これは31歳で見つかった私の膀胱癌のキロクです。

私と同じ病気で苦しむ人の、ほんのちょっとの参考になりますように・・・。

私の膀胱癌の経過状況はこちらです。



私の膀胱癌が発覚したのは、2008年の12月。


兆候はあった。血尿と残尿感。


発覚の半年ちょっと前(8ヶ月くらい前)から、血尿があった。

最初は時々だったし、出血量もちょっとだけ。

このころは、ホルモンバランスが悪いせいで、不正出血がたまに

あったので、それなんだろうなと思っていた。


男性に比べて女性は、生理や不正出血があるので、たとえ血尿

があっても、膀胱癌の発見が遅れるのではないかと思います。

今から思えば、不正出血や生理の時とは違って、尿を出したとき

一番最後に出血がありました。膣からの出血であれば、尿を出す

最初に血が出てくるのでは。。


出血がしばらく続いたので、婦人科に行っていたら、

「何も異常ないよ」と言われた。

診察に行った日にたまたま出血してなかったからかなぁ・・と

思って、「???」な日々が続いた。


ところが・・・


発覚の4ヶ月前くらいから出血量が増えていった。

出血は毎回ではない。嘘のように綺麗な尿が出るときもあった。

出血の状態は、鮮血の日もあったし、コーヒー色のようなのときもあった。

あと、便をしたあと、もう一度トイレに行って尿をしたときにひどい出血

があった。


残尿感の方も、血尿と同じ時期くらいからだったと思う。

最初は、軽い膀胱炎かな・・くらい。

一番ひどい発覚前の頃は、尿をしていたら、突然フタをパタンと

されたような感じで止まってしまう。

自分でも「え?おしまい?」という感じ。


これはどうもおかしい・・

そう思い始めた頃、会社の健康診断があって、尿検査で異常値が出た。

2次検査をすぐに受けたら、2回目も「要精査・受診」判定が出た。


突然不安になった。

もちろん膀胱癌なんてことは思いもしなかったけど、きっと婦人科系の

病気だと思って、すぐに婦人科を再診。やっぱり異常はないと言われ・・・


別の婦人科も受診しようかと思ったけど、

なぜか ふと・・「泌尿器科に行ってみようかな」と思った。

まだそのときも、婦人科系の病気だと思い込んでいたので、

なぜ自分が泌尿器科の医院に行こうと思ったのかわからない。


会社帰りに寄れる泌尿器科を探して受診。

そこで膀胱癌であることがわかった。


膀胱癌は、初期の段階ではほとんど症状がないと言われてます。

癌が進むと、痛みはなく目で見て血が混じっていることがはっきりわかる

くらい血尿が出るようになるそうです。

私の癌も、年数のたった進行したものでした。

切除手術したお医者さんからは、10年くらい前にできた癌では。。と言われました。