栃木県産シイタケ危機 21市町に出荷停止指示相次ぎ。子供がガイガーカウンタ代わり Update2 | 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援
(゚ω゚)まずは、今の関東周辺、ベクレル食材。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000028x70.html
平成24年4月20日
食品中の放射性物質の検査結果について(第372報)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000028x70-att/2r98520000028xar.pdf
    ※基準値超過(9検体)
     No.73:宮城県産スズキ(Cs:160 Bq/kg)
     No.75:宮城県産ヒガンフグ(Cs:150 Bq/kg)
     No.173:茨城県産アメリカナマズ(Cs:210 Bq/kg)
     No.174:茨城県産ギンブナ(Cs:130 Bq/kg)
     No.214:栃木県産ワラビ(Cs:110 Bq/kg)
     No.222:栃木県産ニジマス(Cs:150 Bq/kg)
     No.223:栃木県産ヒメマス(Cs:170 Bq/kg)
     No.224:栃木県産ブラウントラウト(Cs:160 Bq/kg)
     No.232:群馬県産ヤマメ(Cs:260 Bq/kg)

(゚ω゚)って100超えだけが問題だと思わせている。
(゚ω゚)静岡と千葉も、食べてはいけない。人生50年で良いと思っている人は食べてくれ。

214  栃木県 鹿沼市          ワラビ          H24.4.18  110 Bq/Kg
224 栃木県 日光市 中禅寺湖 ブラウントラウト H24.4.18 160 Bq/Kg
232 群馬県 渋川市沼尾川 ヤマメ H24.4.1 260 Bq/Kg
391 埼玉県 小川町 原木シイタケ露地栽培 H24.4.13 88 Bq/Kg
468 千葉県 鎌ヶ谷市 タケノコ H24.4.19 88 Bq/Kg
503 静岡県 伊豆市 乾しいたけ水戻し(露地)H24.4.18 64 Bq/Kg



(゚ω゚)つづいて過去の関連情報。

http://ameblo.jp/pochifx/entry-11028268847.html
那須の国道4号線 地面が4~5μSv/h、田んぼ2.46μSv/h。
2011-09-24
道路脇で 2.70μSv/h。矢板市 国道4号沿いで放射線量を計測

http://ameblo.jp/pochifx/entry-11129086423.html
子供がガイガーカウンタ代わり。栃木県下野市など複数の市町では子どもの被ばく線量調査
2012-01-07


http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20120421/CK2012042102000128.html
県産シイタケ危機 21市町に出荷停止指示相次ぎ
2012年4月21日

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 東京電力福島第一原発事故の影響で、県産シイタケが危機に陥っている。国の食品の新基準値(一キログラム当たり一〇〇ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたとして現在、県内の多くの市町で栽培されたシイタケが国から出荷停止の指示などを受けている。出口の見えない窮状に、生産を断念する農家も出てきている。 (磯谷佳宏)

 県林業振興課によると、国から出荷停止とされた原木生シイタケは、露地栽培で二十一市町。露地より放射性物質の影響が少ないとされる施設栽培も五市町に及ぶ。

 国が四月から基準を五〇〇ベクレルから一〇〇ベクレルに厳格化したのが主因。加えて、県は三月十五日、国が新基準値を示したことを受け、新たに出荷自粛を要請する数値を前倒しして一〇〇ベクレルとしたことで、事実上の出荷停止が早期に広域化した。

 同課の担当者は「四月から一気に基準を変えると混乱を招く。前倒しに難色を示す農家も一部あったが、それ以上に一〇〇ベクレルという数値が厳しいとの声が多かった」と話す。

 一方で、県も対策に乗り出している。県内産が主流の原木を、県外産に切り替える善後策を模索中。県林業センターは、露地栽培する林内の空間線量を下げるための実証実験に取り組んでいる。

 それでも、課題は容易には解消されない。「露地栽培は『二夏経過』と言われ通常、原木に菌を植え付けてから二年たたないと収穫できない」と担当者。「原木を取り換えるとすれば、その間の農家の生活を保障しなければならない」とし、東電に対して生産者の要望に応じた補償を求め、調整を進めている。

 昨秋からは、原木栽培の乾シイタケも二十二市町と下野市の一部で県からの出荷自粛要請が続く。主力産業の復興へ向けた道のりは険しい。

<栃木県産の原木シイタケ> 生シイタケの生産量は露地、施設栽培合わせて2010年、1308トン。群馬県の1359トンに次ぎ全国2位だった。市町別では、大田原市の189トンがトップ。鹿沼市の179トン、宇都宮市の140トンが続く。乾シイタケ(同年)は162トンで全国6位。市町別では、矢板市の25トンがトップ、次いで茂木町の24・5トン、芳賀町の15・3トンとなっている。

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20120421/CK2012042102000127.html
【栃木】
1日400キロ、捨てるために収穫 矢板の君嶋さん苦悩
2012年4月21日

君嶋さん(左)らが山から1日がかりで収穫したものの、すべて廃棄処分となる乾燥用のシイタケ=矢板市で

 「自分で作り、自分で捨てる。ばかみたいだよ」。矢板市下太田にある「君嶋きのこ園」の君嶋治さん(61)は連日、施設栽培した原木生シイタケと、所有する山で原木栽培した乾燥用のシイタケを一日平均四百キログラム、収穫しては、廃棄している。

 矢板市は二月、那須塩原市とともに県内で最も早く、国から露地、施設栽培ともに原木生シイタケの出荷停止の指示を受けた。昨年十一月、県から出荷自粛の要請を受けた原木栽培の乾シイタケに続き、生産者にとっては非情な宣告だった。

 シイタケの生産を始めて三十七年。「出荷できなくても収穫をしなければ、原木や山がだめになってしまう」。不毛な作業に加え、収穫したシイタケを東電への賠償用に記録写真に収めるむなしさ。「俺らに過失はない」と声を震わせる。

 未使用の原木も大量に処分。これまでは、那須地区や地元の原木を使っていたが、今年は初めて佐野市産を取り入れた。五里霧中の今も、安心で安全なシイタケを作るために努力を惜しまない。

 当面は東電からの賠償に頼るしかない。それでも、不安は尽きない。「仮に出荷停止が解除されても、消費者はどう思うだろう」。広がる風評被害。市場価格は「3・11」以前の水準に戻るのか。

 「食べ物は健康面で重要だが、消費者には市場に出てきた食品は安全だと考えてほしい」と君嶋さん。信念があるからこそ、再び自慢のシイタケが店頭に並ぶ日まで、苦しくとも歩みを進める。