毎日暑くて、体の半分くらいベロベロに溶けています。現在は産後2ヶ月になるババアです。こんにちは。

少しずつ、35週が最後となった妊婦健診以降のことを書いていきますねショボーン


かなり前のことになるのと、身バレ防止のため病院が分かるような事は若干ぼやかしていますので、そこはごめんなさい💦



ヒヨコヒヨコヒヨコヒヨコヒヨコヒヨコヒヨコヒヨコヒヨコヒヨコ



妊娠後期 36週に入り、やっと迎えた妊娠10ヶ月のこの日。

臨月というやつですね。


臨月だけど、正産期ではない。

正産期は妊娠37週から41週の事を言うようです。

この36週という1週間だけは臨月であれど、正産期ではないので、もし出産となれば早産になります。



朝起きて、やっと臨月を迎えられた!正産期まであと1週間だ〜!!とウキウキしたのを覚えています。


ちなみにこの頃は、夜は早い時間に眠くなるので22:00〜24:00には寝て、朝は5:00位に目が覚めていました。

就寝中は1度トイレに行く程度。

ただ、寝返りが打てないストレスもあり、夜は何度も目が覚めていましたハートブレイク

そして、この2-3日は度々軽い腹痛がありました。特に深夜。



逆子を戻すため右を下にして寝るように言われていたので、入眠時には右向きで寝るものの、腹部中央右側に足らしき固い出っ張りがあって、そちらを下にすると痛くなることが多く、目が覚めると常に仰向けになっていました💧



次の妊婦健診が間もなくで、その頃にはもう正産期だし、予定帝王切開(このまま骨盤位から頭位にならなければ…いや、もうならないだろ)まで3週間なので、さすがにそろそろ出産準備をしないと!ということで、この日はその準備に向けて、買い物へ行くことに。


退院したら赤ちゃんもいるし、お世話と帝王切開の痛み等々で料理もままならないだろうし…と色々冷凍したり、保存出来る物やすぐ食べられる食品を購入予定チュー


その翌日は入院準備セットを用意して…何を持っていくかはノートにまとめて書き出して(色々な人のブログを読んで、結局必要だった・持ってこなくても良かったなどチェックしました✔)…完璧や




という訳で、お出かけ前に腹ごしらえということで、朝兼昼ごはんで外食へ。

「赤ちゃん産まれたら、こうして2人で外食なんて、かなり先まで出来ないね〜」

「みんな出産前によく焼肉行ってるみたい〜」

「じゃあ来週は焼肉行こう」

なんて言いながら…。


続いて大好きなコストコへ行きましたちゅー

本当はコストコで食べちゃおうかとも思ったのですが、今はコロナの影響で椅子や机が撤去されているので、さすがに臨月のお腹(っつっても、かなり前から臨月並みのお腹)で立ち食いは厳しいため、断念⛔

夫婦2人だけで暮らしているのにコストコ?って感じなんですけど、バ〜っと買っちゃって保存しとくと楽なんですよね💦

我が家は冷蔵庫どデカいし🎉


コストコで買う予定の物は大体決まっていたので、パパっと買って、次は最終的な赤ちゃん用品のお買い物〜と思っていたのですが、私が何だかとても疲れてしまい、コストコだけで帰宅。


普段コストコで買った食品関係は、当日にすぐ小分けして冷凍なり何なり保存作業をしていますが、この日は本当に疲れていて何も出来ず、賞味期限だけ確認して、ソファで横になっていました。


晩ご飯も食べて、どんどん疲れやすくなってきたなぁとか思いながら、いつものように夫を待たず先に寝床へ。

妊娠してからずっと私が先に寝ていましたが、夫はいつも寝室まで来て、私が布団に入って少しするまで、見守ってくれていました笑い泣き別に寝るくらい大丈夫なのにw

その後、私が寝静まると1人でゲームしたり本を読んだり、自分時間に使っているようでした。



この日も普段通り、ベッドの上で逆子体操を「もう戻らないだろ…でも一応やっとくか」くらいの気持ちで、ブリッジの方をやりました。

今思えばですけど、この最中にピキピキするような腹痛がありました。この数日は腹痛がよくあったので、気にしていなかったので、体操やりすぎたかな〜…今日はもう寝よ寝よ!と全く何も感じませんでした。



