トイレを出て
加藤さんのいるベッドルームに
戻りながら
【動揺する自分】を
落ち着かせる為
何度も深呼吸した。
ベッドルームに戻ると
加藤さんと目が合い
とっさに
『喉渇いちゃった
』
などとぎこちない
会話をしながら
【早く誰か来て】
と心の中で
叫び続けていた。
会話も尽きて来て
加藤さんに促される様に
お風呂に入る為
仕方なく服を脱ごうとした時だった。
『ガッチャン』
部屋の鍵が開いて
誰か入って来た。
【従業員さんが来てくれた】
と入口を見ると
来てくれたのは
店長だった。
慌てている加藤さんに
店長は
『分かってますよね?罰金払ってもらいますから』
と話していた。
私はやっと
緊張と恐怖から
開放された気分で
安心したせいか
涙が止まらなかった。
店長は加藤さんとの
話し合い
手続きや段取りを
テキパキ決めてくれた。
そして私は店長に
手を引かれながら
ホテルを出て
店長の車に乗った。
車に乗ると店長は
私の顔みて
『黒い涙出てるぢゃん』
『だって色んなコトが怖かったんだもん』
『そうだよな
怖い思いさせてごめんな!』
怖い思いさせてごめんな!』そう言い私の頭を
撫でて涙を拭いてくれた。
』
どうしました?』
』