福島県最大の人口減 浜通りから大量転出 11年見通し #Fukushima | 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/12/20111227t63016.htm
福島県最大の人口減 浜通りから大量転出 11年見通し

 福島県が26日発表した今月1日現在の推計人口は198万5024人で、3月1日に比べ3万9377人(1.95%)減少した。年間の推移は来春まとまるが、統計のある1920年以降で最大だった46年(3万8000人)を超え、過去最大の減少幅となる見通し。福島第1原発事故によって、浜通り地方の住民が大量に転出したことが大きく影響した。
 自然動態では、出生1万1735人に対し死亡1万9649人で、7914人の自然減。
 社会動態のうち転入は県外からが1万9338人、その他(国籍取得など)が626人。転出では県外に移ったのが5万1098人、その他(国籍喪失など)が329人。転出が転入を大幅に上回り、3万1463人の社会減となった。県内での転入・転出は2万3630人。
 地域別の減少率(3~12月)は、原発に近い相双が5.32%と最も大きい。その他ではいわき2.30%、県中1.76%、県北1.63%、南会津1.24%、県南0.90%、会津0.64%。全域で減ったが、浜通り地方が突出している。
 原発事故後の月ごとの減少数では、3月の9798人が最も多く、その後は徐々に縮小、10月は1955人減となった。
 人口統計は住民票を基にするため、以前の市町村に住民票を残したままの避難者は含まれない。福島県によると、避難者の実数は県外と県内を合わせ15万7000人と推測されている。
 福島県の人口は98年1月の213万8454人をピークに減少へ転じ、2006年以降は年間1万人規模で減少している。

2011年12月27日火曜日