米国の製造業は4月に停滞し、緩慢な景気回復の足かせ #EUR #JPY #USD | 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援
2013/05/17 01:02JST(ダウ・ジョーンズ)輸出の6割がユーロ圏域外に向かうドイツにとり、中国は第4の貿易相手国だ。シティ・インデックスのチーフグローバルストラテジスト、アシュラフ・ライディ氏は、中国が2桁成長の時代に終わりを告げようとしている中、ドイツ輸出業界は深刻な問題に直面すると指摘。すでにドイツの対中輸出は昨年6月のピーク時から25%落ち込み、通貨高は輸出競争力をさらに弱めることから、対中輸出の後退がユーロにいっそうの下落圧力をかけていると語った。「ユーロの現水準は、ドイツマルクを使い続けていた場合と比べ、15~20%安い。これにより、ドイツ政府はすでに恩恵を受けている。だが、デフレに陥るリスクを一部解消する手段としてユーロ高を招くことには、抵抗が増えることも意味している」と述べた。ユーロは現在、前日比0.1%高の1.2898ドル前後。


2013/05/16 17:53(ダウ・ジョーンズ)ドルは大きな上昇トレンドのなかにある、とドイツ銀行の為替アナリストは指摘し、
ユーロ売り・ドル買いを推奨している。
「今後数カ月で、やや落ち込んだ経済指標は改善するだろう。このため実質利回りがしっかり下支えされるはずだ」
と言う。
今後、米国株式市場には外国人投資家からの資金流入が増えると予想しており、
これもドルの支援材料になるとみている。
欧州中央銀行(ECB)が緩和を再び議論する一方、米連邦準備制度理事会(FRB)は緩和をどのように解除するかを検討していると指摘した。
ユーロは現在、1.2862ドル程度で取引されている。


2013/05/16 16:58JST(ダウ・ジョーンズ)円安・ユーロ高の勢いは、当面のリスクが高まり始めたために薄れつつある、
とモルガン・スタンレーのアナリストはいう。
日本の投資家による海外債券の買いもすでに減速しており、
昨年の今ごろのペースを下回っていると指摘した。
また、外国人投資家による日本株の買いが急激に回復しているという。
円安傾向に対する調整圧力は、ドル以外の通貨にまず現れる可能性が高いとモルガン・スタンレーではみている。
ユーロは現在、131円72銭程度で取引されている。


2013/05/16 12:18JST(ダウ・ジョーンズ)米国の製造業は4月に停滞し、緩慢な景気回復の足かせになっていることが浮き彫りとなった。
 製造業部門をめぐる悪材料は、雇用市場、住宅、小売売上高など、より消費者に近い部門が4月にもたらした好材料の効果を打ち消しつつある。製造業の停滞によって、米国が「春の減速局面」、つまり2008年の金融危機からの回復を台無しにしかねない状況にあるのではないかとの懸念も強まっている。
 米連邦準備制度理事会(FRB)が15日発表した4月の鉱工業生産は前月比0.5%減と、ここ6カ月間で最大の落ち込みを示した。また、ニューヨーク連銀が発表した同地区の5月の製造業景況指数も管内製造業活動の縮小を示唆した。これらの発表を受けて、米株式市場は同日午前に下落した。
 製造業部門の低迷は、特に住宅などの他部門の景況が緩やかに回復し続ける中で明らかになった。全米住宅建築業協会(NAHB)が15日に発表した統計によると、建築業者の景況感は5月に改善し、販売見通しはここ5年余りで最高水準に達した。また、全般的な雇用創出は依然として堅調であり、消費者は今なお支出に前向きな姿勢を示しているようだ。
 ウェルズ・ファーゴ証券のエコノミスト、トム・キンラン氏はリポートで「製造業部門は、他の経済部門ほど順調には、懸念される春の景気減速を切り抜けられていない可能性がある」と指摘した。
 製造業は米経済の最大部門ではなく、対国内総生産(GDP)比ではわずか12%程度にすぎない。それでも、製造業は景気回復の初期段階に、雇用創出や輸送などのサービス需要拡大を通じて重要な役割を果たしてきた。
 米労働省が発表した4月の雇用統計では、全体の雇用者数が小幅に増加したのに対し、製造業部門の雇用者数は横ばいで、週平均労働時間は減少したことが明らかになった。
 製造業部門は4月、自動車、家電、ビジネス機器、国防・宇宙関連設備など、大半の商品の生産を縮小した。3月から開始された強制的な歳出削減によって、国防産業は圧迫されている恐れがある。
 他方、海外市場の成長鈍化も米国産品の需要を圧迫している。例えば、欧州連合(EU)の統計機関ユーロスタットが15日に発表した統計によると、ユーロ圏1-3月期のGDPは6四半期連続でマイナス成長となった。
 「どのような切り口で見ても、今のところ米製造業部門には大した勢いがないということだ」と、ピアポント証券のチーフエコノミスト、ステファン・スタンレー氏は指摘した。
 FRBの発表によると、4月の鉱工業生産(製造業、公益、鉱業を含む)は季節調整済みで前月比0.5%減少し、設備稼働率は前月の78.3%から77.8%へと低下した。ダウ・ジョーンズ経済通信がまとめたエコノミスト調査では、鉱工業生産は0.2%減、設備稼働率は78.3%と予想されていた。
 電気・ガスなどの公益部門の生産指数は3.7%低下した。灯油の需要が平常水準に戻ったことが重しとなった。一方、鉱工業生産を構成する項目の中でも変動が大きい鉱業部門の生産指数は0.9%上昇した。
 工業需要の鈍化は引き続きインフレ圧力を抑制するとみられる。
 米労働省が15日に発表した4月の卸売物価指数(PPI)は前月比で0.7%低下し、特にガソリン費用の急落が響いた。変動が大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数は0.1%の上昇を示した。また、PPIは前年同月比では0.6%上昇となった。
 同省のアナリストは、企業は4月に天然ガスの価格高騰に見舞われたが、これは冬季後半と季節外れの冷え込みを記録した春季前半の需要拡大によってもたらされたものだ、と説明した。





