もう二ヶ月も髪を切っていなかったので美容院に行った。
授業入ってないからいいやと思ったけどオープン時間に予約するんじゃなかったなあ。眠いなあ。
と思いつつ小雨なのに傘もささないで自転車をこぐ。
眠い眠いと二度寝した結果が着いたころには予約の時間10分遅刻だよ!
少し頭が濡れたけれどどうせ今からシャンプーするんだし、適当にはらって店に入ると、ドアベルがからんからんと鳴り女の人の「いらっしゃいませー」という声がする。
「今日はカットですか。」
「はい、カットお願いします。」
こういうときカットお願いしますって何かおかしい気がするんだけどいいのかな。
お願いしますだけのほうがいい気がしてくる。
そういえば土曜日に予約したときも、一番最近で予約できるのはいつですかって聞いたらちょっと意味が伝わってなかったみたいだしなあ。なんていうのかな。今から一番近い時間で空いてる時間ありますかみたいな言い方。
今日と明日と明後日で空いてる時間ありますかって言うのが一番自然?そんなまどろっこしい言い方じゃなくてまとめたような言い方欲しいけれど思いつかない。
そんなこと考えながらテーブルの上の飴をなめるかなめないか迷っている間に奥に通された。
「今日はどんな感じに切りますか。」
決めてなかった。やっぱ普通髪切りに行く前は何かしら本を読んだりイメージしておかないといけないのかなあ。
「えーと、大体このままので髪は伸ばしたいけれどボリューム減らす感じで、髪がはねるてボッサボサになるのを防ぐようなやつお願いします。」
「このままだと髪はねないようにするの難しいですね」
「ううーん、やっぱり髪伸ばさなくていいや。」
「ちょっとこの本の中だとどんな髪型がいいですか」
ちょっとパラパラめくる。
「このあたりがいいです。」
「髪の長さ全然足りませんね」
「じゃあこれはどうですか。」
「それももうすこし伸びないとできませんね」
「これは」
「それだと耳にかかるあたりの髪結構切らないといけませんね」
「ううん」
「この本で今できる髪型探しますか?」
「・・・そっちの方が早い気がしてきました。お願いします。」
「はい」
「あっ、あれがいいです。ボブ。」
「この本ボブ特集なんで載ってるの全部ボブですね。」
「そうなんですか」
ボブの基準がいまいちよくわからない。あとどうしてもあごひげのおっさんが思い浮かぶ。
「これなんかいいですね」
「じゃあこれで切ります。先にシャンプーしますね」
「はい」
シャンプーが終わるとヘアカットが始まる。朝早かったのと心地よい湿気のせいで眠い。
けど寝れない状態のとき店主さんが話しかけてきた。
「今は大学で何やってるんですか」
「研究室で英語訳したり数学の勉強したりですね。、研究室に配属されると数学は問題解くよりも証明やるほうが多くって、証明」
「『証明』って何ですか?」
「例えば、『この図が三角形であるということを証明せよ』っていう思わず、そんなもん見れば分かるだろ・・・っ思ってしまうことを条件を定義に無理やり当てはまるように変形させて理屈だけで説明すること、だと思います。」
「へー、難しそうだね。」
「難しいですねえ。ついていけません。今日も午後一時からゼミがあるんですよー」
ちょっと驚いたのが、自分では証明という言葉は常識だと思っていたが、そうではなかったという事実。
あれ、証明って高校でやったような。中学でもやったような気がしないでもない。
やはり理系の常識は常識ではないのかなあ。
「一時から?ああ、大丈夫ですね。
ちょっとおまけ。ヘアアイロンかけてみるね。」
「おお!ありがとうございます。
ヘアアイロンって、棒みたいなドライヤーですか?」
「ううん、それはカールドライヤーだね。カール作るドライヤー。」
「じゃあ挟むドライヤーのほうですか?」
「そうそう」
「なるほどードライヤーだけでそんなに種類あるんですねー」
「うちだけで7種類あるからね」
「そんなにあるんですか!?七個じゃなくて七種類!!?」
「カールドライヤーだけでもカールの大きさによって半径違うの使うからねー」
「へえー」
一般的な家庭の女の子だとドライヤーって何種類あるんだろう。
普通に実家から持ってきた普通のドライヤーしかないけどこれは女の子としてどうなんだ。
店主さんは奥からなんか、棒っぽい何か薄いものを挟んでおけそうな何かを持ってくる。
何かにコンセントをつないで少し経つと謎の湯気が上がってきた。
「じゃあ今からアイロンかけますねー」
「はーいお願いします」
あの湯気はわざと出してるのか、勝手に出てくるのか。店主さんは髪の一部を少し持ち上げて、アイロンで髪をはさむ。
少し熱い。
「今何か髪が"ジュッ"てなるのが伝わってきました。」
「コレ結構熱いからね、200度くらい?気をつけないと火傷する。」
「200度!?髪燃えたり溶けたりしないんですか?」
「はは、このくらいなら大丈夫だよ。髪は結構丈夫だから。」
「うわあああ、すごいなあ」
店主さんはアイロンを少しずつかける。普通はこんなに細かくやらないらしいが、髪の量が多すぎるらしい。
右側だけアイロンがかけ終わってみると、明らかにかけたほうだけ髪がすっとしてはねもなくなり、すっきりとした印象になっていた。
「こっちのほうがずっと可愛い!」
「ストレートパーマをかけると普通に髪洗ってドライヤーで乾かしてもこんなふうクセのない髪になるよ。」
「あっ、すごい。ストレートパーマってどのくらい持つんですか?」
「ドライヤーで乾かしただけでまっすぐになるし、最低でも半年くらいはもつよ。」
マジか、それはマジか店主さん。
「縮毛矯正とストレートパーマは違うんですか?」
「縮毛矯正の軽いやつみたいなのがストレートパーマですね。今のヘアアイロンをするときに専用のワックスをつけるとできますね。」
今の技術、すげえな。
その後髪のダメージレベルが5まであるうちダメージ0だと褒められたりして嬉しかった。
全然染めたりワックスつけたりしないからかなあ。まあただほっといてるだけなんだけどね!
