今から五年前、wは迷い猫としてあるお宅に保護されていました。四月の冷たい雨の中、勝手口でミャアミャアと悲しげな声で鳴いていたそうです。

体も衰弱していたので、すぐに動物病院へ連れて行ってもらい、手厚い保護をしていただいていたのです。獣医さんの推定によると、その時生後8ヶ月。
そのお宅では、猫を飼う事が出来ないということで、縁あって我が家の一員になったw。保護された時から、トイレのしつけも済んでいたし、エサもカリカリしか食べなかったとの事。
事情があって飼えなくなり捨てられたのか?
遊びに出かけて、迷子になったのか?
wしか知らない過去。
近くに交通量の多い国道がある場所で、事故にも遭わず、しかもあんなに親切な方の家にたどり着くことができたのですから、幸運な猫です。
我が家に来る時、保護して下さったご家族が、『幸せになるのよ』と涙ぐんで見送ってくれたことを、wもきっと忘れていないはずです(=^x^=)