http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MMTVAT6K50Z301.html
イタリアとスペインの長期債が下落-ユーロ圏で景気低迷続く
  5月15日(ブルームバーグ):15日の欧州債市場ではイタリアとスペインの長期国債が下落。ユーロ圏経済が今年1-3月(第1四半期)に予想以上に悪化し、両国債の10年物利回りが少なくとも2010年以来の低水準付近にとどまるのは困難との観測が広がった。
イタリア30年債は約2カ月ぶりの大幅安で、利回りは2週間余りの最高 に達した。銀行団を通じて2044年償還債を発行する計画が嫌気された。スペインは14日、銀行団を通じて発行する新発10年債の規模を70億ユーロに設定した。ドイツ10年債利回りは7週間ぶり高水準から低下。ユーロ圏経済 が過去最長の6四半期連続のマイナス成長となったことが手掛かり。
KBCバンクの債券ストラテジスト、マティアス・ファンデルユフト氏は「相場は大幅上昇していただけに、どこかの時点で調整が入るのは理にかなっている」とし、「2つ目に重要な点は供給だ。シンジケート団方式の発行がある。こうした供給圧力がイタリアとスペインの国債利回りに影響している」と語った。
ロンドン時間午後4時52分現在、イタリア30年債利回りは前日比5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の4.85%。一時は4.89%と、先月26日以来の高水準となった。同国債(表面利率5%、2040年9月償還)価格はこの日、0.71下げ103.275。
10年債利回りはほぼ変わらずの4.01%。一時は7bp上昇し4.09%に達した。3日には3.68%と、2006年2月以来の低水準となった。同年限のスペイン国債利回りは4.41%まで上げた後、ほぼ変わらずの4.34%。スペイン30年債利回りは4bp上昇し4.99%。
欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)がこの日発表した1-3月の域内総生産(GDP)速報値は前期比0.2%減少。ブルームバーグがまとめたエコノミスト39人の予想中央値は0.1%減だった。前年同期比では1%減少。昨年10-12月(第4四半期)GDPは前期比0.6%減だった。
ドイツ10年債利回りは1.38%で、前日からほぼ変わらず。一時は3月25日以来の高水準となる1.41%まで上昇した。
ギリシャ10年債利回りは53bp下げて8.79%と、2010年10月以来で初めて9%を下回った。フィッチ・レーティングスが前日にギリシャの格付けを1段階引き上げたことが背景にある。
英国債相場は下落。10年債利回りは2bp上昇し1.92%。3月15日以来の高水準となる1.95%まで上げる場面もあった。同国債(表面利率1.75%、2022年9月償還)価格は0.135下げ98.60。
原題:Italian, Spanish Bonds Decline as Euro-Area RecessionExtends(抜粋)Pound Gains Most in Two Weeks Versus Euro as King Sees Recovery(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:Edinburgh News Lukanyo Mnyanda lmnyanda@bloomberg.net;ロンドン Lucy Meakin lmeakin1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Paul Dobson pdobson2@bloomberg.net
更新日時: 2013/05/16 02:55 JST


