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クレハ生産能力倍増 いわき・新工場落成、下旬から運転

福島民友新聞 1月16日(金)14時28分配信

 いわき市に生産拠点を置くクレハ(東京、小林豊社長)は15日、同市錦町のいわき事業所に家庭用ラップ「NEWクレラップ」や食品包装用フィルム「クレハロン」の原材料となる塩化ビニリデン樹脂(PVDC)の新工場を落成した。同社最大の生産拠点と位置付ける同事業所は、新工場完成により生産能力がほぼ倍増するなど強化した。
 新工場は2013(平成25)年3月に着工し、昨年9月に完成。試運転を経て、今月下旬から営業運転を始める。同事業所ではこれまで既存の設備でPVDCを年間約3万トンを生産。新工場だけで年間3万トンの生産能力を持ち、生産能力はこれまでの2倍になる。
 新工場の設備投資額は134億円で、県のふくしま産業復興企業立地補助金を活用。同社は新工場増設も含め、震災以降100人以上を新規雇用した。
 同事業所で15日、落成式を行い、内堀雅雄知事らが出席した。小林社長が「県の企業立地補助金が新工場建設を大きく後押しした。安全を全てに優先して製品の改良と開発を繰り返し、事業の発展と継続を目指す」と述べ、震災からの復興に向かう地域への貢献をあらためて誓った。

福島民友新聞

最終更新:1月16日(金)14時28分

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