「ストレートパーマかけて髪染めたらもっと可愛くなるのに」
「確かに、この髪の状態が続いて、髪ちょっとだけ染めたら今よりいい感じになりそうですね。
わあ、おお、割と可愛い。髪まっすぐだとかわいいですね。」
ちょっと前より可愛いって自分でも思うと、うきうきしてしまう。
ストレートパーマの代金をチラ見して代金を払う。わー、思ったより高い。
「雨降ってますね」
「この音雨だったんですか」
「ですね」
「シャンプー洗い流してる音だと思ってましたw」
「これは雨の音ですねw」
「しょうがないから傘ナシでも自転車で走って帰ります。」
「自転車で来たの!?いや、結構強いしアイロンかけただけだから濡れると髪元に戻っちゃうよ!」
「うわっ本当ださっき小雨だったのに雨くらいになってる!せっかく可愛くなったのにもどるのも困る。
ここらへんで一番近いコンビニってどこらへんですかね!?」
「ビニール傘でよかったら貸すから」
「ええっ!ありがとうございます!今度来たとき返します!」
「いいよビニール傘だし」
「ありがとうございます!」
「あと自転車のサドル濡れてるみたいだからコレで拭いていいよ。」
「何から何までありがとうございます!拭いてきます!」
一回外に出て髪が濡れないように手で傘を作って大急ぎでサドルを拭いてすばやく戻る。
「ここにタオルもってくるまでにまたサドル濡れてるみたいだけど。」
「大丈夫です!!」
「とにかく気をつけて帰ってねw」
ストレートパーマ、かけようかな。
授業入ってないからいいやと思ったけどオープン時間に予約するんじゃなかったなあ。眠いなあ。
と思いつつ小雨なのに傘もささないで自転車をこぐ。
眠い眠いと二度寝した結果が着いたころには予約の時間10分遅刻だよ!
少し頭が濡れたけれどどうせ今からシャンプーするんだし、適当にはらって店に入ると、ドアベルがからんからんと鳴り女の人の「いらっしゃいませー」という声がする。
「今日はカットですか。」
「はい、カットお願いします。」
こういうときカットお願いしますって何かおかしい気がするんだけどいいのかな。
お願いしますだけのほうがいい気がしてくる。
そういえば土曜日に予約したときも、一番最近で予約できるのはいつですかって聞いたらちょっと意味が伝わってなかったみたいだしなあ。なんていうのかな。今から一番近い時間で空いてる時間ありますかみたいな言い方。
今日と明日と明後日で空いてる時間ありますかって言うのが一番自然?そんなまどろっこしい言い方じゃなくてまとめたような言い方欲しいけれど思いつかない。
そんなこと考えながらテーブルの上の飴をなめるかなめないか迷っている間に奥に通された。
「今日はどんな感じに切りますか。」
決めてなかった。やっぱ普通髪切りに行く前は何かしら本を読んだりイメージしておかないといけないのかなあ。
「えーと、大体このままので髪は伸ばしたいけれどボリューム減らす感じで、髪がはねるてボッサボサになるのを防ぐようなやつお願いします。」
「このままだと髪はねないようにするの難しいですね」
「ううーん、やっぱり髪伸ばさなくていいや。」
「ちょっとこの本の中だとどんな髪型がいいですか」
ちょっとパラパラめくる。
「このあたりがいいです。」
「髪の長さ全然足りませんね」
「じゃあこれはどうですか。」
「それももうすこし伸びないとできませんね」
「これは」
「それだと耳にかかるあたりの髪結構切らないといけませんね」
「ううん」
「この本で今できる髪型探しますか?」
「・・・そっちの方が早い気がしてきました。お願いします。」
「はい」
「あっ、あれがいいです。ボブ。」
「この本ボブ特集なんで載ってるの全部ボブですね。」
「そうなんですか」
ボブの基準がいまいちよくわからない。あとどうしてもあごひげのおっさんが思い浮かぶ。
「これなんかいいですね」
「じゃあこれで切ります。先にシャンプーしますね」
「はい」
シャンプーが終わるとヘアカットが始まる。朝早かったのと心地よい湿気のせいで眠い。
けど寝れない状態のとき店主さんが話しかけてきた。
「今は大学で何やってるんですか」
「研究室で英語訳したり数学の勉強したりですね。、研究室に配属されると数学は問題解くよりも証明やるほうが多くって、証明」
「『証明』って何ですか?」
「例えば、『この図が三角形であるということを証明せよ』っていう思わず、そんなもん見れば分かるだろ・・・っ思ってしまうことを条件を定義に無理やり当てはまるように変形させて理屈だけで説明すること、だと思います。」
