今年はほとんど見られないメジロ。再び、羽ばたく姿を見せてくれるか… | 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援
メジロ
$乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援


ツグミ
$乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援


シロハラ
$乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援



http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/294129
メジロ姿見せず 各地で報告
2012年3月28日 02:05 カテゴリー:九州 > 福岡
今年はほとんど見られないメジロ。再び、羽ばたく姿を見せてくれるか…

 梅の盛りが過ぎ、ツバキが満開となっても、今年はメジロの姿がほとんど見られない。花の名所で“ウメジロ”と呼ばれる「梅とメジロ」の写真を狙うカメラマンも多くが空振りに。日本野鳥の会筑後支部(久留米市)には、「冬鳥が極端に少ない」といった報告も寄せられており、野鳥のさえずりが静かな「沈黙の春」に関係者は首をひねっている。

 松富士将和会長(71)によると、約180人の会員がいる筑後支部が異変に気付いたのは昨年12月。例年ならば、筑後地区の里山や市街地に姿を見せるメジロやツグミ、シロハラなどの野鳥の姿が見られないという。

 野鳥は山にエサが豊富であれば、人里など平地まで飛んで来ないとされる。ただ、今年は市街地にとどまらず、筑後支部が久留米市御井町の高良山などで行ったバードウオッチングでもメジロは確認できなかった。

 日本野鳥の会(東京)によると、筑後支部以外にも「こんなに野鳥が少ない冬を経験したことがない」(大阪支部)などと各支部から冬鳥の異変が報告されており、メジロに関しては特に近畿以西で観察できないケースが目立つという。

 松富士会長は「筑後川のカモなどは例年通りに確認されており、メジロやツグミだけがいない原因が分からない。非常におかしな事態で、継続して2、3年は注意深く観察を続けたい」と話している。

=2012/03/28付 西日本新聞朝刊=