113.38L(3日目、スマギECB専務理事利上げを示唆) | 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援
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(*´∀`)大量ってどんだけ?www

大量ドル売りの噂
[ニューヨーク為替市場アップデート]
*03:59JST 大量ドル売りの噂
市場では、ドルの大量売りが出たと噂されている。
ユーロ・ドルは1.3710ドルまで上昇し2/10来の高値1.3720ドルを目指す展開を継続している。
ドル・円は83円03銭まで下落、
ドル・スイスは0.9438フランまで下落し、2/3来の安値を更新している。


英銀、ECBが9月と11月に25bpずつ利上げの見通し示す
 2時3分現在、ユーロドルは1.3673ドル、ユーロ円は113.76円で推移。


LDNFIX=ユーロ買い優勢に
 ロンドンフィックスにかけては、ユーロ買いが優勢に。
ビーニ・スマギECB理事が「インフレ上昇でECBは利上げする可能性も」と
タカ派な発言をしたことを受けて、ユーロ圏の金利上昇期待からユーロが他通貨に対して強含んだ。
また、「ECBがポルトガル国債を購入したもよう」とのニュースが伝わり、
ポルトガル国債の利回り上昇が抑えられたことでユーロ圏の債務問題への懸念が和らいだことも、
ユーロの上昇を後押ししたようだ。
 ユーロドルは、発言を受けて1.36ドル台を回復。
いったんは1.36ドル前半まで押し戻されるも、同水準での底堅さを確認すると
1.3650ドルにあった売りオーダーをこなして、1.3670ドルまで上昇幅を広げた。
ユーロは、そのほかの通貨でも強含みとなり、ユーロ円は113.80円、
ユーロCHFは1.2992CHFまで上昇し、ユーロポンドは0.8420ポンド付近と本日の高値水準まで戻した。
ユーロドルの上昇につれて、ポンドドルも上昇。ポンドドルは1.6247ドルまで水準を上げた。
ただ前述したように、対ユーロでの反落が対ドルでも重しとなり上昇幅は限られた。
 一方で、ドル円は上値の重い展開に。米10年債利回りが3.629%まで上昇幅を広げたほか、
83.50円に設定されていた本日が期限となるオプションに関連した買いを受けて83.51円まで上昇。
しかし、買い一巡後はさらに上方向を試す動きにはならず、その後は83.30円前後まで押し戻された。
そのほかでは、スイスフラン(CHF)買いが優勢に。
「エジプトがイラン軍艦のスエズ運河航行を許可した」との報道が流れたことで、
中東情勢が緊迫するとの懸念から、ドルCHFは0.9481CHF、CHF円は87.81円までそれぞれCHF買いが進んだ。
 1時49分現在、ドル円は83.23円、ユーロドルは1.3661ドル、ユーロ円は113.71円で推移。


野田財務相、EFSF国債購入継続計画を明らかに
[ニューヨーク為替市場アップデート]
*00:28JST 野田財務相、EFSF国債購入継続計画を明らかに
 野田財務相は、日本のEFSF国債購入を続ける計画を明らかにした。
日本は、先月第1回のEFSF国債発行の際、発行規模全体の20%以上を購入している。
ドル・円は83円21銭まで下落後、83円40-45銭へ戻している。
野田財務相
「日本は、EFSF国債購入を続ける計画」



ECBがポルトガルの短期債を購入との観測
[欧米市場の為替相場動向]
*22:21JST ECBがポルトガルの短期債を購入との観測
ECBがポルトガルの短期債を購入しているとの観測が出ている模様。
これもユーロ反発の一因とみられる。
ユーロ・円は113円75銭まで上昇している。


スマギECB専務理事利上げを示唆、ユーロ安値から反発
[欧米市場の為替相場動向]
*21:50JST スマギECB専務理事利上げを示唆、ユーロ安値から反発
 ユーロ・ドルは、1.3545ドルの安値から1.3590ドルへ反発。
スマギECB専務理事がECBによる物価圧力の高まりを受けた利上げの可能性を示唆したことが、
ユーロ買いに繋がった。

