国内銀行3メガグループは、合わせて2兆円規模の株式を今後3年で売却する見込み | 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援
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■ MONEYzine News(2010.10.27) http://moneyzine.jp/ ■ Vol.099
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こんにちは、MONEYzine(マネージン)編集部です。
先週から今週にかけて株式市場は、日経平均が9400円前後で継続して推移するなど、
小康状態が続いています。

27日の日経平均は小幅ながら3営業日ぶりに反発しました。終値は前日比9円高の
9387円でした。良くも悪くもここ一週間安定して株価が推移しているのは、円高ド
ル安進行の一服にあります。

とくに27日は、本来なら株価が下落するところでした。持ち合い株の解消とみられ
る銀行株の売りが出たことで、投資家心理が悪化してしまったのです。しかし米国
の追加緩和を織り込む動きが一服したことから、為替が円安に動いており、これが
株価を下支えしました。

日本企業の企業決算は今のところ良好なので、為替相場が安定し、米国やアジア市
場が不調でなければ、日本株も下がることはありません。

ところで27日には「銀行による株式持ち合いの解消とみられる売り」がありました。
これによって三菱UFJやりそなHD、七十七、三重銀など大手銀・地銀に年初来安値更
新が相次ぎました。

なぜ国内銀行が持ち合い株式の保有残高を解消しているのかというと、株安によっ
て銀行が保有している株式の株価が下落し、その結果、資本が毀損するのを避ける
ためです。しかしこの売りが、さらなる株安を誘ってしまいました。

この持ち合い株解消の動きは今後も続く見込みです。国内銀行3メガグループは、合
わせて2兆円規模の株式を今後3年で売却する見込みです。


さて今週のピックアップ記事はこちら。
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走っています。いったいなぜでしょう?