今日はトンチの日です。


「トンチ」で有名な「一休さん」

にちなんで「いっきゅう」

と読む語呂合わせから来てます。 

一休さん(宗純:そうじゅん、

1394~1481年)は室町時代中期

の臨済宗の僧。


自分が知ってる話は、

お姫様にもらった、かめの中に

いっぱいの水飴がはいっています。

だけど、子供が食べたら死んで

しまうと言って、

お坊さんは小坊主たちに食べさ

せません。


あるとき、お姫様がやってきて、

大変に貴重な硯 (実は割れている)

を一休さんに預けて帰ります。

お坊さんは出掛けています。

困ってしまった一休さんは

考えます。


そして、かめの中の水飴を

小坊主たちで食べます。

お坊さんが帰ってくると

小坊主たちは寝ています。

お坊さんがびっくりしてると

一休さんは寝ながら、

こう言います。



「申し訳ございません。大変に
貴重な硯を割ってしまいました。
死んでお詫びをするつもりで
かめの中を空にしましたが
まだ生きているのです。」

お坊さんは大笑いして、

許してくれました。


その他の話として、

このはし(橋)をわたるべからず、

屏風に描かれた虎退治があります。


いずれの場合も真剣に考えた

結果として、出てきた知恵です。

一休宗純さんの名言を示します。

「大丈夫だ、心配するな。

なんとかなる。」

ひと休み・・・。