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(*´∀`)スマギECB専務理事って誰よ?
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&langpair=en|ja&u=http://www.ecb.int/ecb/orga/decisions/eb/html/index.en.html
ECBの理事会のメンバー
Lorenzo Bini SmaghiロレンツォビニSmaghi
Portrait of Lorenzo Bini Smaghi, Member of the Executive Board of the European Central Bank
Date of birth: 29 November 1956 誕生日:1956年11月29日
Place of birth: Florence, Italy 出身地:フィレンツェ、イタリア
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http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=akifi939NvM0
ECB限界貸し出しの需要急増、トレーダーのミスによる公算-FT
記事をメールで送信 記事を印刷する
  2月17日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)の翌日物融資に対する資金需要が16日、「異常なほど」急増し、1年8カ月ぶりの高水準に達したが、ゼロを1つ余分に付けたか、小数点を付け忘れるといった「トレーダーのミス」が原因だった可能性がある。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)がICAPの債券ストラテジスト、ドン・スミス氏の話として報じた。
  ECBの限界貸出制度は、資金繰りに窮する銀行が利用するものだが、スミス氏は、金融システム緊張の兆しや、金融機関が深刻な資金調達難に陥っているという兆候はなかったと指摘。「パニック状態にあるという感じは全くない」とした上で、「計算ミス」やキーボードの打ち間違いの公算が大きいとの見方を示した。FTによれば、ECBはコメントを控えている。


(*´∀`)インフレは政策では対応難しいとか言われたらユロドル上昇。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aGY5ZWqxSpY4
G20会議がきょう開幕、インフレ加速や不均衡是正で議論白熱も
2月18日(ブルームバーグ):20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が18日、パリで開幕する。世界の経済不均衡是正策をめぐり対立する各国当局者は、新興国から先進国に広がるインフレ加速という新たな脅威に直面している。
  17日発表された1月の米消費者物価指数(CPI)は予想を上回る上昇で、欧州のインフレ率も2年ぶりの高水準に達しており、中国の物価上昇率も高まっている。景気回復をどう維持していくかについての世界的なコンセンサスはインフレ加速でほころびが広がっている。
  G20会議を主催するフランスのラガルド財務相はブルームバーグテレビジョンに対し、「インフレを抑制する必要があるのは明らかだ」と述べ、「行き過ぎたインフレが成長に貢献することはない」と指摘した。
  商品価格が急上昇する中、第2次大戦以降最悪のリセッション(景気後退)からの回復過程の副産物でもある消費者物価の上昇で、金利の引き上げが再度議題に上っている。先進国が突出した政府債務への対応に取り組んでいる一方で、新興国は景気の波の回避を目指している。
  インフレ加速を受けて先進国ではカナダが利上げに踏み切っている。イングランド銀行は今週、インフレが加速し4.4%前後でピークを付けるとの見通しを示しており、カナダ中銀に追随する可能性が高まっている。一方、G20の新興国では中国とブラジル、インド、インドネシア、韓国が今年利上げを実施している。
  食料価格の高騰はチュニジアでの民主化を求める動乱やその後のエジプトや近隣アラブ諸国のデモの背景にもなっている。乳製品や砂糖、穀物価格の上昇で食料価格は先月最高値を更新しており、世界銀行は今週、こうした食料価格高騰で4400万人余りが「極度」の貧困に追い込まれていると指摘している。
更新日時: 2011/02/18 10:48 JST


(*´∀`)110.77Bidから上げては半値戻ししかしてないところに
(*´∀`)安心ロング継続かと思われる。

TKY午前=小動き、イベント控えて方向感に欠ける展開
 東京タイム午前の為替相場は小動き。実質ゴトー日(5・10日)ということもあり、仲値にかけてのドル不足額は通常よりも増額となったが、輸出勢の持ち込み(ドル売り)が入ったことから、不足も解消されたもようで大きな動きは見られず。そのほか、本日から開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議を前に様子見ムードが広がったことや週末要因も絡み、特段大きな動きはみられなかった。
 ドルストレートはやや軟調。序盤は昨日のNYタイムの流れを引き継いで買いが先行する場面があったが、その後は米10年債利回りが一時3.6%台まで上昇したことも後押しとなりドル買いが優勢となって下押す展開に。ユーロドルは1.3592ドル、ポンドドルは1.6161ドルまでじり安。ドルCHFも0.9512CHFまでドル買い・スイスフラン売りが進んだ。
 ドル円は小幅なレンジで底堅く推移。仲値に向けての大きな動意はなかったが、その後は米系の買いや日経平均株価が前日比マイナスからプラスに転じたことが支えとなり下値は限定的に。ただし、本邦輸出勢による断続的な売りも観測されたことから上昇も抑えられた。
 この後もG20財務相・中央銀行総裁会議やそれにともなって予定されている各国要人の発言などに向けて様子見ムードが徐々に高まっていくか。ドル円は83.00円と83.50円の両サイドに本日期日のオプション(OP)が設定されており、83円前半をメインにしたフロー中心の動きが継続するだろう。
 11時29分現在、ドル円は83.36円、ユーロドルは1.3593ドル、ユーロ円は113.32円で推移。




