60ミニッツ、ユーロ圏財務相会合 | 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援
(*´∀`)明日に続く・・・・・

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=a6oGix3RO2Qg
欧州債:スペインとイタリア債が下落-危機対策でユーロ圏分裂を警戒
  12月6日(ブルームバーグ):欧州債市場ではスペインとイタリアの国債が下落した。ソブリン債危機の解決策をめぐりユーロ圏当局者で意見が分かれているとの観測が広がったことが背景にある。
  両国債のドイツ国債に対するプレミアム(上乗せ利回り)は4営業日ぶりに拡大。アイルランドとポルトガルの国債は、他国債を上回るパフォーマンスだった。トレーダーによると、複数の中央銀行がアイルランドとポルトガルの国債を購入した。
  この日開催されるユーロ圏財務相会合は、資金調達で苦慮している国を支援するための恒久的制度の詳細を協議する。欧州金融安定ファシリティー(EFSF)は2013年に欧州安定化メカニズム(ESM)に置き換えられる。
  クレディ・スイス・グループの債券アナリスト、マイケル・クルーズ氏(チューリヒ在勤)は、「ユーロ圏の制度をめぐる不透明感が市場に織り込まれており、これが利回りを左右している」と指摘した。
  ロンドン時間午後4時11分現在、スペイン10年債利回りは前週末比12ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の5.20%。同国債(表面利率4.85%、2020年10月償還)価格は0.87ポイント下げ97.33。ドイツ10年債に対するプレミアムは10bp拡大の229bp。
  イタリア10年債利回りは5bp上昇の4.5%。ベルギー10年債の利回りも5bp上げ3.96%となった。CMAによると、イタリア国債の保証コストを示すクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)スプレッドは8.5bp上昇の217.5bp。スペイン国債の保証コストは20bp上昇し317bpとなった。
  一方、アイルランド10年債利回りは8.37%と、前週末からほぼ変わらず。ポルトガル10年債利回りは1bp上昇し6.09%。ドイツ10年債利回りは1bp低下の2.85%。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aJxx.e8smbk8
英国債:10年債、3日ぶり上昇-危機解決策でユーロ圏分裂との観測
  12月6日(ブルームバーグ):英国債相場は上昇。ソブリン債危機の解決策をめぐりユーロ圏当局者で意見が分かれているとの観測から、比較的安全な資産とされる英国債に対する需要が高まった。
  10年債相場は先月30日以降で初めて上げに転じた。イングランド銀行(英中銀)が今週の政策決定会合で、過去最低水準の政策金利を維持するとの見方が背景にある。バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が国債購入プログラムの規模を拡大する可能性を示唆したことで、債券の魅力が高まった。
  ベルギーなどの中銀当局者はポルトガルやスペインなどが投機の犠牲にならないよう救済基金の規模拡大を提案したが、ドイツのメルケル首相がこれを拒否したことも、英国債相場への上昇要因となった。
  モニュメント・セキュリティーズの債券アナリスト、マーク・オストワルド氏(ロンドン在勤)は、「英国債に代わる投資先には魅力が感じられない」と述べ、ユーロ圏の債務危機が「英国債からの資金流出に歯止めをかけるだろう。英国債の支援要因となっている」と語った。
  ロンドン時間午後4時43分現在、10年債利回りは前週末比2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.40%。過去3日間では20bp上げていた。同国債(表面利率4.75%、2020年3月償還)価格は0.16ポイント上げ110.67。2年債利回りも2bp低下し1%となった。


(*´∀`)まだルールもない。でもECBは買ってる状態。のちに袋小路ですぉ。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aRW71TVvGgus
ECBの国債購入、「状況安定したとの錯覚」市場に与える-英RBS
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/day-20101203.html
>「責任を取る人」が存在しないのです。これは結構、怖い


(*´∀`)周囲から崩していく作戦ですぉ
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aNjgVEYLNgvU
ハンガリー国債をジャンク入りにあと1段階の水準まで格下げした。
フォリントは5営業日ぶりに下落し、ブダペスト時間午前10時46分(日本時間午後6時46分)現在、前週末比1.2%安の1ユーロ=279.91フォリントで取引されている。ブルームバーグがモニターする20余りの新興国通貨の中で最大の値下がり。



(*´∀`)2時から会合だぉ。
(*´∀`)為替相場は乱高下し、特になにも決まらなければ108円に落ちると思う。
日本時間(12/7)
02:30 ラッカー米リッチモンド連銀総裁講演
ユーロ圏財務相会合
日米韓外相会談
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aeHpIBUe2jho
ギリシャ、今年の財政目標達成に59億ユーロの税収不足-イメリシア紙



