ぽちの進学先は四谷偏差値50アンダー、しゅともし偏差値60アンダーの中学です。
甲子園を目指せる学校という点で志望校選びをしたのでぽちの志望校だったA中学からE中学までは全て高校から入学する高入生ありの学校です。
高入生なしの完全中高一貫校で高校野球が強い学校というのはなかなかないのが現実なんですよね…
ぽちの志望校はざっと以下の通りでした。
A中学
四谷偏差値45前後
しゅともし偏差値60アンダー
高校偏差値63
(みんなの高校情報より※複数コースがあり、偏差値に幅がある学校は真ん中の数値を取りました)
B中学
四谷偏差値45前後
しゅともし偏差値60アンダー
高校偏差値63(同上)
C中学
四谷偏差値40前後
しゅともし偏差値50アンダー
高校偏差値60(同上)
D中学
四谷偏差値-
しゅともし偏差値40前後
高校偏差値58(同上)
E中学
四谷偏差値-
しゅともし偏差値55アンダー
高校偏差値55(同上)
A、B本命、C抑え、D最後の砦、E前受けなのですがこれを見て分かる通り、四谷偏差値50アンダーの中学でも高校はそこそこのレベルの学校なんですよね。
高校偏差値は幅広い学力層の公立中学生が対象となる偏差値ですので中学偏差値に比べぐっと上がるのが当たり前です。
ぽちには兄弟がいるのですが兄弟は本人の強い希望により、中学受験に足を踏み入れることなく公立中学に進み高校受験をしています。
校内で三本の指に入る超ハードな部活に入り、中学生活は部活&塾通いの三年間でした。
兄弟の中学校生活はどんなだったかというと…
コロナ前でしたので部活は週6回!
朝は部活の朝練から始まり、授業が終わると放課後練習。
部活から帰宅すると急いで夕飯をかきこむように食べ、塾に行く。
22:00に塾から帰宅したらすぐお風呂に入り、学校の宿題をし、23時台に就寝。
翌朝は又6:00に起きて朝練…という、例えるならハムスターが回し車から降りられず、ずーっと回り続けているような日々を送っていたわけです。
本当にハードでした。
実はぽちの兄弟は高校受験の際、ぽちの志望校のうちの1つの学校を併願で受験しています。
第1志望が公立高校だったので結果的にぽちの志望校に進学することはなかったのですが、その学校の併願優遇の基準はというと24/25!
つまり中学の主要5科目で1つの科目以外「5」を取れたら併願優遇で受験出来るという基準。
回し車から降りられないハードな中学校生活を送って手に入れた内申点24必要な学校が中学受験ですと四谷偏差値45前後の学校だったというわけなのです。
高校受験は内申点がとっても大事です。
定期テストの結果はあ・く・ま・で「参考」
提出物、授業態度、その他色々細かーーーーく(不透明に…)評価されて出される数字なのです。
定期テストは勿論のこと、部活も頑張り、提出物も期限を守り、内容も充実した物に仕上げ、態度も良くし、実技教科も満遍なくオールマイティーにこなす!
これだけの事をしなければ高い内申は取れないのです。
5科目内申だけではなく、公立高校は9科目内申が超重要ですから本当に気の抜けない中学校生活になるわけです。
ちなみに内申対策をしっかりするとなるとそれなりの塾に通うことになり、塾代もそれなりにかかります!
兄弟の中学三年生時1年間にかかった塾代は70万円を軽く超えました…
私立中学の学費並みの金額を塾に払っていたのですよね。
さて、ぽちは兄弟とは全く性格が違います。
小学校の個人面談の時、雑談中に先生からこんなことを言われました。
「ぽちくん、彼は損するタイプですよね~」(悪気はない発言ですよ、念の為。)
まさにそう!
学力はあるけど性格や行動面で評価されず成績に悪く反映されてしまう気の毒なタイプ。
長所:社交的
短所:不器用、おおざっぱ
まさに公立中に向かないタイプです。
きっと公立中に行ったらオール3のまさに「凡人」でしょう。
オール3と言うことは5科目内申だと15/25。
9科目内申だと27/45です。
兄弟を公立中学に行かせ、地元公立中学の中身を知っているからこそ、余計にぽちに公立中はないな…
しゅともし偏差値40前後の最後の砦校であっても何とか私立に入れなくては…
と思うのでした。
中学生にもなれば親の言うことなんて聞きません!
部活やクラブチームの活動が忙しくて時間がない!
時間がないけど、空いた時間はスマホ、スマホ、スマホーーー。
宿題、勉強!?いつするの!?
兄弟や兄弟の友だちを見ていると要領の良い子、真面目な子、器用な子でないとオール4を取るのも中々大変なのが公立中学生だと思うのです。
特に男子はね…
兄弟の塾仲間、兄弟と塾の成績はどっこいどっこいだったのにやはり内申が取れず…
直前で志望校を下げたのは男子ばかりでした。
以上、とっても長くなりましたがこれが四谷偏差値50アンダーの中学に行く意味が「超あり!」と私が思う理由なのです。