NY原油:5日続落、株安や在庫増加観測に7週ぶり安値水準 | 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援
NY原油:5日続落、株安や在庫増加観測に7週ぶり安値水準

[ニューヨーク為替市場アップデート]
*05:17JST NY原油:5日続落、株安や在庫増加観測に7週ぶり安値水準
 24日のNY原油相場は5営業日連続の下落。世界的な株安進行や先週の原油および
石油製品在庫が一段と増加したとの観測を背景に軟調スタート。米7月中古住宅販売
件数が予想以上に減少し、少なくとも1999年以来で最低を記録したことで売りが加速
し、一段安の展開となった。なお、明日発表予定の先週分の原油在庫は前週比30万バ
レル増と4週ぶりに増加することが見込まれている。
 NY原油先物価格は一時71.45ドルと6/7以来、約7週ぶりの安値まで下落し、71.63
ドル(前日比-1.47ドル、-2.0%、年初来-9.7%)で取引を終了。時間外取引では
71.32ドルまで下落幅を広げている。

【移動平均線と重要な価格節目】
・75日移動平均線75.50ドル 200日移動平均線77.69ドル
・最高値147.27ドル(08年7/11)/直近最安値32.40ドル(08年12/19)
・昨年末終値79.36ドル
【米週次原油在庫統計(8/13時点)】
・原油在庫:前週比-81万バレル(予想-100万バレル、前回-298万バレル)
・ガソリン在庫:同比-3万バレル(予想-37万バレル、前回+40万バレル)
・留出油在庫:同比+106万バレル(予想+150万バレル、前回+345万バレル)
・製油所稼働率:90.0%(予想87.5%、前回88.1%)
【買い要因】
・原油在庫が3週連続で取り崩される
・世界経済の成長減速に対する過度な懸念の後退
【売り要因】
・先進国の製造業活動が4-6月をピークに拡大ペースを弱める