(*´∀`)ユロドル日足のフィボナッチがピッタリあってる。
(*´∀`)と、2ch(EUR/USDのスレッド)で話題になってたそうな。
(*´∀`)ゼロ%(1.2141ドル)になるのだろうか・・・
$乖離のユロ円講座(*´∀`)


http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=axVZEkJ3AK_E
イタリア債のCDSスプレッドは8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の217bp、
スペインは9bp上昇し306bp。
アイルランドは11.5bp上昇の553bp、
ポルトガルは6bp上昇し434bpとなった。


(*´∀`)明日、取り付け騒ぎかも?
http://londonfx.blog102.fc2.com/blog-entry-1330.html
>やたらと目に付く「ユーロ離脱/崩壊」報道

(*´∀`)米国債利回10年の利回りが、奇妙な髭を出したので貼っておきますか・・・
http://www.bloomberg.co.jp/apps/cbuilder?T=jp09_&ticker1=USGG10YR%3AIND
$乖離のユロ円講座(*´∀`)

(*´∀`)もめてますぉ。また国債売りますか?
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=afqGi_TtMAKY
ロンドン外為:ユーロ下落-域内救済基金の拡大めぐり意見不一致。
ユーロ圏各国の財務相は6日、ブリュッセルで会合を持つ。これに先立ちベルギーのレインデルス財務相はユーロ圏救済基金の拡大もあり得ると発言。ドイツのメルケル首相、フランスのサルコジ大統領と異なる姿勢。


(*´∀`) ドイツ格下げへの1ステップですぉ。
(*´∀`) アイルランド国民はトリシェに感謝しなければならないぉ。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=a6N1Y9.6Tkr0
バンク・オブ・アメリカ(BOA)傘下のBofAメリルリンチ・グローバル・リサーチは、ドイツの銀行最大手、ドイツ銀行の株式を銀行株で「最も好ましくない銘柄」の一覧に加えた。10-12月(第4四半期)業績は「業界全体で期待外れだ」とし、ドイツ銀株が「今後1カ月で好パフォーマンスとなる」ことは考えにくいと説明した。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aRjIsZSzM1LE
12月6日(ブルームバーグ):決済機関のLCHクリアネットはアイルランド国債取引の追加必要証拠金をネットポジションの30%と、今までの45%から引き下げると発表した
  引き下げは6日の営業時間終了時点のポジションに適用され、7日のマージンコールに反映される。LCHがウェブサイトで公表した。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK879056220101206
今回の引き下げは、最近アイルランド国債の独連邦債との利回りスプレッドが縮小したことを受けた措置。



http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=alM0chb92Lhw
 同紙は、法律事務所ビンガム・マカッチェンが債券保有者のグループを取りまとめており、こうした動きが2011年に新規の資金調達を目指すアイルランド政府の取り組みを危険にさらす可能性があると伝えている。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=aAm3m2_93r28
ベルギー財務相:ユーロ圏の7500億ユーロ(約83兆円)の支援基金について、規模拡大もあり得るとの見解を明らかにした。

(*´∀`)EMA10とEMA175の差をオレンジ色の箱で分かりやすくしてみた。
(*´∀`)上昇は弱まってることが分かる。
$乖離のユロ円講座(*´∀`)



(*´∀`)適当に底予想してみた。
$乖離のユロ円講座(*´∀`)



(*´∀`)アイルランドの銀行、また騒ぎ始めたかも?
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aBTzWVeQU5L0
アイルランドの銀行は、欧州中央銀行(ECB)からの資金供給を引き続き受けるための合意の一環として
数百億ユーロ規模のローン債権の売却を迅速化する必要があると、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=arMi2x.iCs.c
政策当局者は欧州安定化メカニズム(ESM)で条件変更を迫られる可能性があるとの見方を示した。



(*´∀`)WSJの記事。
http://jp.wsj.com/US/Economy/node_156692/?nid=NLM20101206
インフレリスク少ない、国債買い入れ拡大も=バーナンキFRB議長
* 2010年 12月 6日 11:19 JST
http://jp.wsj.com/World/China/node_156653/?nid=NLM20101206
中国、金融政策方針をインフレ抑制に転換
* 2010年 12月 6日 8:33 JST
トレーダーらは、政策転換はすでに株価に織り込まれたとみている。


