福島のイラク化、原子力委員会の放射線防護は出鱈目 | 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110628ddm002040087000c.html
プルトニウム:細胞から完全除去は困難 米チーム結論

 有毒な放射性物質プルトニウムが体の細胞に取り込まれる仕組みを、米アルゴンヌ国立研究所(イリノイ州)などのチームが解明した。プルトニウムは、福島第1原発事故に伴い、敷地の内外から検出されている。チームは、細胞への取り込みを減らす道を開くとしているが、同時に完全に除去することは困難として事故防止が必須と訴えている。米科学誌ネイチャー・ケミカルバイオロジーに掲載される。

 今回の事故を踏まえ、特殊なエックス線などを使って調べた。その結果、プルトニウムは、2種類のたんぱく質が橋渡し役になって細胞内に入っていくことが分かった。

 また、たんぱく質との結合を妨げる物質を開発すれば、プルトニウムによる被害を防ぐことになるが、生命活動に必要な鉄の取り込み経路と似ていることも判明した。チームは「(鉄の取り込み影響も懸念され)完全に防ぐことは現実的でない」としている。

 プルトニウムは口から体内に入っても水に溶けにくいため排出されやすいが、肺などにたまると長時間とどまり、がん発生が懸念されている。

 通常、プルトニウムは原子炉に閉じ込められている。しかし、福島第1原発事故では、水素爆発で建屋外に放出され、敷地内で土壌1キロあたり最大0・54ベクレルが検出された。東電は「人体に影響のない水準」としている。【久野華代】

毎日新聞 2011年6月28日 東京朝刊



(゚ω゚)イラクと同じようになる福島。どのようなモノか調べてみた。

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=251655
人工物質の脅威:大気・水・食品
251655 最悪の事態=ウラン拡散 3 劣化ウラン弾による健康被害
 
内藤琢 ( 33 滋賀 路上人 ) 11/05/19 PM07 【印刷用へ】
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251647 1 福島原発でも既にウランが漏れ出ているのでは? 内藤琢
251648 2 劣化ウラン弾の危険性
の続き
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米軍も国際原子力機関IAEAも世界保健機関WHOも、劣化ウラン弾と疾患との関連性は認められない、としている。そのため、劣化ウラン弾の被害については、大規模な調査が行われていない。

劣化ウラン弾の健康被害(ガン、白血病、先天性の欠損を持った新生児、乳幼児死亡率など)については、在野の研究者やメディアが断片的に報じている。

以下は、1991年の湾岸戦争(イラク~クウェート)について
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(劣化ウラン弾による被害の実態と人体影響についてリンクより抜粋・要約)

・湾岸戦争前後の1989年→1997年にかけて、イラク南部での白血病発生率が1.5倍~3.8倍に増加している。

・イラク南部における癌発生率が1989年から1994年にかけて7倍に増加した。

・イラク南部での小児白血病(悪性)の発生数は、1994年~1998年は24~25人ですが、1999年は30人、2000年は60人、2001年は70人。10年掛けて3倍以上に増加。

・バスラでの15歳以下の子供における悪性腫瘍の発生率は、1994年~1998年は10万人当たり7人前後で推移していたが、1999年~2001年には11人~13人と急激に増加。

・イラク南部では、欠損を持った新生児の数が3倍に増加した。

・バスラ産科小児科病院の医師-1990年には37例(新生児の3%)だった先天性の奇形・異常が、2001年には254例(新生児の22%)にまで跳ね上がっている。

・1000人当たりの乳児死亡率(1歳未満)は、1980年代を通じて低下し、1984年から89年までは47人であったが、1994~99年には108人へと増加、5歳未満の幼児死亡率も56人から131人へと増加。いずれも2倍以上の増加。
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続いて、断片的ながら他の戦争地域について
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(さてはてメモ帳:自由の名の下の民族浄化リンクより抜粋・要約)

バルカン半島(ボスニア紛争、コソボ紛争)
・1995年から2000年までに、癌の発生率が5.76 倍に増加。
・1999年から2009年で、癌の10倍の増加、小児白血病の10倍の増加。
・2004年に比べ2005年度で、さらに38%多い癌の症例。
・ユーゴスラビア国境近辺の地方での子宮頸がんの増加。

アフガニスタン
・2年間で奇形の数が倍増。

イラク(湾岸戦争、イラク戦争)
4000名のうち20名の新生児たちが目がなしで生まれた(通常の割合は5000万人に一人)。両眼がなく生まれた9名の新生児のうち、8名が米国の対戦車兵器に曝された父親たちの子供であった。
・新生児奇形率が、1989年の10万人あたり11名から、2001年には10万人あたり116名に増加した。
・癌の罹患率は大幅に増え、大半の癌の症例は今や子供たちのものである。
・同時に3種類の癌に苦しんでいる患者たちが見られる。
・20代の女性たちが今や乳がんに苦しんでいる。
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251656 最悪の事態=ウラン拡散 4 放射性物質が放射性物質を生む連鎖 内藤琢 11/05/19 PM07
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http://live.nicovideo.jp/watch/lv54736748?from=lv54744764
>2011/06/28(火) 開場10:20 開演 10:30 番組ID:lv54736748
>【6/28・10:30開始】​原子力委員会 生中継

(゚ω゚)出席者は・・
鈴木達治郎 原子力委員会委員長代理
明石真言 独立行政法人 放射線医学総合研究所 理事
茅野政道 日本原子力研究開発機構 原子力基礎工学研究部門 ←ICRP委員
秋庭悦子 原子力委員会委員
大庭三枝 原子力委員会委員
近藤駿介 原子力委員会委員長


http://jolissrch-inter.tokai-sc.jaea.go.jp/pdfdata/JAEA-Data-Code-2010-020.pdf
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(゚ω゚) ICRP委員はここにも出席している。


http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/86574.html

2011年06月22日 (水)
放射線の健康への影響を討論

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、放射線の健康への影響に不安が広がるなか、被ばくはどこまでが安全なのか、意見が異なる専門家が議論する討論会が東京で開かれました。

この討論会は国立がん研究センターが開いたものです。福島第一原発の事故を巡っては、放射線の健康への影響がどの程度なのか、専門家によって意見が異なり、一般の人達の間で不安が広がっています。討論会は意見の異なる専門家が議論することで、どう対応すればよいのか、共通の理解を得られるようにと企画されました。会場には7人の専門家が参加し、このうち100ミリシーベルト未満の被ばくの影響について、北海道がんセンターの西尾正道院長は「20ミリシーベルトでも、がんになるリスクは僅かだが、上がるので将来、がんになる人が増える」と述べ、健康への影響があるという考えを示しました。一方でICRP=国際放射線防護委員会の委員の大分県立看護科学大学の甲斐倫明教授は「これまでの研究で、100ミリシーベルト未満の被ばくで健康への影響が起きるという十分なデータはない」と述べ、健康に影響が出る人はなかなか見つからないという見方を強調しました。そのうえで討論会では、放射性物質を体内に取り込む内部被ばくの調査を巡って議論され、放射線の健康影響を考えるためには内部被ばくの量を正確に検査することが大切だという意見が相次ぎました。今回の議論を受けて、国立がん研究センターは、国に対して内部被ばくを含めた住民の被ばく量について速やかに検査するとともに、住民の不安に応えられる相談態勢を整えるよう求めることにしています。


(゚ω゚)これくらいは語るのが放射線防護というもの。
http://youtu.be/8T23sZYFEm4
【原発列島日本】 チェルノブイリ、そして福島で今起こっていること.flv