茨城県の橋本知事は2000ベクレルよりも高い汚染でも食えると思っていた。 #Tokyo | 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援
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震災直後の茨城・日立市産のホウレンソウから54,000 Bq/kg
Posted 12月 1st 2013

『50,000Bq/kgを100グラムを摂取した場合に、実効線量としては0.08ミリシーベルト。15グラム、毎日摂取したらどうなるかという計算式を使いますと15グラムを100で割って、それに365日を掛けて、0.08を掛けると、4.4ミリシーベルト。CTスキャンの3分の2ぐらいのレベル』
震災直後の茨城・日立市産のホウレンソウから54,000 Bq/kgの放射性ヨウ素が検出された件に関しての橋本昌茨城県知事の話(23年3月20日の会見)より。
この後、橋本知事は25日に、細川律夫厚生労働大臣に、要望書を提出し、「2千ベクレルの野菜30品目を20グラムずつ1年間食べ続けた場合、CTスキャン1回分(6.9ミリシーベルト)の放射線量にも満たない」として暫定基準値(放射性ヨウ素=2000ベクレル/Kg)を緩和するよう改訂を求めた。

○茨城県産野菜の検査結果について
(作成:広報広聴課)
平成23年3月20日(日曜日)
知事:それでは、先ほど水についてはご報告したところですけれども、その後、18日に18種類採って農水省のほうに提出していたということを申し上げました野菜についてですけれども、その紙が、農林水産省調査分析結果という紙でございまして、これは(独)農業環境技術研究所、これはつくば市にあります。それから(財)日本食品分析センター、これは多摩市のほうにございます。その2カ所に分けて分析を行ったようでありますので、この数値をまずご覧いただきたいと思います。
ホウレンソウについては、日立市の露地物、これは向こう(農水省)から露地という指定がありましたので、露地物を出しておりますけれども、日立市の分で54,100Bq/kgというのが出てきております。あと、ホウレンソウについては、鉾田市の露地も含めて、守谷市でも2,100 Bq/kgあったと。ただし、守谷の中でも、下に書いてありますけれども、寒さよけのためホウレンソウに不織布がずっとかけてあるんだそうですけれども、それについては、放射性ヨウ素で26 Bq/kg、あるいは片方(放射性セシウム)は検出せずということで、これについては暫定規制値を下回っている状況にあります。あと、古河市でもホウレンソウは残念ながら4,200 Bq/kg出ております。
そのほかにつきましては、ここに書いてございますように、(鉾田市の)ネギで(放射性ヨウ素が)356 Bq/kgと(放射性セシウムが)9Bq/kg、守谷のネギでも(放射性ヨウ素が)590Bq/kgと(放射性セシウムが)21Bq/kg、あるいはキャベツも30、20、あるいは検出せずという形で、すべて暫定規制値を下回っているところでございます。
それから、もう1枚の紙を見ていただきたいと思います。これは、現実問題として鬼沢市長からも強く指摘されたんですけれども、現在はもう露地物はほとんど出ていない。すべてハウス物に移っていると。今日、ある新聞で露地物がいま出始めたという記事が書いてありましたけれども、「露地物が出始めた」と向こう(取材対象者)が答えたのは、私どもおかしいと思ってチェックしましたら、地震の後、直売所をやめていたので、(営業再開後)新たに出したという意味で露地物を出しているということを言ったんだそうでありまして、いずれにしても露地物は終わりに近いということを言っておりました。
そういう状況の中で、これをご覧いただきたいと思いますけれども、ホウレンソウにつきましては、ハウス物でも11,000 Bq/kgというのが高萩市で出ているところでございます。しかしホウレンソウについても例えば、下から4行目をご覧いただきますと、鉾田市のハウスのホウレンソウについは、1,900 Bq/kgでありまして、基準値が2,000 Bq/kgとなっておりますから、そういう意味では、鉾田のハウスのホウレンソウについては、基準値を下回っている状況にございます。
そのほか、高萩市のトマト、イチゴ、日立市のキュウリ、小美玉市のニラ、鉾田市のミズナ、イチゴ、トマト、行方市のチンゲンサイ、それから露地ではありますけれども行方市のレンコンと、鹿嶋市のキャベツ、こういったものにつきましても、すべて暫定規制値を下回っている状況にございます。
それからもう一つ、先ほど申し上げたようにできるだけわかりやすくということもあるので、このカラーの紙を見ていただきたいと思います。
右側のほうに書いてありますけれども、いま、日立市のほうで54,000 Bq/kgの露地物のホウレンソウが出ておりますので、これについてどういう値かということを書いておきました。50,000 Bq/kgのほうが切りがよいものですから、50,000 Bq/kgで説明しておりますけれども、これを100グラムを摂取した場合に、実効線量としては0.08ミリシーベルト。昨日申し上げた難しい式があるものですから、それで結果だけ申し上げますと、0.08ミリシーベルト。厚生労働省のほうで示しているモデルによりますと、だいたい15グラム、毎日摂取したらどうなるかという計算式になっておりますので、それを使いますと15グラムを100で割って、それに365日を掛けて、0.08を掛けると、4.4ミリシーベルトという数字が出てまいります。
4.4ミリシーベルトというものがどのぐらいかと言うと、(資料の)左側のほうに書いてあります、全身CTスキャンをやると1回で6.9(ミリシーベルト)でありますから、まだこれの三分の二ぐらい。365日毎日15グラム食べたとして、全身CTスキャンの三分の二ぐらいのレベルにあるということであります。
[茨城県知事記者会見:知事記者会見における発言要旨]