(*´∀`)一般常識を身につけよう・・
http://markethack.net/archives/51662038.html
2010年12月06日01:15 欧州に預金封鎖は来るのか?
2010年12月05日05:21 ドイツが「ユーロを去るぞ」と脅迫


ユーロドルはやや弱含む、仏中銀総裁の発言が海外勢の売りを誘う
 ユーロはやや弱含む場面がみられたが、証券筋によると「一部メディアがノワイエ仏中銀総裁の
『実効相場でのユーロ水準が高め』との発言を報じたことで海外勢が反応した」という。
もっとも、積極的に下値を探るような展開とはなっておらず、ユーロドルは1.33ドル後半、ユーロ円は110円後半で推移している。
 9時31分現在、ユーロドルは1.3373ドル、ユーロ円は110.72円で推移。
  , ,― 、   
//-― ヽ  予定されていたようなタイミング
ヽ' ノノ_、ノ_ハ) 
 | (!| ,_ノ`ノl という状況でゲソ。

  , ,― 、   DJI の状況。
//-― ヽ   日足 12月はダブルトップの可能性。
ヽ' ノノ_、ノ_ハ) 10分足もダブルトップの可能性。
 | (!| ,_ノ`ノl  12月6日朝の上げが三尊の可能性。
    という状況でゲソ。このまま落ちたら ユロ円は108円でゲソ。

バーナンキFRB議長
「FRBは国債購入6000億ドル超に拡大の可能性」
「失業率は4年間、5-6%に低下しない可能性」
「米景気回復は自律的でない公算」
「量的緩和拡大の決定はインフレと米経済次第」

バーナンキFRB議長
「FRB危機対応なければ失業率25%の可能性」
「高失業率の長期化が成長に最大のリスク」
「FRBは必要なら15分で利上げ可能」
「リセッションに再び戻ることはなさそうだ」

バーナンキFRB議長
「6000億ドル以上の資産買い入れはもちろん可能、効果・インフレ・景気次第」
「景気回復か持続的かどうか微妙、二番底の可能性低い」
「失業率が5-6%の通常状態に戻るには、あと4-5年かかる可能性」
「失業率は下がっていない、これを非常に懸念」
「米連邦準備理事会(FRB)の措置により、デフレリスクは非常に低い」

$乖離のユロ円講座(*´∀`)

(*´∀`)3日足PIVOT。4日足以上は下げトレンド。
$乖離のユロ円講座(*´∀`)

(*´∀`)09:00 バーナンキ米FRB議長が米CBSテレビ報道番組「60ミニッツ」に出演。
(*´∀`)DJIがどう動くか?がカギですぉ。
$乖離のユロ円講座(*´∀`)


