まきからセシウム 8市町村で国の指標値超す /群馬 | 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援
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東日本大震災:まきからセシウム 8市町村で国の指標値超す /群馬

毎日新聞 3月2日(金)12時14分配信
 県はこのほど、一般家庭のストーブなどで使用されているまきと焼却灰について、環境省が行った放射性物質検査結果を発表した。調査は、国が除染費用を負担する「汚染状況重点調査地域」を除く県内23市町村のうち、希望した13市町村を対象に実施。このうち8市町村のまきから、国が一般家庭で使用可能としている指標値(1キロ当たり40ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。
 検査は、各市町村から1世帯を抽出して実施した。セシウム濃度が最も高かったのは南牧村の同270ベクレルだった。
 一方、まきの焼却灰は、昭和村で国の埋め立て基準(1キロ当たり8000ベクレル以下)に辛うじて収まる同8000ベクレルを検出した。
 県はまきを使用する一般家庭に向け(1)使用する際は民間の検査機関で測定し同40ベクレルを下回ること(2)まきや焼却灰の処分は各市町村の指示に従うこと--を呼びかけている。問い合わせは県林業振興課(電話027・226・3235)へ。【塩田彩】
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 ◇まきと焼却灰の放射性物質検査結果
    まき      焼却灰
前橋  19~38未満 3400
高崎  35未満    710
伊勢崎 21~35未満 950
太田  70      2120
藤岡  71      1960
吉岡  51      3900
神流  30未満    1420
南牧  270     4200
甘楽  44      560
長野原 112     2900
嬬恋  37未満    4100
昭和  75      8000
邑楽  82      970
 注)数値は放射性セシウム濃度で単位・ベクレル(1キロ当たり)。一部数値に幅があるのは検出限界値分を加えているため。高崎の場合はセシウム134、137とも不検出だが、それぞれの検出限界値を足すと35ベクレル未満になる

3月2日朝刊