17日の要人発言

メルケル独首相
ECB総裁にドイツ人が就任する希望を捨てていない

センタンス英MPC委員
「CPI目標に戻すには市場予想以上の利上げが必要」
「弱いポンドはリバランス支援も、CPIリスクを上昇させる」
「ポンドを支えるための利上げが必要」
「BOEのインフレ見通しは楽観的過ぎる」

ファンロンパイEU大統領
「直近の強い経済指標によってユーロは安定している」

ガイトナー米財務長官
「財政赤字をGDPの3%以内にとどめないといけない」
「法定上限の引き上げは、フェイルのリスクをなくす」

バーナンキFRB議長
「FRBはリスク低減のためにできることをする必要」
「FEDは監視に積極的である必要がある」
「中小銀行はインターチェンジフィー規則から強い影響を受ける可能性がある」
「現在の経常収支の不均衡にはリスクの可能性が見られる」

ホーニグ米カンザスシティ連銀総裁
「インフレ期待はさらに上昇するだろう」
「経済は改善していくだろう」
「緩やかながらも、インフレ加速の兆候」

エバンズ米シカゴ連銀総裁
「景気回復ペースに失望」
「緩和的な金融政策は有益」
「失業率は高く、インフレは低すぎる」

フィッシャー米ダラス連銀総裁
「量的緩和の追加を支持しない」との考えを改めて表明
「米経済は、多くの流動性を持っている」
「物価に対する圧力は高まっている」
「出口戦略中も準備預金金利を調整することが可能」

ショイブレ独財務相
「G20で、資本流入の監視を議論」

イングリッシュNZ財務相
「緩やかな経済回復で、税収は抑制された」

中国人民銀行総裁
「人民元上昇で外部からの圧力にらされていない」
「国内の動向に集中している」

トリシェECB総裁
「ヘッジファンドの金融危機への影響、理解されていない」

ドラギ伊中銀総裁
「大きすぎて潰せない銀行のリスクに対処が必要」


http://www.dir.co.jp/souken/research/report/capital-mkt/mktview/11021601mktview.pdf
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ユーロドルは1.3627ドルへ上昇、レンジ狭いが昨日高値更新
 ユーロドルは一時1.3627ドルへ上昇。レンジは狭いながらも昨日高値となる1.3620ドルを更新している。
 8時36分現在、ユーロドルは1.3623ドルで推移。
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http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-19604120110217
中東情勢緊迫化でスイスフラン全面高、米国債利回り低下でドル軟調
2011年 02月 18日 08:06 JST
米株は小幅続伸、主要銘柄に買い
米FRB、16日までの週にECBに7000万ドル供給=NY連銀
EU、ポルトガルが4月までに支援要請迫られると予想=関係筋
G20声明、為替相場めぐる文言は変更の見通し=関係筋
 [ニューヨーク 17日 ロイター] 17日のニューヨーク外国為替市場では、中東情勢の緊迫化を背景にスイスフランが全面高となった。一方ドルは、米国債利回りの低下やテクニカル要因などで軟調となった。
 地政学的リスクが高まった際に通常買われるスイスフランは、中東情勢がさらに悪化した場合一段高になると予想されている。一方、最近円やユーロに対して上昇していたドルは、引き続き利食い売りに押される可能性が高い。
 ユーロ/スイスフランは0.7%安の1.2917スイスフラン。ドル/スイスフランも1%安の0.9493スイスフラン。
 主要6通貨に対するドル指数は0.3%安の77.974と、100日移動平均の78.701を割り込んだ。
 スコシア・キャピタルの主席為替ストラテジスト、カミリア・サットン氏は、ドル指数は今週に入り100日移動平均を突破したものの、それを上回る水準を維持できておらず、これはドルの先安観を示している、と指摘した。
 外為市場では米国債利回り動向も材料となっている。この日米国債は中東情勢不安で逃避買いが膨らみ、2年債利回りは0.8%を割り込み、2月7日につけた0.765%に迫った。10年債利回りも低下、ただ、12月中旬につけた3.534%は依然上回っている。
 インフレ期待の高まりを背景とした最近の米国債利回り上昇は、ドルの支援材料となっていた。
 ユーロ/ドルは0.2%高の1.3605ドル。この日スペインが国債入札を順調にこなしたことはユーロ/ドルの支援材料となった。
 一方、市中銀行が欧州中央銀行(ECB)から借り入れている翌日物貸出残高が大幅に増加したことは、ユーロ圏の銀行セクターがぜい弱であることを示している。ECBの流動性データによると、市中銀行がECBから借り入れている翌日物貸出残高は17日時点で150億ユーロ超に急増し、2009年6月以来の高水準となった。
 ドル/円は前日に続き軟調となり、0.4%安の83.33円。ただ、月初からは1.5%上昇している。 