http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MMU1AH6K50XT01.html
ユーロ圏:1~3月GDPは0.2%減-過去最長のマイナス成長
  5月15日(ブルームバーグ):ユーロ圏経済 は2013年1-3月(第1四半期)にエコノミスト予想以上に縮小し、6四半期連続のマイナス成長となった。リセッション(景気後退)は過去最長となり、成長促進策を域内指導者に迫る圧力が増しそうだ。
欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が15日発表した1-3月の域内総生産(GDP)速報値は前期比0.2%減少。ブルームバーグがまとめたエコノミスト39人の予想中央値 は0.1%減だった。前年同期比では1%減少。昨年10-12月(第4四半期)GDPは前期比0.6%減だった。
景気減速の波はユーロ圏の中核国にも及んだ。経済規模で域内最大のドイツの成長率が予想を下回ったほか、フランスはリセッションに再び陥り、イタリア経済は予想以上に縮小した。欧州中央銀行(ECB)は今月に政策金利を過去最低の0.5%に引き下げたほか、ドラギ総裁は必要に応じてECBが行動する準備は整っていると言明している。
IHSグローバル・インサイト(ロンドン)のエコノミスト、ハワード・アーチャー氏は、1-3月の景気縮小は「ユーロ圏の成長を支える追加措置を講じるようECBに迫る圧力を強めた」とし、「0.25%への利下げの可能性がさらに高まった。ECBは引き続き中銀預金金利をマイナスとすることや中小企業向け与信の拡大方法を検証するだろう」と語った。
ECBが予測する今年のユーロ圏成長率はマイナス0.5%。EUの欧州委員会はマイナス0.4%を予想している。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査では、ユーロ圏は4-6月(第2四半期)に横ばいとなった後、7-9月(第3四半期)にプラス成長に回復すると見込まれている。
この日発表された1-3月GDP統計によると、ドイツ は前期比0.1%増、フランスは0.2%減、イタリアは0.5%減となった。27カ国が加盟するEU全体では前期比0.1%減少した。
原題:Euro-Area Recession Extends to Record as Germany Cools:Economy(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:マドリード Angeline Benoit abenoit4@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Craig Stirling cstirling1@bloomberg.net
更新日時: 2013/05/15 20:54 JST


2013/05/15 16:58JST 【パリ】(ダウ・ジョーンズ)フランス経済は、1-3月期にリセッション(景気後退)に陥ったことが15日、明らかになった。失業率の上昇と公的財政の制御に取り組むオランド大統領が直面する課題が浮き彫りにされた。
 フランス国立統計経済研究所(INSEE)が発表した1-3月期の国内総生産(GDP)は、前期比0.2%減と、2012年10-12月期の同0.2%減に続きマイナス成長を記録した。リセッションは通常、2四半期連続のマイナス成長と定義されている。
 08年から09年にかけて世界的に景気が落ち込んで以降は、ユーロ圏全般とは異なり、フランス経済はリセッションを逃れてきた。ところが、経済が低迷し、失業率が過去最高水準に上昇したため、5年の任期の1年が経過したオランド大統領の人気は低下している。
 1-3月期のGDPは、前年同期比でも0.4%減となった。フォーカスエコノミクスが今月始めに発表したエコノミスト調査によると、フランス経済は今年0.2%のマイナス成長が見込まれている。
 INSEEの統計では、1-3月期も投資が引き続き弱かったことが示された。非金融事業の投資は12年7-9月期に前期比0.9%減となり、10-12月期は同0.7%減、そして今年1-3月期もさらに0.8%減少した。
 また、個人消費は1-3月期に前期よりも0.1%少なくなった。
 CSAが国民1027人を対象に4月26日から28日にかけて行った世論調査によると、年末までに失業率を低下に向かわせるとするオランド大統領の目標が達成できるとの見方は、わずか11%だった。



2013/05/15 15:29JST(ダウ・ジョーンズ)ドイツ1-3月期の国内総生産(GDP)速報値が
前年同期比0.2%減となり、
市場予想の同0.2%増を下回ったことを受け、ユーロが1.2943ドルから1.2899ドルに下落した。
2012年10-12月期のGDPも前期比0.6%減から同0.7%減に下方修正された。