そして、運命の時が。



それは深夜のこと。

何かの破裂音のようなもので、パチッと目が覚めました。

うるせぇな、暴走族かな…。

スマホを見ると24:40。

わたし寝たばっかりじゃん〜。

横を見ると、まだ夫は寝ていない。

そうだよね、まだこの時間。

尿意で目が覚めるのは、普段ならもっと遅く…朝方などです。

えー、トイレ近くなったかな?さすが臨月〜。

尿意はないけど、一応トイレ行っとくか笑い泣きなんて思って、ベッドから上半身を起こすとジョロロ…。


おしっこ漏らしたゲロー


えっ、やだやだ💧おもらしとか笑えないわ〜。


ベッドからおりて立ち上がった瞬間…


ジャバーーーーー


ゲッw 本格的なおもらしだ…


しかもパンツ超えて足元まで出てきてるガーン

床濡れてるじゃん。



えっ💦頻尿とか尿漏れとか聞くけど、今は立ち上がっただけなのに、こんな程度の勢いで漏れちゃうのw臨月最悪だわ〜着替えよう笑い泣きとトイレへ。



便座に座って

「床拭かなきゃ。」

「眠い眠い。早く着替えて寝よう。」

なんて思っていたら…止まらない。

おしっこジャンジャン出てくる。


あれ〜、おしっこ多すぎなんだけどwwwこんなに利尿作用あるような物食べたかな?


キュッとお股に力を入れると止まった気がしたので、トイレットペーパーで拭くと、おしっこを拭く感触ではない気持ち悪さがあった。

ヌルっとした感じ。


血が出た?


拭いたあとのトイレットペーパーを見ると、オリモノのような透明の緩い緩いスライムのような鼻水のような物に、ほんの少しだけ血が混ざっていた。


なんじゃこりゃ…?

眠くて頭も働かなくて、尿ではない事を確認するため嗅いでみた。

無臭だな。


なんだろう…?


立ち上がって便器を見たら、透明の粘液とほんの少しの血液が混ざったような液体で満たされていた。


ホントに何だか分からない。

混乱していたので、一応また便器に座ってみる。



ジャジャジャジャーーー!!



……違うなコレ。

止まらない。

おかしいな、おしっこじゃない…。



もしかして……これ破水ってやつなのでは…?



ヤバい!!


一瞬にして頭が冴えて

逆子で先に破水が起こると、一気に羊水が体外に流れ出て、へその緒が先に出てしまい、赤ちゃんに酸素が届かなくなるため非常に危険

と聞いていたことを思い出しました。


どうしよう。

どうしよう。


ひとまずトイレットペーパーをぐるぐる巻きにしてパンツに挟み(生理用ナプキンがあったのに使わなかったのは焦っていたから)、トイレから出て、リビングにいる夫の元へ。


夫は

「どうしたの〜?眠れない〜?」

なんて言いながら、こちらに振り向き、呆然と立ちすくむ私を見て、ただ事じゃないと察知しました。


「あの…わたし…破水…したかも…」


と告げて、またトイレに。

トイレの外から

「大丈夫?どうしたらいいかな?病院に電話かな?救急車???」

と夫の焦る声。


「あっ、でも尿漏れかも。分からないんだけど。おしっこかな?おしっこだったら病院に電話するの恥ずかしいな。おしっこかも。分かんない。破水かな、ちょっと待って。」


と私もテンパる。


破水だと自分の意思で止められないと聞いたことがあったから、お腹に力を入れてみる。

うん、止まるなぁ。

でも座って放っておくとジャンジャン水が出てくる。

どっちだろう。


立ち上がってみる。

うん、止まる。

違うのかな?