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-19603420110217
EU、ポルトガルが4月までに支援要請迫られると予想=関係筋
2011年 02月 18日 07:13 JST
 [ブリュッセル 17日 ロイター〕 欧州連合(EU)加盟国はポルトガルの市場での資金調達能力に対して懸念を強めており、同国は4月までに国際支援の要請を迫られると予想している。ユーロ圏関係筋が17日、明らかにした。
 同筋は「ポルトガルは沈みかけている。3月末以降この状態を保つことはできないだろう」と指摘。「金融市場ではすでにこのように理解されているが、これは現在、EU財務相の理解するところでもある」と述べた。
 ポルトガル当局者は過去数日、債務危機の解決は欧州全体の対応次第との見解を繰り返し、EUが3月24―25日の欧州首脳会議までに包括的対応策で合意できれば、ポルトガルは金融市場の圧力に対応しやすくなるとのメッセージを送っている。
 バンコ・カレゴサ(リスボン)の債券運用部門責任者、フィリペ・シルバ氏は、ポルトガル国債入札への需要は、3月下旬の欧州首脳会議までは問題ないが、その後は不透明との見方を示した。
 同氏は「国際支援がなくても3月まではなんとかなる。ただ、その後は(首脳会議)の決定内容次第だ。動向を注視する」と話した。

 複数の関係者は、現在ポルトガルは市場で資金調達を続けており、大規模な資金需要は4月と、その後は6月までないと指摘し、危機的状況が間近に迫っているわけではないとの見方を示した。ただ、そうした状況は近づきつつあるとしている。


18日重要指標【TKY】
2/18(金) 〔予想〕 (前回)
主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議(-19日、於パリ)
08:50 日銀金融決定会合議事要旨(1月24-25日分)
17:00 バルニエ欧州委員(域内市場・金融サービス担当)、スロベニア首脳と会談
17:30 ファンロンパイEU大統領、リトアニア首脳と会談
18:30 英1月小売売上高 〔+0.2%〕 (-0.3%)
21:00 加1月消費者物価指数(前年比) 〔+2.4%〕 (+2.4%)
21:00 加1月消費者物価指数コア(前年比) 〔+1.5%〕 (+1.5%)
22:00 バーナンキFRB議長、講演
23:45 ガイトナー米財務長官、講演
翌3:30 タッカーBOE副総裁、講演
2/19(土) 〔予想〕 (前回)
主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議(18日-、於;パリ)

(*´∀`)3日足PIVOT。米国債利回10年は3.57%台へ落ちてる。 $乖離のユロ円講座(*´∀`)$乖離のユロ円講座(*´∀`)


