4月の初めの月曜日。

今回の黒板職人は
「大人の生徒さん」として
やって来た
卒業生ちゃんです。


卒業生ちゃんは、
幼稚園から
小学校卒業まで、
うちやまピアノ教室に
通ってくれていました。

背がちっちゃくて
よく通る声で
お喋りしたり歌ったり、
かわいかったなあ。

今は、
妹の6年生ちゃんが
通って来てくれて
います。


なんて
語っている間にも
チョークは
踊るように
黒板を滑っていきます。



スマホに写っているのは
卒業生ちゃん改め
大人の生徒ちゃんの
実家で飼っている
猫ちゃんです。


そうそう、
生徒ちゃんは
「大人の生徒さん」
ではなくて、
「大人の生徒ちゃん」
なのです。


年齢が大人になっても
センセイにとっては
いつまでも
かわいかった
小学生のまま…
と、思ったら!!


ちょっと、これは、
小学生の絵では
ないですよ?

いや、だから、
大人なんですって。



でもでもでも、
待って待って待って、
大人だからって理由で
描けるレベルの
絵ではないですよね?


帰省中の生徒ちゃん、
実家の猫ちゃんを
丁寧に
描きあげました。


え?

蟹?

何故、蟹?


何故、蟹なのかは、
画伯の胸の中。


かつて、
クリスマス会で
走り廻ったリビングで
記念撮影。


早速、玄関前に置いて。


ちょうど帰宅した
うちやまピアノ教室の
とーちゃんも
フラッシュをたいて
1枚、パチリ。


うちやまピアノ教室、
只今、改装中。

黒板は、この向こう。



一夜明けて、もう1枚。

猫がいるピアノ教室みたい、
と、
生徒ちゃん。

絵画教室みたい、
と言ったのは
誰だっけ?

どちらも違いますよ、
猫好きだけど
猫のいない、
絵は好きだけれど
絵の描けない
センセイがいる
普通のピアノ教室ですよ。