$乖離のユロ円講座(*´∀`)
バーナンキFRB議長“60ミニッツ”に出演(1/2)
[昨日の海外市場での出来事]
*07:34JST バーナンキFRB議長“60ミニッツ”に出演
低調な米雇用統計やFRB議長発言でドル全面安82.52円/1.3438ドル
【ロンドン市場概況】
 3日のロンドン外為市場では、ドル・円は、ユーロ・ドルの上昇を受けたドル売りに83円73銭から83円47銭まで下落した。
ユーロ・ドルは、欧州債券・CDS市場の落ち着き、ユーロ圏・10月小売売上高の上振れなどを受けて、1.3198ドルから1.3270ドルまで上昇。
ユーロ・円は110円43銭から110円93銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.5604ドルから1.5682ドルまで上昇し、ドル・スイスは0.9937フランから0.9895フランまで下落した。
【経済指標】
ユーロ圏・10月小売売上高:前月比+0.5%(予想+0.2%、9月-0.1%)
ユーロ圏・11月サービス業PMI確報値:55.4(予想55.2、10月55.2)
独・11月サービス業PMI確報値:59.2(予想58.6、速報58.6)
英・11月サービス業PMI:53.0(予想53.2、10月53.2)
スイス・11月消費者物価指数:前年比+0.2%(予想+0.1%、10月+0.2%)
【要人発言】
ノボトニー・オーストリア中銀総裁
「ECBは債券買い入れプログラムを通じ、先週までに670億ユーロ相当を買い入れた」
「今週も積極的に債券買い入れを継続した」
「ECBの国債購入プログラムは市場機能の回復が必要なときのみに実施するものであるため、購入規模はあらかじめ設定していない」
「連銀の量的緩和策のように購入規模が事前に決められていない」
トリシェECB総裁
「ユーロ圏各国の来年の赤字削減目標は信頼に足るものである必要」
独連銀
「2010年の成長率見通しを3.0%から3.6%に上方修正」
「2011年は2.0%、2012年は1.5%成長を見込む」
【ニューヨーク市場寄付】
ドル・円83円80銭、ユーロ・ドル1.3250ドル、ユーロ・円111円10銭、ポンド・ドル
1.5625ドル、ドル・スイス0.9925フラン
【ニューヨーク市場概況】
 3日のニューヨーク外為市場では、ドル・円は、予想を下振れた米11月雇用統計への失望、
「バーナンキ米FRB議長、6000億ドル超の国債購入の可能性も排除せず」との報道を受けたドル売りに、83円84銭から82円52銭へ下落し、82円52銭で引けた。
ユーロ・ドルは、ECBによる国債購入継続、低調な米雇用統計、米FRB議長発言を受けたユーロ買い、ドル売りに1.3239ドルから1.3438ドルまで上昇し、1.3414ドルで引けた。
ユーロ・円は、低調な米雇用統計を嫌気したリスク回避の円買いに111円11銭から109円87銭へ下落した。
ポンド・ドルは1.5611ドルから1.5788ドルへ上昇、ドル・スイスは0.9930フランから0.9725フランへ下落した。
【シカゴVIX指数:株式投資家の恐怖心理の度合いを示す指数】
18.01←19.39日中最大19.28(2010年最大:48.20、09年最大:57.36)
【原油市場概況】
NY原油は大幅続伸。弱気の雇用統計を受け一旦は売りに押される格好となったものの、結局はドル安の進行を好感した投機的な買いが加速、
89ドル台まで一気に値を伸ばした。
1月限は夜間取引では前日終値近辺で方向感なくもみ合う展開。雇用統計発表後は弱気の内容を受け景気減速に伴う需要の伸び悩み懸念から売りが先行したものの、
早々に下げ止まり、中盤以降はドル安が大きく進む中でファンドを中心に買いが加速、最後は89ドル台まで上げ幅を拡大して取引を終了した。
【株式市場概況】
米国株式相場は上昇。ダウ平均は19.68ドル高の11382.09、ナスダックは12.11ポイント高の2591.46で取引を終了した。
11月雇用統計で失業率が9.8%へ上昇、非農業部門雇用者数も予想を下回る3万9千人増にとどまったことから朝方は下落して始まった。
しかしながら11月ISM非製造業景況指数や10月製造業受注など、雇用統計以外の経済指標が相次いで予想を上回ったことから、引けにかけて緩やかに上昇に転じる展開となった。
セクター別では、素材や銀行が上昇する一方で保険や商業サービス・用品が下落。
半導体のPMCシエラ(PMCS)はゴールドマン・サックスの投資判断引き上げを受け上昇。
また、電子支払い機器メーカーのベリフォーン・システムズ(PAY)は2011年に強気の業績予想を示し堅調推移となった。
一方でファストフードのチポトル・メキシカン・グリル(CMG)やネットオークションのイーベイ(EBAY)がアナリストの投資判断を引き下げで軟調。
ダウ構成銘柄では、デュポン(DD)やバンク・オブ・アメリカ(BAC)が1%強の上昇となった。バーナンキFRB議長はCBSのインタビューで、6000億ドルを超える米国債購入の可能性を否定しなかった模様。
【通貨オプション】
ドル・円オプション市場では、円高相場を受けて短期物での買いが再燃した。1ヶ月物変動率は08年8月の低水準から上昇。
リスクリバーサルでは、下値ヘッジ目的の円コール買いが再燃。1ヶ月物円コールスプレッドは、4月来の低水準から拡大した。

変動率
1ヶ月物9.70%⇒9.80%(最近の高値08年10/24=45%) 
3ヶ月物11.10%⇒11.10%(08年10/24=31.044%)
6ヶ月物11.90%⇒11.90%(08年10/24=25.50%)
1年物13.00%⇒13.00%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)
リスクリバーサル(25デルタ円コール)
1ヶ月物+0.30%⇒+0.40%(08年10/27=+10.90%)
3ヶ月物+0.75%⇒+0.85%(08年10/27=+10.90%)
6ヶ月物+1.05%⇒+1.10%(08年10/27=+10.84%)
1年物+1.40%⇒+1.50%(08年10/27=+10.71%)

