震災から2週間が経ちました。

3月も終わりだというのに、まだまだ厳しい寒さが続いています。



今年は桜が咲くのかな・・


通勤途中にとおり抜ける桜道。
自転車の速度を落として、桜の枝を見上げました。

枝にはいくつものつぼみがありました。
まだまだ硬いつぼみだったけれど
中には先端にうっすらとピンク色が見えているものもあって
確実に春は近づいています。


人は辛いとき、苦しいときに
ふと自然に癒されることがあります。
普段は何気なく通り過ぎる樹木や花々に
やさしさや生きる勇気をもらったりします。


私の生まれ育った広島でも
「今後何十年経っても緑は生えてこないだろう」といわれた原爆投下直後
すさまじい爆風に耐え、生き残った楠が
いちはやく芽を吹いて人々に勇気と希望を与えてくれたそうです。
今ではその楠が、復興と平和のシンボルとして
広島市の樹木として私たちを見守ってくれています。


春は必ずやってきます。
もうそこまで来ています。



桜や春の息吹たちが
日本人の心を少しでも癒してくれますように。