食べるな!赤城白川のヤマメ、350ベクレル | 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援
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放射性セシウム:赤城白川のヤマメ、350ベクレル 県「食べるの控えて」 /群馬

毎日新聞 3月13日(火)11時46分配信
 県は12日、県内4河川6地点で3~4日に採取したヤマメを検査した結果、赤城白川(前橋市)で1キロ当たり350ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。現行の暫定規制値(同500ベクレル)は下回ったが、4月から適用される新規制値(同100ベクレル)は上回っており、県は釣った魚は再放流し食用にしないよう、漁協を通じて釣り客に呼びかける。
 県によると、赤城白川には赤城大沼から取水した農業用水が流れ込んでいる。同沼ではワカサギから同400ベクレル以上のセシウム検出が続いているが、この農業用水は昨年9月の検査でセシウムは不検出(検出限界値=同20ベクレル)だった。また赤城大沼を水源とする沼尾川のヤマメは2月の検査で同86ベクレルにとどまっており、県は赤城白川でのセシウム検出について「検査を重ねないと因果関係はわからない」としている。
 このほかに、三波川(藤岡市)のヤマメから同13・6ベクレルのセシウムが検出され、烏川(高崎市)3地点と榛名川(同)は不検出(検出限界値=同1・9~4・8ベクレル)だった。
 また川場村の養殖場と釣り堀、東吾妻町の養殖場で1~6日に採取した養殖魚も検査した結果、川場村の養殖場のニジマスから同5・1ベクレル、同村の釣り堀のニジマスから同2・0ベクレルのセシウムが検出された。養殖魚からの検出は初めて。検出限界値は前回(昨年9月)まで同50ベクレルだったが、新規制値の適用に合わせて測定に時間をかけ同1・8~3・4ベクレルまで精度を上げたという。【喜屋武真之介】

3月13日朝刊

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