【経済指標】
米・11月非農業部門雇用者数:前月比+3.9万人(予想+15.0万人、10月+17.2万人←+15.1万人)
米・11月民間部門雇用者数:前月比+5.0万人(予想+16.0万人、10月+16.0万人←+15.9万人)
米・11月失業率:9.8%(予想9.6%、10月9.6%)
米・11月平均時給:前月比0.0%(予想+0.2%、10月+0.3%←+0.2%)
米・11月ISM非製造業景況総合指数:55.0(予想54.8、10月54.3)
米・10月製造業受注指数:前月比-0.9%(予想-1.2%、9月+3.0%←+2.1%)
加・11月失業率:7.6%(予想7.9%、10月7.9%)
加・11月雇用数増減:+1.52万人(予想+1.98万人、10月+0.3万人)
【要人発言】
バーナンキ米FRB議長-CBS(11/30に行ったインタビュー)
「6000億ドル超の国債購入の可能性も排除せず」
ブラード米セントルイス連銀総裁
「米雇用統計には失望」
「雇用市場は非常に鈍い回復」
メルケル独首相
「ドイツは、ユーロを支援、ユーロ安定のために努力」
ショイブレ独財務相
「ユーロ圏は、金融取引税の導入を」
スペイン政府
「財政赤字削減策の一環として、タバコ税を引き上げ、風力発電向け助成金の引き下
げる計画を決定、年金制度改革も前倒しで実施へ」
レーン欧州委員会委員
「EUは金融安定に向けてあらゆる措置をとる」
【東京市場終値-ニューヨーク市場終値】
為替市場: (始値) (高値) (安値) (終値)
ドル・円 83.65 83.84 82.52 82.52
ユーロ・ドル 1.3212 1.3438 1.3198 1.3414
ユーロ・円 110.52 111.11 109.87 110.69
ドル・スイス 0.9934 0.9937 0.9725 0.9735
ポンド・ドル 1.5608 1.5788 1.5604 1.5780
株式市場:
NYダウ 11361.88 11388.87 11318.82 11382.09
ナスダック 2569.02 2593.68 2567.88 2591.46
債券市場: (始値) (終値)
米国債 2年物 0.540 0.472
米国債10年物 2.991 3.007
米国債30年物 4.253 4.315
先物市場:
NY金先物 1408.0 1409.9 1388.2 1406.2
NY原油先物 87.51 89.32 87.59 89.19

[ストラテジー<ドル・円>]
 3日のドル・円相場は、東京市場では、83円54銭から83円89銭で推移、欧米市場では、米国11月の雇用統計悪化を受けて83円84銭から82円52銭まで下落、82円52銭で引けた。米国11月の失業率は9.8%となり、10月の9.6%、予想の9.6%を上回り、非農業部門雇用者数は3.9万人の増加となり、10月の17.2万人の増加、予想14.5万人の増加を大幅に下回った。民間部門の非農業部門雇用者数は、9月が+11.2万人、10月が+16.0万人、11月が+5.0万人で、3ヶ月平均は10.73万人の増加となり、米国の失業率を低下させるために必要とされる月12.5万人以上の雇用創出を下回った。
 バーナンキFRB議長は、本日、米国のCBSテレビ報道番組「60ミニッツ」に出演するが、11月30日に収録されたインタビューでは、米国債買い入れ額が6000億ドルを超える可能性を否定していない、と報じられている。
 米国11月の雇用統計は、バーナンキFRB議長の11月30日付けの発言、量的緩和第2弾を推し進めた連邦公開市場委員会(FOMC)のハト派の景況感を裏付ける、米国労働市場の低迷を示しており、ドルの上値は当面重い展開が予想される。

バーナンキFRB議長“60ミニッツ”に出演(2/2)

【米国11月雇用情勢】○=改善・●=悪化(10月)
●失業率:9.8%(9.6%)
●非農業部門雇用者数:+39,000人(+172,000人)
●ISM製造業雇用指数:57.5(57.7)
●消費者信頼感指数:職を得るのが困難46.5(46.3)
●米企業人員削減数(チャレンジャー)48,711人(37,986人)
●NY連銀製造業業況指数(従業員数):9.09(21.67)
●モンスター雇用指数:134(136)
○ADP全米雇用報告:+93,000人(+82,000人)
○新規失業保険申請件数(12日の週):44.1万件(45.5万件)
○フィラデルフィア地区連銀業況指数(従業員数):13.3(2.4)
○シカゴ地区購買部協会雇用指数:56.3(54.6)
○ISM非製造業雇用指数:52.7(50.9)
 本日のドル・円相場は、朝鮮半島の地政学的リスクに警戒する展開が予想される。

