http://www.at-s.com/news/detail/1174129385.html
野生キノコ基準値超え 静岡県東部３市の５検体
（2014/10/ 4 07:58）
県は３日、裾野市、御殿場市、富士市で採取された食用になる野生キノコ５検体から、国の基準値（１キログラム当たり１００ベクレル）を超える放射性セシウムを検出したと発表した。裾野市の野生キノコから検出されたのは初めて。県は３市や関係事業者に当分の間、採取や販売、出荷を自粛するよう要請した。県民に食べないよう注意を呼び掛けている。
基準値を超えたのは裾野市のキハツタケ、アカモミタケ、御殿場市と富士市のハナイグチ、富士市のシロヌメリイグチ。いずれも９月末に県職員が任意に採取し、１キログラム当たり１１０～３６０ベクレルが検出された。県によると、いずれのキノコも、販売目的で栽培・出荷を行っている業者は確認されていないという。
県は今後、裾野市に隣接する三島市、長泉町でも追加検査を実施する予定。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035108171.html?t=1412431290207
裾野のきのこからセシウム
裾野市で取れた野生キノコから国の基準を超える放射性物質が検出されました。
県は裾野市を含めた５つの市町でとれた野生キノコを食べるのを控えるよう呼びかけています。
福島の原発事故による放射性物質のセシウムが２年前に富士山周辺の野生キノコから検出されたため、県は定期的にサンプル調査を実施しています。
今回、先月下旬に行った調査結果がまとまり、はじめて裾野市の野生キノコから国の基準を超える放射性物質のセシウムが検出されました。
基準を超えたのは２つのキノコで▼キハツタケからは国の基準の３倍を超える１キログラムあたり３３０ベクレルが検出されました。
▼また、アカモミタケからは基準を２倍あまりの２４０ベクレルが検出されました。
この結果、裾野市でとれた野生キノコに対して、近く国から出荷制限がだされる見込みです。
県によりますと、国の基準は十分厳しく設定されていることから、これらの野生キノコを食べ続けるなどしない限り、ただちに体に影響はないということです。
また富士山周辺でとれた野生キノコは県内では一般に流通していないということです。
野生キノコの出荷制限はこれまでに▼御殿場市▼富士市▼富士宮市、それに▼小山町の４つの市町でだされています。
県は念のため、裾野市を含めた５つの市町の野生キノコを食べることは控えるよう呼びかけています。
10月04日 13時10分