実は、対人恐怖症だった。
まぁ今でも苦手だけど、顔をあげて歩けなかったことを思い出すと、
すげえじゃんワタシ(・∀・)ってぐらいの進歩ですよ。
その原因は様々あるけど、「自分の存在を認められること」が「居場所をもらえること」であり、
自己肯定感がまったくなかったことが要因だったように思う。
だから、人と繋がることにとても切望していた。
今はだいたい克服して、普通の生活をしているのだけど、
いっぱい悩んだ時に、感じたことがある。
人は、一人で生活しているようでもいろんな人に支えられて生活が成り立っていること、
「個」は、本当は「全体」の一部であり、他人と全く関係を断って生きていくことができないということ。
福岡伸一さんの
「世界は分けてもわからない 」
によると細胞レベルでは、人間のパーツは境界線がないそうだ。
細胞は「周りの空気を読んで」それぞれの役割を見つけて「心臓」になったり「皮膚」になったりする。
だから、人間の目レベルでの判断だと「鼻」というパーツであっても、
どこからどこまでが鼻なのかというと神経は脳まで繋がっているし、細胞レベルだと区分けができない。
「個」が集まってその組織の「全体」になる。部分は全体の一部であり、一部は全体である。
仕事柄、就職とか転職に直面している人と接する時がある。
中には、「やりがいのある仕事がしたい」って言いながら大企業ばかりしか受けていなかったり、
「これは私の仕事ではない」とやりきっていないのに拒否したりする人がいる。
皆、「個」である前に全体の一部であることを忘れているし、「個」であることが全体であることも忘れている。
全てのことに意味があって、「個」であっても全体に影響しているのに。
今の積み重ねが未来を作るのになぁー( ゜∋゜)
はねだんご( ´艸`)