(*´∀`)来週の決算を期待し、株は少々上げてる・・
(*´∀`)ユロドルは1.3620ドルに乗せてくると、安心ロングでしょう。
http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/
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http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-19602120110217
1月米コアCPI、09年10月以来の大きさ
2011年 02月 18日 04:53 JST
IMF、食料価格高や公的財政によるリスク増大を警告
週末のG20、不均衡測る指標で原則合意なら大きな前進=仏経済相
米新規失業保険申請件数は41万件、予想以上の増加
 [ワシントン 17日 ロイター] 米労働省が17日発表した1月の米消費者物価指数(CPI)統計によると、食品・エネルギーを除くコアCPIは前月比0.2%上昇し、上昇率は2009年10月以来の大きさとなった。
 コアCPIの市場予想は0.1%上昇だった。12月は0.1%上昇していた。
 被服、航空運賃などの上昇が押し上げ要因となった。上昇は、コアCPIのディスインフレトレンドが底入れした可能性を示している。
 バークレイズ・キャピタルのシニアエコノミスト(米経済担当)、マイケル・ギャパン氏は「第4・四半期にディスインフレのプロセスが底入れしたというわれわれの予想と一致している。まだ今のところ価格決定力にまでは波及していない」と指摘した。
 総合CPIは前月比0.4%上昇し、市場予想の0.3%上昇を上回った。上昇分の3分の2以上を食料・エネルギー価格が占めた。12月は0.4%上昇だった。
 前年比ではコアCPIが1.0%上昇となり、上昇率は3月以来の大きさとなった。市場予想の0.9%も上回った。12月は0.8%上昇していた。
 予想をやや上回る内容となったものの、1月のインフレ統計は、依然としてインフレ水準は低すぎるとの米連邦準備理事会(FRB)の見方を裏付けているとみられている。

http://jp.reuters.com/article/worldMarkets/idJPnJT884330220110217?sp=true
欧州市場サマリー(17日)
2011年 02月 18日 05:06 JST
海外株式市場
欧州株式市場サマリー(17日)
欧州株式市場=4日連続で2年5カ月ぶり高値更新、テクニカル指標は短期的な下落を示唆
ロンドン株式市場=小幅続伸、銀行株の上げが鉱山株の下落打ち消す
米国株式市場・寄り付き=反落、米指標を嫌気
             1528GMT 16日終盤
ユーロ/ドルEUR=    1.3606 1.3566
ドル/円JPY=    83.260 83.650
ユーロ/円EURJPY= 113.30 113.49
            17日終値   前営業日終値
株 FT100  6087.38(+2.11) 6085.27
  クセトラDAX   7405.51(‐8.79) 7414.30
金 現物午後値決め 1379.00    1371.25 
             先物    現物利回り
3カ月物ユーロ(3月限)  98.880 (+0.010)  0.557(0.572)
独連邦債2年物 1.322(1.366)
独連邦債10年物(3月限) 123.77 (+0.70) 3.177(3.240)
独連邦債30年物   3.672(3.721)
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 <為替> スイスフランが上昇。中東の政情不安を背景に安全資産としての需要が高ま
った。また、スペインが国債入札を順調にこなし、ユーロを支援した。
 <株式> ロンドン株式市場は小幅続伸。銀行株が上昇し鉱山株の下落を打ち消した。
また、企業決算への楽観的な見方が中東の政情不安による影響を緩和した。
 FT100種総合株価指数.FTSEは2.11ポイント(0.03%)高の
6087.38。2008年6月以来の高値に迫った。
 エジプトやチュニジアでの民衆蜂起がそれぞれの支配者を辞任に追い込んだことを受け、
中東や北アフリカ各国では政府への抗議デモが続発している。ペルシャ湾の産油国バーレ
ーンでは17日、首都マナマで治安部隊とデモ参加者が衝突し、3人が死亡した。
 シュローダーの首席エコノミスト兼ストラテジスト、キース・ウェード氏は「市場は中
東情勢に関するニュースに対して底堅さを見せている。通常このようなニュースがあると、
もっと不安定になるものだ」と話した。