市場はかねて広くドル買い地合いとなっており、
ドイツのGDPはこれに拍車をかけただけだと、国内のトレーダ-は言う。

ユーロは円に対しても下げている。今夜発表の米指標の結果次第では、
ユーロは1.2800ドルまで下落する可能性があると、トレーダーらはみている。
ユーロは現在、1.2910ドルおよび131円95銭前後で推移している。



http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MMS6MM6JIJWH01.html
5月のドイツZEW景況感は36.4、市場予想を下回る伸び
  5月14日(ブルームバーグ):ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)がまとめた5月の独景況感指数は、エコノミスト予想を下回る伸びにとどまった。
ZEWが14日発表した5月の期待指数 は36.4と、前月(36.3)から小幅上昇。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト38人の予想中央値では40.0への改善が見込まれていた。同指数は向こう6カ月の見通しを示す。
例年より冬の終わりが遅くてドイツの景気回復は遅れたものの、最近の経済データは同国がプラス成長に戻りつつある兆候を示唆している。3月の製造業受注と鉱工業生産はいずれもエコノミスト予想を上回る伸びとなったほか、失業率は20年ぶり低水準付近にあり、内需を支えている。
シティグループのシニアエコノミスト、ギヨーム・ムニュエ氏(ロンドン在勤)は「ドイツがプラス成長回帰に向かっているのは極めて明らかだ」とした上で、「欧州で経済が成長している大国はドイツのみであるようだということが問題で、このためユーロ圏危機は収束には程遠い」と語った。
ブルームバーグがまとめたエコノミスト41人を対象にした別の調査 によれば、ドイツの1-3月(第1四半期)国内総生産(GDP)は前月比0.3%増加とみられている。昨年10-12月(第4四半期)は0.6%減だった。ドイツとユーロ圏のGDP統計は15日に公表される。  
ZEWによれば、5月の現状指数は8.9と、前月の9.2を下回った。
原題:German Investor Confidence Increased Less Than Forecast inMay(抜粋)Germany May ZEW Investor Confidence: Summary (Table) (抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:フランクフルト Stefan Riecher sriecher@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Craig Stirling cstirling1@bloomberg.net
更新日時: 2013/05/14 19:07 JST



http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MMR02Q6TTDTT01.html
ユーロ圏景気後退、通貨導入来で最長か-GDPの減少予想
  5月13日(ブルームバーグ):今週発表されるユーロ圏の域内総生産(GDP)は引き続きマイナスが予想されており、ユーロ圏のリセッション(景気後退)はユーロ導入以来で最長 となる見通しだ。ソブリン債危機がユーロ圏経済に大きな打撃を与えていることが示される。
ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト39人を対象にまとめた調査によると、2013年第1四半期(1-3月)GDPは前期比0.1%減が予想されている。予想通りのマイナスとなればGDPは6四半期連続の減少となる。これは2008-09年の金融危機時に続いた15カ月間のリセッションを超える長さで、1999年のユーロ導入以来で最長だ。
コメルツ銀行のチーフエコノミスト、イエルク・クレーマー氏は、「今は非常に重要な段階にいる。不透明感が再び強まる兆候が見られる」と述べ、「必要な緊縮策と経済成長支援策との間でユーロ圏が適切なバランスを早急に見つけ出すことが不可欠だ」と続けた。
この日ブリュッセルで開かれたユーロ圏財務相会合ではキプロスやスペインの救済プログラムなど域内経済について協議された。ユーロ圏GDPは15日に発表される。
原題:Euro Recession Seen Longest in Single Currency Era:Economy(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:フランクフルト Stefan Riecher sriecher@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Craig Stirling cstirling1@bloomberg.net
更新日時: 2013/05/14 03:06 JST


