鼓膜に穴が開いて、自然治癒しなくて、手術によって聴力回復の見込みがある場合、鼓膜形成手術をします。

簡単に言うと、耳の後ろから筋肉取って来て鼓膜にくっつけて鼓膜の変わりにする手術です。(私がやったのは)


時間は数時間で、日帰りもしくは1泊入院で終わります。

その後しばらく通院しますが、順調に回復すればもう耳鼻科にかかりつけな生活とはおさらばです。


麻酔は局所麻酔で、麻酔を染み込ませたガーゼを入れたりしてた気がします。

そんで耳の後ろの筋肉をぶっちんぶっちん切り取って、鼓膜の穴の周りをガリゴリ削って、傷にしたところに筋肉をくっつけて、何か医学的な糊で固定してしばらく放置です。

しばらくすると傷から筋肉にむけて血管が伸びて、筋肉が鼓膜の一部になるらしいです。

詳しくは専門的なサイトをご覧下さい→http://www.kobayashi-ent.com/chujien.html


手術中の痛みはあります。

麻酔なんて痛覚を鈍くするだけなので、どんな手術も全然痛くないなんてことはないです。

ですが絶えられない痛みではありません。

筋肉切ってるときは「ブッチン あだだっ ブッチン いてぇ ブッチン 痛いっつの」って位で、どちらかと言うと痛みよりも筋肉を切るときの衝撃と振動が気になるくらい。

鼓膜削ってるときもゴリゴリ音の方が気になって、痛みは我慢できる範囲です。


術後は数日お風呂を控えます。

水を使わないシャンプーで頭洗ってました。

1週間くらい耳の後ろの傷口にはガーゼを張りっぱでした。

(私が取らずにいたら、担当医さん(女性)が「あら~!偉いわね!普通みんな取らないでって言っても取っちゃうのよ~」と言っていたので、取る人多いみたいですが)


耳の後ろの傷跡はほとんどわからなくなるみたいです。

手術が成功して安定すれば、ちょっと聞こえが良くなって、

なにより耳垂れが出なくなります!ヽ(゚∀゚)ノ 耳鼻科通いなくなります!ヽ(゚∀゚)ノ<HAPPY!!


手術費は公務員の親の扶養で手術+1泊入院で1万ちょいくらいでした。

負担額がどんな計算になっていたかはわかりませんが、ご参考程度に。

鼓膜に穴が開いてる状態での学生生活、一番困るのはプールです。

小・中では夏には必須ですよね。


鼓膜に穴が開いてようと、耳垂れが出ようと、学校の先生はプール入れって言って来ます。

口で説明しても理解してくれません。夏はプール入らないと成績つけられません。先生は仕事するほうが大事です。

ドクターストップも効果なしです。病院の先生がダメって言ってて……は通じません。

夏の最初に、プールに参加できますか?みたいな紙が回ってきて、「○○な理由で入れません」と提出しましたが先生そんな紙見てなかったみたいです。


中学の頃にはのらりくらりと理由をつけては休んでました。

(3年間で入ったの1回だけかも)

(ちなみに夏の体育の成績は2か1でしたが、それはその後の人生に特に影響ありませんでした)

(高校では選択だったので、水泳履修しませんでした)


しかし小学生の頃は毎年入っていました。

おかげで夏になると毎日耳垂れが止まらない生活です。

治るまで時間もかかるので、1年のうち出ていないのは冬~春先だけ、みたいな生活もザラです。

耳鼻科でしょっちゅう吸い出してましたが、あの空気がゴウゴウ鳴ってる器具がジュルジュル耳垂れを吸ってるときの感覚がなんとも……。


朝になると枕や髪が耳垂れでくっついてたり、一度掃除しても昼には滴ってきたり、授業中に耳の中を液体が出て行く感触が……ティッシュ突っ込んで掃除したくなりますが、押していじるだけで我慢です。

正直、プールさえなければ夏もかなり快適に過ごせたはずです。


学校でプールの授業があるなら、やっぱり入らないのがベストです。

先生に懇切丁寧に説明して、水泳の授業に変わるレポートの提出なり、個人課題なりを提案すればいける……かな~。先生によるかな。いければそれに越したことはありません。


もし入らなければいけない場合は耳栓して入ることになります。

が、ぶっちゃけ耳栓ってあんまり効果ありません。


あれは日常生活のささいな水を防いでくれるだけで、プールにどっぷりとなれば染み入って中までびっしょりです。特にそこらで売ってる普通のスポンジ状のやつ、あれはダメです。染み込む上に音も聞こえなくなります。

プールの先生の説明なんて、私はほとんど覚えてません。聞こえてなくて。なので私は泳げません(余談。小学生の頃は片方だけ聞こえてないとバランスが悪いと言われて両耳つけさせられてたんです。今思えば、片方だけでも問題なかったと思いますが)


それでも入らなくちゃいけない! 耳栓必要! な方は、使うならカナル型がオススメです!