[ストラテジー<ユーロ・円>]
 ユーロ・ドルは、0.8228ドル(10/26/2000)から1.6040ドル(史上最高値07/15/08)まで上昇後、1.1876ドル(6/7/10)まで下落、1.4283ドルまで上昇、1.2969ドルまで反落した。ユーロ・円は、88円93銭(10/26/2000)から169円97銭(ユーロ導入後高値7/23/08)まで上昇後、105円44銭(08/24/10)まで下落、115円68銭まで反発、108円33銭まで反落した。
本日のユーロ・円は、リスク回避の円買いで軟調推移が予想される。
【ユーロ売り要因】
・ユーロ圏ソブリン・リスク:ピッグス(ポルトガル、アイルランド、ギリシャ、スペイン)
・欧州中銀低金利継続
【ユーロ買い要因】
・欧州連合&国際通貨基金:欧州金融安定化基金(EFSF)(7500億ユーロ)

[ストラテジー<英ポンド・円>]
○ポンド・円 (予想レンジ:129.50円-131.50円)
【買い要因】
・欧米諸国の株高
・S&P社が英ソブリン格付け見通しを「安定的」に引き上げ
・米連邦準備理事会(FRB):追加量的金融緩和&バランスシート規模維持
【売り要因】
・英予算責任局:2011年経済成長率予想を引き下げ 2.3%→2.1%
・朝鮮半島有事懸念
・英中銀が金融資産購入枠を拡大する可能性

[ストラテジー<豪ドル・円>]
○豪ドル・円 (予想レンジ:81.30円-82.30円)
【買い要因】
・欧米諸国の株高
・人民元相場の上昇
・スティーブンス豪準備銀行総裁:中期的なインフレリスクは上方サイド
・米連邦準備理事会(FRB):追加量的金融緩和&バランスシート規模維持
【売り要因】
・朝鮮半島有事懸念
・豪ドル高が続けば財政収支にも影響が及ぶ可能性→歳入減少
・中国:金融引き締め→不動産価格下落、経済成長鈍化へ
・スティーブンス豪準備銀行総裁:金融政策は当面適切⇒目先の追加利上げ観測後退

[ストラテジー<ニュージーランドドル・円>]
○NZドル・円 (予想レンジ:62.70円-63.70円)
【買い要因】
・欧米諸国の株高
・人民元相場の上昇
・NZ準備銀行:追加利上げの必要性を指摘
・米連邦準備理事会(FRB):追加量的金融緩和&バランスシート規模維持
【売り要因】
・朝鮮半島有事懸念
・中国:金融引き締め→不動産価格下落、経済成長鈍化へ
・格付け会社S&P:外貨建てソブリン格付け見通しを引き下げ

[ストラテジー<カナダドル・円>]
○カナダ・円 (予想レンジ:82.80円-83.80円)
【買い要因】
・欧米諸国の株高
・人民元相場の上昇
・米連邦準備理事会(FRB):追加量的金融緩和&バランスシート規模維持
【売り要因】
・朝鮮半島有事懸念
・中国:金融引き締め→不動産価格下落、経済成長鈍化へ
・カナダ中銀:経済成長鈍化見通し

[ストラテジー<スイスフラン・円>]
○スイスフラン・円 (予想レンジ:84.00円-85.00円)
【買い要因】
・朝鮮半島有事懸念
・米連邦準備理事会(FRB):追加量的金融緩和&バランスシート規模維持
・ヒルデブランド・スイス中銀総裁:スイスフラン高抑制措置緩和
【売り要因】
・スイス政府:対ユーロでのスイスフラン高を牽制

[予想レンジ]
ドル・円:82円00銭-83円00銭、ユーロ・円:110円00銭-111円00銭

[ドル売り材料]
・米連邦準備理事会:量的緩和第1弾(1.7兆ドル)・第2弾(6000億ドル)(2011年6月)
・米中貿易摩擦懸念:米国(対中制裁法案下院可決)⇔中国(米国債売却の可能性)
・欧&米ソブリンリスク・通貨スワップ協定:ドル・ユーロ流動性供給

[ドル買い材料]
・米国債利回り上昇
・日銀:包括的金融緩和策&朝鮮半島の地政学的リスク

[今日の予定<国内>]
11:00 仙谷官房長官会見
16:00 仙谷官房長官会見
17:00 菅首相会見

[今日の予定<海外>]
09:00 バーナンキ米FRB議長が米CBSテレビ報道番組「60ミニッツ」に出演
02:30 ラッカー米リッチモンド連銀総裁講演
ユーロ圏財務相会合