牛乳を飲むと骨中からカルシウムとともにリン、マグネシウムが取り出され、ストロンチウム蓄積 | 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援
http://mainichi.jp/life/edu/child/news/20120315mog00m040023000c.html
放射性物質:福島の母たちの苦悩 アンケート/7止 回答21~23
 ◇回答21

(1)

 子どもの健康は本当に不安です。避難する子どもの友人もいて、とても戸惑います。家族がバラバラに生活したり、二重生活をすることはとても困難ですが、このまま福島市に住み続けていて、子どもたちにとって大丈夫だろうかとかいう不安は尽きません。

(2)

 除染活動に力を入れて安心して生活できる場を取り戻したいです。

 放射線量が高い土をどうすればいいか、早く対応してほしい。
 ◇回答22

(1)

 子どもの健康のことが一番不安です。誰のどんな説を信じれば良いのか分かりません。今や聞き飽きた「直ちに健康に影響することはない」。じゃあ、将来はどうなのか。

 事故から大分経過してから、メルトダウンなどの事実を明かしたり、今ごろになって食品の基準を見直したり、今更ですが、福島にいて大丈夫なのか、とても不安になりました。

(2)

 逃げたくても逃げられない庶民の気持ちをきちんと理解していただきたいです。経済的な理由はもちろん、仕事上の責任の問題など、様々な理由でみんなそう簡単には福島を出られないことを分かってほしいです。

 今ごろになって食品の基準を厳しく見直すような手探り状態なら、すべての基準を厳しく見積もって人命を守るべきだと思います。自己避難できない人は住み続けるしかないのであれば、例えば福島在住手当を出すとか、がんなどの医療保険に国のお金で加入できるようにするとか。

 また、現在町内会などで地域の大まかな放射線量を地図で配布するなどしていますが、1人1人がいちいち地図を見ながら行動するなんて子どもには無理です。ホットスポットや長時間滞在が好ましくない場所には立て札でも立てていただけないものかと思います。
 ◇回答23

(1)

 放射能自体は、十分勉強したり調べたりしたことで、自分で十分対処可能なのですが、放射能に過敏になりすぎて過度に学習活動が制限されてしまうことが心配です。

 放射能の影響から身を守るために、筋力低下と日光に当たらないことによるビタミンD不足は避けたい。除染が行われたおかげで学校敷地内の線量は下がっているので、学習活動を以前のように行ってほしい、と言う家族の声も聞いてほしい。

 子どもの健康、健全な発達は、有害なものを除去するだけでは得られない。現に今の日本では環境ホルモン、化学薬品(食品添加物、合成洗剤、農薬など)、大気汚染など有害なものが多い。自己管理、自己責任で生活している家庭もあるので、全員避難や移住は希望しない。

(2)

 放射能に対し、広島、長崎、チェルノブイリにおいて、日本食が有効だったことがよく分かっています。現代日本の2人に1人ががんになる状況も、食の欧米化によるところが大きいので、給食などで発がんリスクの高い食品添加物、化学調味料、カタカナ食品(欧米食)、牛乳、砂糖を減らし、低農薬、有機栽培、豆乳などを使った野菜中心の日本食にしてほしいと思います。

 牛乳はカルシウムが多いですが、リン、マグネシウムのバランスが悪く、骨中からカルシウムとともにリン、マグネシウムが取り出され、骨中カルシウム密度が下がり、ストロンチウムが蓄積しやすくなります。また食品添加物の解毒や肉、油もエネルギーにするために、カルシウム、カリウムなどのミネラルを多量に使い、ストロンチウムやセシウムを取り込みやすくなります。

2012年3月16日