http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MMQE336TTDS301.html
ラトビア、年央にユーロ採用承認見込む-ユーロ建て債も視野に
  5月13日(ブルームバーグ):ラトビアはユーロ採用が承認された後の7-12月(下期)に、ユーロまたは他通貨建てで国債を発行する可能性がある。ビルクス財務相が明らかにした。
ビルクス財務相によれば、ラトビアのユーロ参加は6月下旬または7月初旬に認められる見通し。それによりラトビアの信用格付けが引き上げられラトビア債への投資意欲が増す公算があると同国は見込んでいる。「十分なバッファー」があることから調達を「急ぐ必要はない」という。同財務相が11日、欧州復興開発銀行(EBRD)の年次総会が開催されたイスタンブールでのインタビューで語った。
ラトビアは2008-09年のリセッション(景気後退)で75億ユーロ(約9900億円)規模の救済受け入れを余儀なくされ、財政赤字は対国内総生産(GDP)比で一時9.8%まで膨らんだ。18カ国目のユーロ採用国となることを目指す同国はその後財政を立て直し、政府によれば債務と財政赤字、インフレについて共通通貨導入の条件を既に満たしている。
ビルクス財務相は「米投資家の存在がかなり大きかったため、今まではドル建て債を発行してきたが、ユーロ建てという選択肢も恐らく開かれるだろう」とし、「欧州投資家の関心を集める取り組みを強める」方針を示した。
原題:Latvia May Sell Bonds After Euro Nod, Finance MinisterSays (1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:イスタンブール Selcuk Gokoluk sgokoluk@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Claudia Maedler cmaedler@bloomberg.net
更新日時: 2013/05/13 20:18 JST



(゚ω゚)ユロ円は天井チャートを作ったと思われる。
http://gazo.shitao.info/r/i/20130513134846_000.jpg


http://www.nikkei.com/article/DGXNASGV13002_T10C13A5000000/
[FT]独財務相、銀行破綻処理の一元化案をけん制
2013/5/13 14:00
(2013年5月13日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

 ショイブレ独財務相は、欧州連合(EU)条約の徹底的な見直しが終わるまでは、欧州の経営不振銀行を救済するために単一機関と救済基金を創設する案を法的に支持することはできないとけん制する。
キプロス問題を協議する会合でインタビューを受けるショイブレ独財務相(3月24日、ブリュッセル)=ロイター
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キプロス問題を協議する会合でインタビューを受けるショイブレ独財務相(3月24日、ブリュッセル)=ロイター

■「2段階のアプローチ」を提案

 ショイブレ氏は13日の英フィナンシャル・タイムズ紙の中で、条約改正が可能になるまでは銀行救済を国家当局の「ネットワーク」に委ねる「2段階のアプローチ」を取るよう求めた。

 欧州委員会が公表することになっている単一の銀行破綻処理機関と救済基金を創設する案は、鳴り物入りで始まったユーロ圏の「銀行同盟」計画の第2の柱とされている。しかし今回のショイブレ氏の発言によってこの案の行方は、数週間後に控えた正式な発表を前に既に怪しくなってきている。

 ショイブレ氏は「EUには決定を強制する手立てがない。その歴史は浅く、民主的正当性は改善の余地がある。EUが有しているのは条約により定義された責任と権限であり、それを軽視することは法の支配に手を加えることと同じだ」と指摘する。

 単一の銀行破綻処理機関は当初、緩い規制と大規模な救済がユーロ圏の危機を悪化させる一因となったことを教訓に、銀行の監督・救済権限を各国から取り上げて一元化するために考案された。3月にはキプロスが100億ユーロの金融支援を受け、同国の大手行2行を救済するために銀行預金者の預金が利用されたことを背景に、銀行破綻処理の一元化案は緊急性を増していた。

 欧州委員会と欧州中央銀行(ECB)の弁護士は、ECBがユーロ圏単一の銀行監督機関となる決定を受けて、破綻処理権限の早急な採用を要求。既存のEU条約の下でも、経営不振銀行を閉鎖または再建する権限を一元化すべきだと主張している。

■現EU条約の改正を

 一方ショイブレ氏は、既存の条約は「間違いなく、新たに一元化される強力な破綻処理権限を支えるのに十分ではない」と指摘する。さらに、機関の創設を約束すればすぐにもEUの信頼が損なわれるとして「守れない約束をしてはならない」と警告。EU条約は限定的な改正でさえも、数年とは言わないまでも数カ月は要するからだ。

 ショイブレ氏は「2段階の」計画は「鉄骨ではなく木造の銀行同盟」をもたらすことを認めながらも、条約が改正されるまではそれで十分だと考えている。

 だが、ECBは銀行監督権限を一元化した後も破綻処理を引き続き国単位で行うことに懸念を表明しており、ECBが銀行の健全性に関し独自の判断を行う能力を阻害すると指摘する。

 ショイブレ氏は以前にも同様の懸念を提起していたが、これほど明確に条約改正を求めるのは初めてだ。

By Peter Spiegel

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