「へー、難しそうだね。」
「難しいですねえ。ついていけません。今日も午後一時からゼミがあるんですよー」
ちょっと驚いたのが、自分では証明という言葉は常識だと思っていたが、そうではなかったという事実。
あれ、証明って高校でやったような。中学でもやったような気がしないでもない。
やはり理系の常識は常識ではないのかなあ。
「一時から?ああ、大丈夫ですね。
ちょっとおまけ。ヘアアイロンかけてみるね。」
「おお!ありがとうございます。
ヘアアイロンって、棒みたいなドライヤーですか?」
「ううん、それはカールドライヤーだね。カール作るドライヤー。」
「じゃあ挟むドライヤーのほうですか?」
「そうそう」
「なるほどードライヤーだけでそんなに種類あるんですねー」
「うちだけで7種類あるからね」
「そんなにあるんですか!?七個じゃなくて七種類!!?」
「カールドライヤーだけでもカールの大きさによって半径違うの使うからねー」
「へえー」
一般的な家庭の女の子だとドライヤーって何種類あるんだろう。
普通に実家から持ってきた普通のドライヤーしかないけどこれは女の子としてどうなんだ。
店主さんは奥からなんか、棒っぽい何か薄いものを挟んでおけそうな何かを持ってくる。
何かにコンセントをつないで少し経つと謎の湯気が上がってきた。
「じゃあ今からアイロンかけますねー」
「はーいお願いします」
あの湯気はわざと出してるのか、勝手に出てくるのか。店主さんは髪の一部を少し持ち上げて、アイロンで髪をはさむ。
少し熱い。
「今何か髪が"ジュッ"てなるのが伝わってきました。」
「コレ結構熱いからね、200度くらい?気をつけないと火傷する。」
「200度!?髪燃えたり溶けたりしないんですか?」
「はは、このくらいなら大丈夫だよ。髪は結構丈夫だから。」
「うわあああ、すごいなあ」
店主さんはアイロンを少しずつかける。普通はこんなに細かくやらないらしいが、髪の量が多すぎるらしい。
右側だけアイロンがかけ終わってみると、明らかにかけたほうだけ髪がすっとしてはねもなくなり、すっきりとした印象になっていた。
「こっちのほうがずっと可愛い!」
「ストレートパーマをかけると普通に髪洗ってドライヤーで乾かしてもこんなふうクセのない髪になるよ。」
「あっ、すごい。ストレートパーマってどのくらい持つんですか?」
「ドライヤーで乾かしただけでまっすぐになるし、最低でも半年くらいはもつよ。」
マジか、それはマジか店主さん。
「縮毛矯正とストレートパーマは違うんですか?」
「縮毛矯正の軽いやつみたいなのがストレートパーマですね。今のヘアアイロンをするときに専用のワックスをつけるとできますね。」
今の技術、すげえな。
その後髪のダメージレベルが5まであるうちダメージ0だと褒められたりして嬉しかった。
全然染めたりワックスつけたりしないからかなあ。まあただほっといてるだけなんだけどね!
「ストレートパーマかけて髪染めたらもっと可愛くなるのに」
「確かに、この髪の状態が続いて、髪ちょっとだけ染めたら今よりいい感じになりそうですね。
わあ、おお、割と可愛い。髪まっすぐだとかわいいですね。」
ちょっと前より可愛いって自分でも思うと、うきうきしてしまう。
ストレートパーマの代金をチラ見して代金を払う。わー、思ったより高い。
「雨降ってますね」
「この音雨だったんですか」
「ですね」
「シャンプー洗い流してる音だと思ってましたw」
「これは雨の音ですねw」
「しょうがないから傘ナシでも自転車で走って帰ります。」
「自転車で来たの!?いや、結構強いしアイロンかけただけだから濡れると髪元に戻っちゃうよ!」
「うわっ本当ださっき小雨だったのに雨くらいになってる!せっかく可愛くなったのにもどるのも困る。
ここらへんで一番近いコンビニってどこらへんですかね!?」
「ビニール傘でよかったら貸すから」
「ええっ!ありがとうございます!今度来たとき返します!」
「いいよビニール傘だし」
「ありがとうございます!」
「あと自転車のサドル濡れてるみたいだからコレで拭いていいよ。」
「何から何までありがとうございます!拭いてきます!」
一回外に出て髪が濡れないように手で傘を作って大急ぎでサドルを拭いてすばやく戻る。
「ここにタオルもってくるまでにまたサドル濡れてるみたいだけど。」
「大丈夫です!!」
「とにかく気をつけて帰ってねw」
ストレートパーマ、かけようかな。