSHIN

SIDE-B

1. TRANST IN SUMMER

2. TRADE WIND

3. SEXY HALATION

4. ALONE AGAIN


1983年9月の発売。

デビューシングルがSUMMER SUSPENSIONと渚のSEA-DOGという夏全開だったこともあってか、ファーストアルバムも正に夏全開。


作曲は林哲司さんと杉山清貴さん。


杉山清貴&オメガトライブのアルバムは、ベストアルバム以外はA面5曲、B面4曲の9曲構成。

なので、カセットに録音したときに、B面の最後が余ってしまい、そこにシングルも借りてきて渚のSEA-DOGを入れようとしたけど、それだと長さが足りず、泣く泣く諦めた記憶が。。。


ポチのお気に入りは、PADDLING TO YOU、UMIKAZE TSUSHIN、そしてALONE AGAIN。


PADDLING TO YOUは杉山清貴さん作曲で、作詞が秋元康さん、編曲が後藤次利さんという組み合わせ。

聴いていて、正に「夏の海岸」が目に浮かぶ、そんな曲。

SUMMER SUSPICIONの大人な雰囲気から一転し、底抜けの明るい夏へと飛び込め一曲です。


そして、同じく夏の明るさを歌ったUMIKAZE TSUSHIN。

サビの「湘南 海風通信」の部分なんかは、朝早く窓全開で晴れた日に車で走る134号線にピッタリの曲。

この曲は作詞が康珍化さん、作・編曲が林哲司さんというSUMMER SUSPENSIONと同じコンビ。


そして極め付けは、アルバム最後のバラード、ALONE AGAIN。

作詞は秋元康さん、作・編曲が林哲司さん。

杉山清貴&オメガトライブのファンであれば、十中八九、好きな曲のベスト5に入るのではないでしょうか。

杉山清貴&オメガトライブを語るには、外せない一曲です。

切ない歌詞に、それを増幅させるメロディとアレンジ。

杉山清貴&オメガトライブのバラードはこうなんだと、見せつけた一曲です。

最後の波音の効果音のフェイドアウトで終わるのもよいですよね。