ゴム製で、クリスマスツリーみたいに小・中・大と3つの傘がついています。

こんなのとか→amazon

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これはかなり防水性がありますし、スポンジ製に比べて周りの音がよく聞こえます。

上手くいけば全く水が入ることなくプールを終えられます。

欠点は、外れやすいこと。

2回なくしましが、2回とも水泳中にいつの間にかです。


まあカナル型が外れようとスポンジ製で染み込もうと、水が入っちゃうのは一緒ですし、外れなければ安泰のカナル型がオススメです☆

そして一番は、やっぱプール入らないこと。笑。

鼓膜に穴が開いたので、聴力検査をしてきました。

骨導を調べるカチューシャ状の器具を額と後ろ頭に、音を出すヘッドホンを耳に当てた十字体制で、「ピッピッピッピ」と断続的に機械音が鳴っている間だけ手元のボタンを押す方式です。


それででた結果がこちら↓

鼓膜に穴が開いちゃった

○が穴の開いた右耳、

×が正常な左耳です。(この検査ではそうでした)


薬剤師のお姉さんに見方をきいたところ、


・ 縦軸がデシベル。音の大きさ

・ 横軸がヘルツ。音の高さ


普通は大体縦軸が0~20の間が標準らしいです。

この結果だと、低い音は特に聞こえが悪いみたいですが、普通の音域はそれほどでもないみたいです。


また、初めてやる場合は慣れなくて悪く出がちになるらしいです。


余談ですが、額と後ろ頭に当てた器具の挟み込む力が結構強くて、検査が終わったあとデコが赤くなってないか気になってずっとさすってました。前髪がないと恥ずかしいかも。

鼓膜に穴が開くと聞こえは悪くなるのか。


もちろん人によりますが、私は悪くなりました。

先日聴力検査してきたら、正常な左耳より穴の開いた右耳はひと回りほど聴力が低いみたいです。

(聴力検査の結果と見方はこちら→http://ameblo.jp/pocca/entry-10499886578.html


ただ穴が開いたからいきなり全く聞こえなくなるのかと言えばそうでもなく、普段の日常生活に大して影響はない程度です。

声が小さい人との会話や、ささやき声、遠くから言われたことは聞き取りにくいことがあります。

また男の人で声が低くて小さいと、単語が判別できないことがあります。


もちろん大きければ聞こえます! 当たり前ですが!ヾ(・∀・)ノ


また聞こえ方にも違いが出ます。

正常な左耳と比べると、穴のある右耳は少しこもったような、太い音になっています。

風船に口つけてしゃべってるような。

もしくは障子紙に耳を当てて聞いているような。


これは穴が開いた部分をカバーしようと、鼓膜が厚くなっているからです。

レントゲンで左右の鼓膜を撮ったことがありますが、正常な方はほとんど見えないのに、穴があるほうは「あ、ここにありますね~」とすぐに分かるほどはっきり一本線が映っていました。

ただでさえ薄さが重要な鼓膜がそんだけ厚ければ、聞こえ方も押して知るべしですよね(笑


手術で戻るかどうかは個人差だと思いますが、私は体感ではあんまり変わりませんでした。

(物心つく前から開いていたので、あんまり不便してなかったのもあって気にならなかったのです)

でも検査で調べたら、ちょっとは良くなってたって結果がでたかも。

鼓膜に穴が開くとき、痛いのか。


人や場合によると思いますが、私は2度開いたとき2度とも痛かったです。

どんな痛みかと言うと、また表現が難しいですが、


「高速でトンネルに入ったり、飛行機に乗ったり、急激な気圧の変化があったときに耳がきゅーっとなった時の一番痛いときの状態がずーっと続く」


って感じですかね!(・∀・)b☆

擬音語にすると、耳の奥が「ズッキズッキズッキズッキズッ(ry」「ジンジンジンジンジ(ry」

鼓膜の位置が実感できます……。


ちょー痛いですが、別にそれで気が狂うほどでもなく、めっちゃいてーまじいてーだけど日常生活は送れちゃう、でも痛くて集中できなーいまじいたーいってくらいの痛みです。


かなりはっきり痛いので、痛いと感じたらすぐに病院に行くのがオススメです。

治療開始が早ければ自然回復の可能性が上がりますので!


痛みは大体1日で治まります。治まるとほとんど痛みはありません。

耳垂れなどの症状がないと治ったかと思ってしまいますが、状態は最悪です。

油断して病院に行かないと後で治療や手術とかになって厄介です。

安心を買うためにも病院にはすぐに行きましょう!