今日はぽっちー先生の日。だんだん慣れてきたのはいいんだけれど生徒本人も馴れが出てきて、実は先週はふてくされるし言い訳するし途中で投げ出すしで。小三男児なんてそんなの当たり前だからいいんだけれど、すぐ原因が自分だって気づいて帰り道反省した。
今、読書感想文を書けるようにして欲しいって言われて試行錯誤しながら取り組んでいるんだけど、先週は何がいけなかったって先々週の授業と内容が全く一緒だったのね。10分で読める短い本を読ませて、そのあと作文を書くというものなんだけど、二週連続で同じ内容で進めちゃったのさ。ぽっちーとしては、繰り返した方がやり方を覚えられていいかなと思ったけれど、本人にしてみたらそりゃつまらなかっただろうね。読書感想文なんて、大人だって頭をすごく使うし。このまま読書感想文ってめんどくせー!なんて思われたらまずい!!
要は題材を元に考えを組み立てて文章を作ることの練習をすればいい訳だから、別に本格的な読書感想文ばかり無理しながらやる必要はない。もちろん毎回すらすらそれができたら素晴らしいけど、本当は10分で読める大人が薦めるような本をささっと読んで書かせるより、時間をかけてたくさん考えながら読んだ大好きな本について書かせてあげたい。それだったら、毎回いろんな方法で文章を書くのもその時の力になるだろうと考えた。
で、今日はちょっとやり方を変えてみた。名付けて言葉くじゲーム。ぽっちーがたくさんの言葉を紙に書いてくじにして、それを5つ引かせる。そしたら、その5つの言葉を必ず使って、自分で考えた物語でも日記でもいいから作文を作ってみようというゲーム。ゲームっていうと、子供盛り上がるじゃん。案の定盛り上がる盛り上がる。しかも、ちょっと考えないと使えないような言葉を入れてるから難しい。でも、おかげで大成功。物語ひとつと、今日学校で習ったばかりの俳句を作ってくれた。
文章をうまく書けるようになるんじゃなくて、文章を書くことはおもしろいと感じるようになって欲しいと今日改めて思った。