破水だったら恐ろしい。

尿漏れだったら恥ずかしい。


トイレの外に出ると夫に

「どっちでもいいよ!ひとまず病院に電話して指示を仰ごう!タクシーは呼んだから!」

と言われる。



ちなみにですが、我が家は何故か陣痛タクシーが登録できない住所でした。

連絡できうる全てのタクシー会社に連絡しましたが、その全てがダメでしたショボーン

周辺の地域は大丈夫なのに、ピンポイントで我が家の区域だけ登録できないというのが不思議でなりません💧

⇒理由はどこも教えてくれない、っていうのも謎です。



タクシーは10-15分程度で来てくれるそう。


トイレで座ると股からジャンジャカ出てくる水と格闘しながら、ずぶ濡れのパンツを脱ぎ捨て、夜用ナプキン(特大)を新しいパンツに付けて履く。

これでは心許なく思い、その上からまた夜用ナプキン(特大)を付けて履く。


今思うと、ナプキンだけ重ねれば良かったのでは…笑い泣き



私の歩いた道に水が点々と落ちている。

あー、廊下拭かなきゃな。

布団は無事かなぁ。



頭が回らなくて、呆然となっていると産院に電話している夫が(いつの間にか電話していた)


「本人に代わってだって」


と。


そこで、破水か尿漏れか分からないという事を伝えましたが、完全に尿漏れという部分はスルーされ、ひとまず来てくださいとなりした。


わたしはこんな生きるか死ぬかの場面だというのに、尿漏れだったら本当に恥ずかしいと何故か思ってしまって、尿漏れと破水の違いを何度も聞いたりしてしまいました。

(何度も色んな聞き方で尋ねたけど、まずは来院してとその都度言われました)



多分、尿漏れだったら(もう心の中では確実に破水だろうと分かっていましたが)こんな深夜のタクシー往復料金や産院の診察料も無駄だし、医師や看護師に迷惑なヤツと思われて顔覚えられるのも嫌で…。


今思えば今思えば、っていうことばかりですが、赤ちゃんが無事かどうか知るためなんだから、お金も無駄じゃないし、病院だってこんなのよくあることなのにね。

その時の私は思考回路がおかしくなっていました。



私が通話している間に夫は猛ダッシュで病院へ持っていく物をまとめていました。



あー…入院セットは今日起きたら準備する予定でノートに書き出してたのにな…。

入院にならなきゃいいな…。



産院との電話で最後の方に


「胎動はありますか?」


と聞かれました。


あれ…自分のジョボジョボ出てくる破水らしき物に気を取られていて、すっかり忘れていた。

赤ちゃん動いていたかな…。

動いていない…。


あれ?

生きているのかな??


「あ……気にしていなくて…感じませんでした」


「分かりました。来院するまでの間、動いているか気にして確認してくださいね。胎動を感じないとか、普段より少ないようなら、タクシーの中からでも到着した時でもすぐに教えてください。」


自分に夢中で、赤ちゃんが元気かどうか考えていなかったなんて最低ですよね。


もう生きた心地がしませんでした。

その瞬間から、お腹をさすったり揺らしたりして、赤ちゃんが動くかずっと気にしましたが、私のお腹は動く気配がありません。

いつもポッコリ丸く浮き出た頭の部分をさするとモゾモゾしてくれるのに。

なんで。



なんですぐに気にしなかったんだろう



私が尿漏れかもとか言って、一瞬悩んだその一瞬のせいで、赤ちゃんに障害が残ったり、お腹で死んでしまっていたらと思ったら、涙が止まらなくなりました。


夫が腰にバスタオルを巻いてくれて、座る場所の下にもペットシーツとバスタオルを敷いて、わたしは着の身着のまま、タクシーに乗りました。



出産レポ② へつづく