 銀行株はこの日も好調。バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)の予想を上回った決算を好感した。ロイ
ヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)は3.8%、ロイズ・バンキン
グ・グループ(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)は3%、それぞれ上昇した。2行は来週、通期決算を発表する。
 前出のウェード氏は銀行セクターについて「金利が低く、利益率が高い。環境的に非常
に好ましい」との見方を示した。
 一方、銅価格が3週間ぶり安値圏に下落するなか、鉱山株は弱かった。
 欧州株式市場は、続伸。経済指標や企業決算が強弱まちまちとなったものの、FTSE
ユーロファースト300種指数は4日連続で2年5カ月ぶり高値を更新して引けた。
 ただ、テクニカル指標によると、最近の上昇は行き過ぎの可能性がある。

 FTSEユーロファースト300種指数.FTEU3は1.07ポイント(0.09%)高
の1187.20。
 DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは2.62ポイント(0.09%)高の
3064.54。
 決算シーズンが本格化するなか、好決算を手がかりに仏ITサービスのキャップジェミ
ニ(CAPP.PA: 株価, 企業情報, レポート)が7.6%高となり、相場の上昇を主導した。
 スイス食品大手ネスレ(NESN.VX: 株価, 企業情報, レポート)も0.9%高。第4・四半期決算は実質的な売上高の
伸びが6.4%に加速した。新興国の需要拡大で原料価格上昇の影響を相殺できるとし、
2011年の目標も達成に向けて順調と表明した。
 米指標では、1月消費者物価指数(CPI)統計で、食品・エネルギーを除くコアCP
Iの上昇率が09年10月以来の大きさとなった。また、12日までの週の新規失業保険
週間申請件数は予想以上に増加した。
 株価はこれら指標を受け一時下落。ただ、その後発表された2月米フィラデルフィア地
区連銀業況指数が予想を上回り、04年1月以来の高水準となったことで、上げに転じた。
 チャールズ・スタンレーのアナリスト、ビル・マクナマラ氏は、テクニカル指標で日・
週足ベースともに相場が買われ過ぎであるようにみられ、FTSEユーロファースト
300種指数が短期的に下落することを示している、と指摘した。

 スイスのシンドラー(SCHN.S: 株価, 企業情報, レポート)は6%安と、下げが目立った。同社の決算について、ボン
トベルのアナリストは「精彩に欠く」とし、見通しが弱いことを指摘した。
 仏酒類のペルノ・リカール(PERP.PA: 株価, 企業情報, レポート)も、予想と一致する決算が嫌気され、4%下落し
た。
 <ユーロ圏債券> 5年物ポルトガル国債利回りがユーロ導入以降で最高となった。ポ
ルトガルが金融支援の要請を余儀なくされるとの思惑が広がり、スペインの国債入札がや
や失望的だったことも周辺国債を圧迫した。
 一方、米新規失業保険申請件数の悪化や中東の地政学的緊張を背景に独連邦債は値上が
りした。
 5年物ポルトガル国債利回りPT5YT=TWEBは7.126%に上昇。ポルトガル紙ジョル
ナル・デ・ネゴシオスがこの日、情報源を特定せずに報じたところによると、3月のEU
首脳会合で欧州金融安定化ファシリティー(EFSF)の変更について合意する前に救済
を求めるよう、ドイツがポルトガルに対し圧力をかけている。
 ラボバンクのストラテジスト、リチャード・マグワイア氏は、アイルランドを例に挙げ、
同国が昨年11月に金融支援で合意する前、同国債利回りは上昇していたと指摘。ただ
欧州中央銀行(ECB)は3月までポルトガル国債を買い支えるだろうと述べた。
 10年物のポルトガル国債と独連邦債の利回り格差PT10YT=TWEBDE10YT=TWEBは10
ベーシスポイント(bp)拡大し429bp。
 10年物のスペイン国債と独連邦債の利回り格差ES10YT=TWEBDE10YT=TWEBは8bp
拡大し206bp。
 トレーダーは、ECBがこの日、国債買いに動いた兆候はまったくみられなかったと指
摘した。
 スペイン財務省はこの日、2020年満期の債券を25億ユーロ(33億8000万ド
ル)、2037年満期の債券を9億9800万ユーロ発行した。10年債の平均利回りは
5.200%で、前回(12月16日)の5.446%を下回り、応札倍率は1.5倍と、
前回の1.7倍から低下した。
 独連邦10年債先物FGBLc1は68ティック高の123.75で清算。独連邦2年債先
物FGBSc1は17.5ティック高の108.25で清算した。
                           [東京 18日 ロイター]